冷たい夜に味わう、熱々おでんの優雅な美味しさ
- 2024.02.06
- 家飲み/家食べ

この日は朝から雨に降られ、冷たい一日。
東京では雨ではなく雪になったそうだが、寒くて冷たい日だったことには変わりない。
そんな雨の朝でもいつもと同じように起き、いつもと同じようにコーヒーにする。
コーヒーと言っても、飲んでいるのはネスカフェのインスタント。
これをネスカフェのバリスタで入れて飲んでいるが、インスタントコーヒーなのでそれほど上等なものではない。
この日は雨降りで無理だけど、時には青から赤に染まる綺麗な朝焼けを見ることもある。
こんな朝焼けを見ながら飲むコーヒーは、それがインスタントであっても気分のいい夜明けのコーヒーなのだ。
知り合いの中にはコーヒー豆を焙煎し、それを挽いて飲むという凝った友人もいるが、そこまでのこだわりは私にはない。
飲んでいるコーヒーにしても牛乳をたっぷり入れたカフェ オレで、それに砂糖も入れるという ”お子ちゃま” 仕様。
豆から挽いて淹れるコーヒーは美味しいだろうけど、私にはその技もないし味も分かっていない。
無粋な私には、インスタントのコーヒーで十分なのだ。
そんな冷たい雨の日の晩ご飯はおでん。
焼き魚の予定だったけど、寒くて体が冷えてしまったので、温まるおでんに急遽変更だ。
おでんは難しいものではなく、創味シャンタンと本だしで作ったお汁にネタを入れ、温めれば出来上がり。
具材をだし汁に浸せば、具材から出る旨味も加味されて美味しくなる。
たっぷりの具材を入れたおでんの鍋。
かなりの量があるけど、奥殿と二人で食べ尽くしてしまうのだ。
今日はスペシャルなものもある。
それは生ワカメ。
奥殿が友達にもらったもの。
聞けばその友達の旦那さんが、海で採ってきた!というからビックリ。
この冬の冷たい海に入って、ワカメを採ってくるなんてネ。
想像するだけでも凍えそうな話だけど、その旦那さんは山菜を採りに信州の山奥にも行くというから、根っからの自然児なのかも。
それにしても冷たい海へワカメを採りに行く、その行動力と根性がスゴイ。
ありがたく頂戴することにする。
おでんに火が入ったようで、早速ビールでカンパイ。
冷たい日でも、初めの一杯は冷えたビールなのだ。
そして熱々のおでんが美味しい。
練り物から出る旨味が混じり合い、優雅な美味しさを味わせてくれる。
たまらずお酒にチェンジ。
優しく優雅な味のおでんには、吟醸香あふれる日本酒との相性が抜群によく、美味しさが身に染みる。
寒い夜にこそ味わえる味で、おでんの温もりが心地いい。
ワカメも入れてみた。
入れた瞬間にパッと立ち昇る磯の香り。
画像では色が綺麗に写っていないけど、鍋に入れた瞬間に鮮やかな緑色に変身する。
すぐに引き上げて味わえば、潮の香りとともに春を感じる味。
絶妙な味で、その美味しさが口の中いっぱいに広がる。
冬の寒さを楽しめる逸品で、ワカメが贅沢な味をもたらしてくれた。
冬の冷たい海に入ってワカメを採ってきてくれた、”自然児” の旦那さんに感謝だ。
ということで鍋一杯のおでんを完食してしまい、満喫&満腹。
白いご飯は食べずに、おでんだけで終了だ。
早い春を感じさせてくれたワカメと、優雅な味のおでんが美味しくて、ごちそう様でした。
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