包丁を研いで肉じゃがを作り、湯葉を味わう日曜日

包丁を研いで肉じゃがを作り、湯葉を味わう日曜日

 

、起き抜けにカーテンを開ければ雨降り。

せっかくの日曜日なのに、雨とは残念。

 

隣りの瀬戸市に気になる和食の店があり、ランチに行こうかと思っていたけど、雨で行く気が無くなった。

車だから雨降りでも別に問題はないが、気分が乗らないのだ。

 

ぽっかりと予定が空いてしまったので、今日はアテを作って家飲みにすることにした。

って、いつも飲んでいるけどな。

 

アテは湯葉にしようかと。

昨日、初めて作った湯葉だけど、大きなホットプレートを使ったために最後の方は焦げ加減だった。

その反省をもとに、今日は小さい鍋でやってみようかと。

 

その前に、先ずは朝ごはんだ。

ソーセージを焼き、味噌汁とご飯に合わせただけの簡単なセット。

朝ご飯といえばだいたいこんな感じが多いが、それでもこんな朝ごはんが美味しくて好きだ。

 


 

はんの後、包丁を研ぐことにした。

包丁を研ぐのは私の仕事で、最低でも月イチは研いでいる。

今日研ぐ必要もないけど、時間がある時にしか研げないからやってしまう。

 

包丁は研げば研いだだけ切れ味が鋭くなる。

切れ味の鋭い包丁は、切ることが快感。

切りにくい鶏もも肉でもスパッと切れ、それだけで嬉しさを感じるほどなのだ。

 

そんな研いだばかりの包丁を使って、肉じゃがを作ることにした。

奥殿が友達からじゃがいもをもらってきたので、それを使って肉じゃがを作って欲しいと。

 

自慢ではないが、肉じゃがは私が作った方が美味しい。

私が濃い目の味の肉じゃがが好きで、その味で作った肉じゃがが美味しいというのだ。

 

肉じゃがは意外に簡単で、材料を刻み大鍋で煮込むだけでできる。

刻んだ材料がこれ。

じゃがいもとニンジンは、電子レンジで加熱してしまう。

その方が時短になるから。

 

あとは肉を用意する。

使う豚肉はいつものスペイン産の豚バラ肉で、極薄にスライスされたもの。

本来はしゃぶしゃぶ用だけど、肉じゃがにも使う。

 

入れる肉の量は350gから400g程度。

決まりはないから好きなだけ入れているが、かなり多目だと思う。

 

味付けはすき焼きのたれに丸投げで、これ一発で美味しい肉じゃがになる。

入れる量は 300g 前後で、水は足さない。

食材から出る水分で、いい感じに仕上がる。

 

ただし味は濃い目なので、この辺りは好みで水を足してもいいかも。

いずれにしても味見しながら調節すればいいかと。

 

あとは鍋を火にかけ、15分ほど火を入れれば出来上がり。

一旦火からおろし、冷めた後に再加熱すれば美味しい肉じゃがになるはずだ。

 


 

んなことをしていれば午後も2時過ぎ。

休みの日は1日2食なので、そろそろ晩ご飯にしようかと。

 

初めにも書いた通り、晩ご飯のメインは湯葉。

今日使うのはこの豆乳。

有機豆乳と書いてあるけど、それを意識して買ったものではない。

たまたま手にしたのがこの豆乳だったのだけど、体にはいいようだ。

有機大豆って何だろう(めいらく)

 

昨日は面積の広いホットプレートを使ったため、最後の方は焦げ気味になってしまった。

今日は小さい鍋をIHヒーターに乗せてやってみる。

IHヒーターは細かい温度調整ができるので、湯葉には向いていると思うけど、果たしてどうだろうか。

 

湯葉はゆっくりとしかできないので、他のアテも用意して晩御飯のスタート。

鶏肉とキノコとほうれん草のオイスターソース炒めに、午前中に作った肉じゃがもある。

 

肉じゃがはこんな感じ。

見た目はそれほど濃い味には見えないけど、味がしっかり染みていて美味しい。

それと肉たっぷりの肉じゃがなのも嬉しいところだ。

 

ビールで乾杯。

う~ん、美味しい。

 

そんな感じで飲んでいれば、湯葉も出来てきた。

昨日のホットプレートで作ったより、今日のこの小さい鍋の方が効率がいい。

 

鍋からすくい上げた湯葉に、カニカマと三つ葉を合わせ、麺つゆを垂らして味わえばメッチャ旨。

何とも贅沢な美味しさだ。

 

たまらずお酒を合わせたけど、昨日と同じで画像は撮り忘れ。

美味しいものを目の前にすると画像のことを忘れてしまうのだけど、学習能力が無いとも言えるアホです。

 

昨日もそうだったけど、贅沢で美味しい時間がゆっくりと過ぎていく。

湯葉を味わう時は焦ってはいけない。

ゆっくりとしかできない湯葉に合わせて、食べる方もゆっくりと進めるのだ。

 

こんな時はジャズでも聞きながら食べ進めるのがいい。

ジャズピアノのソニー・クラークがよく合う。

 

今日は二日連続の湯葉だったけど、全く飽きない。

飽きないどころか、家でこんなに美味しい湯葉が味わえることが嬉しい。

 

奥殿からも、家で出来立ての湯葉が味わえるなんてと感激の体。

200円の豆乳で簡単に作れるのだから、安いものかと。

 

雨降りの日曜日だったけど、美味しくてごちそう様でした。

 

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