”適量なら飲んでもいい” というのは、ありがたい宣告
- 2023.08.31
- 家飲み/家食べ

この日は病院へ行く日。
病院と言っても近くの医院で、今風に言えばクリニック。
そのクリニックとは長い付き合いで、当初は高血圧のために通っていたもの。
高血圧の診察のついでに、年に二度ほど血液検査を受けていたけど、その血液検査で異常が見つかり、精密検査を受けることになったのは5年前のこと。
その結果大病が判明し、これはヤバイことになったなと思ったが、先生が以前勤めていた病院を紹介され転院。
先生はその病院で消化器科の部長を務めながら、兼任で大学の医学部で臨床の助教授もしていたというから、経験豊富な先生。
先生の紹介状を持って病院へ行けば、担当の医師から「〇〇先生の紹介ですね、よく存じ上げていますよ」とのことで、話がスムーズに。
で、全身麻酔を伴う二度の手術の結果、今があるのだが、喉元過ぎればなんとかで、以前と変わらず毎日飲んでいる。
そんな先生なので命の恩人とも言えるけど、真面目な先生で冗談を言うような雰囲気は無い。
だけど私はこのクリニックが気に入っている。
それはこのクリニックが清潔なため。
最近はどこのクリニックも綺麗にしているけど、ここはそれが徹底しているのだ。
以前ナースに「いつも綺麗にしてますね」と言えば、先生がキレイ好きで、徹底的に掃除してますからとのこと。
学究肌の先生なので無愛想に見えるかもだが、余計なことを言わず、清潔なクリニックで淡々と診察してくれるのもいいものかと。
そんな診察も終われば、さっそく一杯。
今日のメインは焼きビーフン。
ケンミンの焼きビーフンで作ったもの。
インスタントものだけど、これが美味しくて好きなのだ。
焼きビーフンに入れたスペイン産の豚肉がいい感じ。
極薄にスライスされた肉は柔らかい食感になり、薄くスライスすればブランドなど関係なくなる。
それにしてもここまで薄くスライスできるスライサーも、大したものだ。
ギョーザもある。
味の素の冷凍ギョーザで、家でギョーザといえばこればっかり。
ギョーザを家で作る人のブログを見ると、とても美味しそうで羨ましいけど、私の家ではギョーザが作れないので、冷凍ギョーザの一択なのだ。
それでもこのギョーザが好きで不満は無いが、家で作るギョーザはもっと美味しいのだろうな。
こんなセットで、さっそくカンパイ。
う~ん、ウマイ。
飲めることは幸せなことなのだ。
手術をするときは、術後お酒が飲めるだろうかと変なことを心配していた。
退院するとき担当の医師に、飲んでもいいですかと聞けば、いいですよとのこと。
ただし適量にとも。
それから毎晩 ”適量” を飲ませてもらっているが、適量というのは解釈に幅のあるありがたい言葉なのだ。
焼きビーフンも美味しくできている。
ギョーザもそうだけど、焼きビーフンもビールのアテにピッタリ合う。
それと豆(白花豆)の煮物が美味しい。
パックに入った出来合いのお豆さんだけど、大粒な豆がふっくらと柔らかく、そして甘く美味しいのだ。
そんなこんなで晩ご飯、というか一杯も終了。
美味しかった。
入院・手術も遠い昔のことのように思えるけど、当時は結構ビビっていた。
大げさに言えば人生も終わったかとも。
この先も何が起きるか分からないけど、飲んで気楽に行けばいいかと。
そんなことを思わさせてくれた、クリニックの診察だった。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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