花が綺麗ですね、と言ったつもりが
- 2023.09.03
- 家飲み/家食べ

歩いて帰る途中、ある家の前を通りかかった。
その家は玄関先を花で綺麗に飾っていて、いつも目を楽しませてくれる。
その花の手入れしているのは昔から知っている女性で、羽野晶紀に似たチャーミングな人。
彼女はかわいい人ではあるけど、ガッツのある女性でもある。
早くに旦那さんを亡くした彼女は、それから会社勤めを始め、女手一つで子供を育て上げた。
それに家も新築したというから、ガンバリ屋さんなのだ。
子供さんも優秀で、日本で一番有名な大学を卒業し、東京で暮らしている。
親としての務めも果たし、悠々と暮らしているかと思えば、今はお母さんの介護をしているとか。
そんな彼女の楽しみが花を育てることで、四季折々の花をきれいに咲かせているのだ。
その家の前を通りがかった時、たまたま彼女が花に水をやっていたので「いつも綺麗にしてますね」と声をかければ、「やだぁ~、スッピンではずかしい」と。
花が綺麗ですねと言ったつもりが、容姿のことを言われたと勘違いした様子。
かと言って話を折って「花のことです」と言うのもナンなので、「スッピンでも綺麗ですよ」と話があらぬ方向へ。
スッピンとは言え口紅ぐらいは塗っているだろうけど、実際スッピンでも可愛い彼女で、照れまくる彼女。
私より若いとはいえ、そこそこの歳の彼女だけど、そこはやはり女性。
キレイと言われて照れると同時に嬉しそうにするのは、女性の特性かと。
それより彼女と話し込んでいては、近所の人から奇異の目で見られかねない。
彼女は独り身で、しかも可愛い女性なので目立つ。
彼女ももっと話がしたそうだったし、私も話を続けたかったけど、早々に立ち去ることに。
彼女の玄関先で嬉しそうに話していれば、周りから何を言われるか分かったものではない。
ウワサ話が好きで、あること無いこと拡散するBBAもいますから。
気を付けないとね。
そんな嬉しい出会いがあった日、晩ご飯のアテはフライ物と冷しゃぶ。
どちらもビールによく合うアテで、さっそく一杯。
って、アテが合うとか合わないとかに関係なく、いつも先ずはビールだけどね。
初めのビールは、あいさつ代わりなのだ。
揚げ物はミートコロッケとマグロの串カツの2種盛り。
どちらも冷凍物を家で揚げたもの。
スーパーの惣菜コーナーにも同じようなものが並んでいるけど、家で揚げたものはやはり旨い。
フライ物は揚げたてが何倍も旨いですから。
冷しゃぶもいい感じ。
豚肉はいつもの極薄のバラ肉で、極薄なところが美味しさの秘訣かと。
モヤシがなかったので、モヤシの代わりにスライスしたタマネギと合わせてあるけど、タマネギとの相性もいい。
味はすり下ろしの玉ねぎドレッシングで、この味が奥殿にハマったようで、週一はリクエストがある。
ビールの後に冷酒というのがいつものパターンでも、このセットには日本酒が合いそうにない。
ということで今日はビールオンリー。
グビグビといけば美味しいけど、お腹が膨れるのが難点。
そのためある程度飲むと飲めなくなってしまうが、それで丁度いいのかも。
そんなこんなで、ごちそう様でした。
今日も美味しかったし、ちょっとした出会いが嬉しかった。
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