”最強寒波” の朝ご飯は、”最強の親子丼” で

”最強寒波” の朝ご飯は、”最強の親子丼” で

 

の冬一番の寒気が、日本列島に押し寄せているとか。

寒いことは寒いが、驚くほどの寒さでもない。

 

近頃の気象情報は大げさな表現が多く、”10年に一度” とか、”この冬最強の” とかのフレーズが多い。

今は情報が氾濫しているので、目立つ表現でないと注目されないのかもだが、それにしてもこの程度で最強寒波とはね。

 


 

れは気象情報に限った話ではなく、ネットの情報には大袈裟でセンセーショナルな表現が多用されている。

例えば YouTube や X(旧 Twitter)などで「閲覧注意」と謳って、注目を集める手法がある。

 

それは閲覧数を稼ぐための手段として使われることが多く、大抵の場合それを見ても、どこが閲覧注意なのか分からないものが多い。

その程度のことならまだいいが、中にはニセの情報(フェイク)を流してポイントを稼ぐのもあるから、タチが悪い。

 

正月に起きた能登半島の地震のときも、東日本大震災の時に起きた巨大津波の映像を、能登半島の津波だと言って流したのもある。

注目を集めたいために、そんなフェイクニュースを捏造して流すのだ。

 

ここまで来ると犯罪と言ってもいいレベルだが、世の中にはそこまでしてでもポイントを稼ぎたい連中がいるのだ。

 

そんなのと気象情報を同じにしてはいけないが、情報が氾濫している中、気象情報も目立ちたいという思惑があるのでは。

それで「今季最強の寒波」などという、極端な表現になっていると思うがどうだろうか。

 


 

んな「今季最強の寒波」が襲来した朝、私の家でも少し雪が積もった。

と言っても 1cm あるかないかで、地面に降った雪はすでに溶けている。

 

この程度の雪なら年に数回は降る。

これが20cmとか30cmとなれば「最強の寒波」とか「10年に一度の寒気団」と言うのも納得だが、この程度の雪で大騒ぎすることもないのではと思う。

 


 

れはともかく、この日の朝ご飯は親子丼。

寒いから親子丼にしたのではなく、奥殿のリクエストがあったからだ。

 

親子丼は私の担当なので、自動的に私が作ることになる。

それを面倒と思えば面倒だが、美味しい親子丼が食べられると思えば楽しみになる。

どうせ作るのだから、ここは楽しんで作ることに。

 

親子丼で用意するものはこんな感じ。

玉ねぎと鶏肉、それにエノキを用意した。

 

本当はシメジがいいのだけど、シメジがなかったのでエノキで代用。

って、大した違いはないけどね。

 

味付けはすき焼きのタレにお任せ。

そのままでは味が濃いので、すき焼きのタレ1に対し、水を1.4ぐらいの割合で薄めている。

 

すき焼きのタレ50ccに水を70cc足して、120ccのタレを用意した。

これは私好みの濃い目の味付けで、薄い味がお好みの方は水を少し増やせばよいかと。

 

使う卵は3つ。

2人分の親子丼なら、3つで十分足りる。

 

私の場合、鶏肉を炒めてから煮る。

軽く焦げ目をつけると、香ばしい味がして美味しいからだ。

 

鶏肉に焦げ目がついたら野菜を投入。

軽く火が通ったらタレを入れて煮込む感じ。

 

煮込むと言っても1~2分のことだけど、その後、割りほぐした卵を回し入れて仕上げていく。

卵は2度に分けて入れ、半熟状態で完成。

 

ご飯に乗せれば親子丼の出来上がり。

卵はもう少し半熟に仕上げたかったけど、まあこんなものかと。

味噌汁と白菜の漬物をセットして「いただきます」。

 

食べればこれが美味しい。

焼き目をつけた香ばしい肉厚な鶏肉に、半熟の卵が絡んでいい感じ。

それに甘じょっぱいタレが全体を包んで、とても美味しいのだ。

味の加減は人それぞれだけど、親子丼は濃い目の味の方が美味しいと思う。

 

「最強寒波」の朝は「最強の親子丼」で、ごちそう様でした。

美味しかった~。

 

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