冷たい夜に味わう、熱々おでんの優雅な美味しさ

冷たい夜に味わう、熱々おでんの優雅な美味しさ

 

の日は朝から雨に降られ、冷たい一日。

東京では雨ではなく雪になったそうだが、寒くて冷たい日だったことには変わりない。

 

そんな雨の朝でもいつもと同じように起き、いつもと同じようにコーヒーにする。

コーヒーと言っても、飲んでいるのはネスカフェのインスタント。

これをネスカフェのバリスタで入れて飲んでいるが、インスタントコーヒーなのでそれほど上等なものではない。

 

この日は雨降りで無理だけど、時には青から赤に染まる綺麗な朝焼けを見ることもある。


イメージ(© Weather News)

こんな朝焼けを見ながら飲むコーヒーは、それがインスタントであっても気分のいい夜明けのコーヒーなのだ。

 

知り合いの中にはコーヒー豆を焙煎し、それを挽いて飲むという凝った友人もいるが、そこまでのこだわりは私にはない。

飲んでいるコーヒーにしても牛乳をたっぷり入れたカフェ オレで、それに砂糖も入れるという ”お子ちゃま” 仕様。

豆から挽いて淹れるコーヒーは美味しいだろうけど、私にはその技もないし味も分かっていない。

無粋な私には、インスタントのコーヒーで十分なのだ。

 


 

んな冷たい雨の日の晩ご飯はおでん。

焼き魚の予定だったけど、寒くて体が冷えてしまったので、温まるおでんに急遽変更だ。

 

おでんは難しいものではなく、創味シャンタンと本だしで作ったお汁にネタを入れ、温めれば出来上がり。

具材をだし汁に浸せば、具材から出る旨味も加味されて美味しくなる。

 

たっぷりの具材を入れたおでんの鍋。

かなりの量があるけど、奥殿と二人で食べ尽くしてしまうのだ。

 


 

日はスペシャルなものもある。

それは生ワカメ。

奥殿が友達にもらったもの。

聞けばその友達の旦那さんが、海で採ってきた!というからビックリ。

 

この冬の冷たい海に入って、ワカメを採ってくるなんてネ。

想像するだけでも凍えそうな話だけど、その旦那さんは山菜を採りに信州の山奥にも行くというから、根っからの自然児なのかも。

 

それにしても冷たい海へワカメを採りに行く、その行動力と根性がスゴイ。

ありがたく頂戴することにする。

 


 

でんに火が入ったようで、早速ビールでカンパイ。

冷たい日でも、初めの一杯は冷えたビールなのだ。

 

そして熱々のおでんが美味しい。

練り物から出る旨味が混じり合い、優雅な美味しさを味わせてくれる。

 

たまらずお酒にチェンジ。

優しく優雅な味のおでんには、吟醸香あふれる日本酒との相性が抜群によく、美味しさが身に染みる。

寒い夜にこそ味わえる味で、おでんの温もりが心地いい。

 


 

カメも入れてみた。

入れた瞬間にパッと立ち昇る磯の香り。

画像では色が綺麗に写っていないけど、鍋に入れた瞬間に鮮やかな緑色に変身する。

 

すぐに引き上げて味わえば、潮の香りとともに春を感じる味。

絶妙な味で、その美味しさが口の中いっぱいに広がる。

 

冬の寒さを楽しめる逸品で、ワカメが贅沢な味をもたらしてくれた。

冬の冷たい海に入ってワカメを採ってきてくれた、”自然児” の旦那さんに感謝だ。

 

ということで鍋一杯のおでんを完食してしまい、満喫&満腹。

白いご飯は食べずに、おでんだけで終了だ。

 

早い春を感じさせてくれたワカメと、優雅な味のおでんが美味しくて、ごちそう様でした。

 

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