チキンステーキのキモは ”重し” だった

チキンステーキのキモは ”重し” だった

 

 近、鶏の料理が続いている。

それは買ってくる鶏もも肉が、2Kg入りと多いからだ。

 

これがその鶏もも肉で、ブラジル産の冷凍もの。

この鶏肉が美味しく、そして安いので気に入っている。

2Kg 入りで1,080円というから、国産のものに比べて約半値。

 

ただし量が多いのが難点。

冷凍ものなので、一度解凍したら早目に使わないと傷んでしまう。

 

家族が多ければ何の問題もないだろうが、二人家族では持て余し気味に。

そのため鶏料理が続くことになるのだ。

 


 

れもあってこの日の朝はチキンライス。

昨日の朝の親子丼に続いての鶏料理だけど、親子丼もチキンライスも奥殿の好きな料理なので、連日の鶏料理でも飽きられない。

 

そんな朝ごはんを食べ終わり、今晩は何にしようかと。

ギョーザやシュウマイなどの中華もいいし、豚しゃぶもいいかなと言えば、奥殿はチキンステーキがいいと言う。

 

NIKKEIのプラス・ワン(日経新聞の土曜版)にチキンステーキのことが載っていて、それで食べたいというのだ。

私もその記事を読んだが、チキンステーキの焼き方の決め手は ”重し” とのこと。

 

鶏の皮目は平らではないので、フライパンの面に均一に触れない。

そのため焦げるところと焦げないところがまだらにでき、皮目がパリッと仕上がらない。

そこで重しを乗せて皮目を平らにして焼けば、皮目がパリパリに焼けるというのだ。

 

ということで晩ご飯はチキンステーキに決定。

それはいいが、チキンステーキの担当は私なので自動的に私が作ることになるが、ここで頑張っておけばいいこともあるかと。

 


 

 肉は塩コショウをして30分ほど放置。

こうすると鶏肉に味が染みるし、常温になるからとのことだ。

 

その間にキャベツの千切りなどを作っていれば、30分はすぐに過ぎる。

そしていよいよ鶏肉を焼くことに。

火を着ける前に、フライパンに油を引かずに鶏肉を乗せ、その上にアルミホイルを乗せる。

この上に重しになる別のフライパンを乗せるためだ。

 

重しのフライパンを乗せたのがこれ。

フライパンの中には水を1.5Lほど入れたから、重しとしては2kg以上あると思う。

 

その状態で4分ほど焼き、ひっくり返せばいい感じで焼けている。

このまま肉の面を数分焼けば出来上がり。

 

盛り付けたのがこれ。

皮目が綺麗に焼けて、美味しそうではないか。

 

欲を言えばもう少し ”焦げ” が欲しかったが、これでも十分にいい感じ。

さっそく、いただきま~す。

 

と、その前にビールだ。

私の食事はビールから始まるので。

グイッといけばいつもの通りウマイ。

 

ビールからのチキンステーキ。

一口食べれば、これが旨い!

 

ナイフを入れれば弾けるように肉汁が溢れ、それにパリッと焼けた皮目が合わさり、実に旨いのだ。

何ナン、この旨さは。

 

味付けは塩と胡椒だけだけど、それ以上何も要らない。

鶏肉そのものが旨味の塊なので、その旨さをダイレクトに味わうには塩味が一番。

奥殿からは今まで食べたチキンステーキの中で、一番美味しいとのこと。

確かにその通りで、店でもこれほど旨いチキンステーキに出会ったことがない。

 

そしてこれが2kgで千円の鶏もも肉とは、とても思えない。

上等な味のチキンステーキなのだ。

 

ということで、チキンステーキのキモは ”重し” と言うことだったのだが、これでますますチキンステーキの担当から外れなくなってしまったか。

 

今夜も美味しくて、ごちそう様でした。

 

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