無調整豆乳を使って、出来立ての湯葉を味わう贅沢
- 2024.01.22
- 家飲み/家食べ
前にも書いたけど、ホットプレートの出番がない。
ホットプレートを買って10年以上は経つが、その間に使った回数といえばホンの数えるほど。
せっかく買ったのに、使わずに置いてあるだけなのは一番ムダなこと。
何か使い道はないかとネットで検索してみれば、ホットプレートで豆乳を温めれば湯葉が作れるとあった。
オッ、これいいじゃないということで、早速豆乳を買ってきて湯葉を作ってみることにした。
買ってきた豆乳がこれ。
豆乳には調整豆乳と無調整豆乳があって、湯葉が作れるのは無調整豆乳だけとのこと。
ここだけは間違えないように、無調整豆乳を買ってきた。
ここで間違えると湯葉ができないから。
値段は1 Lで190円ほどと、牛乳と似たような値段だった。
湯葉を作るなんて初めてで要領がつかめないが、ネットの情報によれば140°ぐらいの温度でゆっくり加熱すれば自然にできるという。
ただし出来るのに時間がかかるから、飲みながら味わうぐらいのペースがいいと。
なので他にアテを作り、湯葉は余興として楽しみながら味わうことにする。
アテにはフライものを用意した。
エビフライとマグロの串カツだ。
どちらも冷凍ものなので、揚げるだけでOK。
お皿に盛ればこんな感じに。
ビールのアテとしてはいいのでは。
そしてホットプレートに豆乳を流し入れ、準備完了。
どんな湯葉ができるのか楽しみだ。
湯葉ができるには時間がかかるので、フライもので先ずはビール。
グイッといけば旨い。
フライものはビールによく合うけど、大根とカニカマのサラダもとてもよく合う。
大根をピーラーでスライスし、カニカマと合わせて玉ねぎドレッシングで和えただけだけど、これがホントに美味しい。
ここに盛ってある一皿はアッという間に無くなり、お代わりをしたほどだ。
そうこうしていれば豆乳の表面に膜が張ってきて、湯葉が出来つつある
分かりにくい画像で恐縮だが、点線で囲まれた辺りに出来ているのだ。
最初のひと掬いは、敬意を表して?奥殿に。
出来立ての生湯葉を味わった奥殿は、美味しい!と。
甘くてとろけるような食感とのことで、こんな美味しい湯葉が家でできるなんて感激と、大げさに喜んでいる。
私も一枚いただく。
湯葉にカニカマを合わせ、麺つゆを垂らして味わえばこれが絶品。
豆乳の一番美味しいところが凝縮された感じで、高級な味。
なんなん、この旨さは。
砂糖の甘さとは全く違う上品で高貴な甘さで、頗る美味。
もっとたくさん食べたいが、少しずつしか固まらないのがもどかしい。
この料理は焦らずに、ゆったりと構えて優雅に味わうべきものかと。
で、お酒を出してぼちぼちと進めることに。
お酒は千葉の甲子。
右が甲子の ”生原酒” で、左は ”初しぼり”。
どちらも爽やかな酸味と甘味をまとっていて、まるで白ワイン。
お米を発酵させて作ったお酒とは、俄に信じられない飲み味。
洒落たワイングラスに注いで出せば、本物のワインと間違える人もいるのではと。
こんな日本酒と生湯葉の相性は抜群にいい。
と言うか、良過ぎ。
ゆったりとジャズを聴きながら、優雅に湯葉を味わうこの贅沢さ。
あまりの美味しさに、画像は全く録り忘れてしまった。
優雅に湯葉を味わったあと、せっかくホットプレートを出してあるからと、ここで餃子を焼いてみることにした。
焼くのはもちろん冷凍餃子。
今日はイオンの冷凍餃子だ。
ホットプレートをきれいに洗って、餃子を乗せて焼くだけ。
温度は200℃で焼いている。
蓋を取ってみればいい感じではないか。
これをツマミに、再びビール。
ビールの2回転で、酔っ払いの完成。
初めてやってみた湯葉。
美味しくできたことはできたけど、最後の方は少し焦げ加減になってしまった。
原因はホットプレートの面積が広すぎること。
面積が広いので豆乳が薄く広がってしまい、それで焦げ加減になってしまったのだ。
サッカー場でバスケットをやっているような感じで、やはりそれなりの大きさでないと合わない。
ということで翌日、今度は小さい鍋を使って再び湯葉を作ってみたが、その話は次回ということで。
いずれにしても生湯葉が美味しくて、ごちそう様でした。
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