思わず笑ってしまった日経新聞の記事と朝ごはん

思わず笑ってしまった日経新聞の記事と朝ごはん

 

朝の日経新聞の記事を読んでいて、思わず笑ってしまった。

その記事は一面のコラム記事「春秋」に書いてあったことで、テレビドラマの話だ。

 

そのテレビドラマは TBS 系(中部地方では CBC)でやっているドラマ、「不適切にもほどがある!」のことが書かれていた。


© NIKKEI

阿部サダヲが演じる昭和(1986年・S61年)の中学校教師が、令和の今(2024年)にタイムスリップし、時代感覚のずれから周りとの軋轢あつれきを引き起こすコメディードラマとのこと。

 

テレビをほとんど見ない私なので、そんなドラマをやっているなんて全く知らなかったけど、面白そうだったので TVer で見てみた。

TVer で見たと言ってもダイジェスト版を見ただけで、しかも早送りで見たのだけど、それでもおおよその話の筋は分かる。

 

昭和の時代では当たり前だったことが、今ではパワハラ、セクハラになるのが理解できない昭和のダメ男。

朝から晩まで働けとか、やれないことを出来るように努力するのが当たり前だとか。

 

勤務先の中学校で顧問を務めている野球部では、シゴキもあるし水も飲むなと。

そして次回は「カワイイと言っちゃダメですか?」と。

 


 

メディタッチのドラマではあるけど、隠されているテーマは、現代の世相に対するアンチテーゼ。

今はセクハラ・パワハラにならないように振る舞っているけど、過剰に自主規制しているだけで、ホンネを語れない風潮がある。

 

人間の感情というのは美しいものを見れば美しいと思うし、辛く悲しいことがあれば涙も出てくるもの。

美味しいものを食べれば美味しいと言うし、不味ければ不味いと思うのも同じこと。

それが普通の感情であって、女性に対しても綺麗な人を見ればやはり綺麗と思うのは人類共通の感情だ。

 

今は容姿に対する言葉は禁句。

それが女性に対して「綺麗ですね」という褒め言葉であってもセクハラになるというのは、やり過ぎではないかと。

 

久しぶりに会った女性が少しふっくらしたので、「太った?」と聞くことなどは論外。

そんなことを言った瞬間にセクハラで訴えられかねないのだから、世知辛い世の中だ。

 

でもそれは相手をバカにして言ってることではない。

差別の意識があるかないかが問題なのであって、表面上の言葉尻だけを捕まえてそれがセクハラだというのもどうかと思うけどね。

 


 

葉だけを自主規制しても、人が心の中で思うことは昭和も令和の今も変わらないと思うけど、いかがだろうか。

 

TVのアナウンサーやお天気のキャスターなどに登用される女性は、綺麗な人が多い。

その方が視聴率が上がるからで、やはり綺麗とか可愛い人の方がいいと、心の中ではみんな思ってるのだ。

 

さっきも書いたけど、言葉よりもその言葉の裏にある相手をバカにしたり、見下したりする心がダメで一番イヤなところ。

相手を馬鹿にしていう言葉なら、どんな褒め言葉でもそれはウソ。

 

私も昭和の男だけど、昭和の時代はそういうひねくれたウソは無かった気がする。

綺麗な人には素直に「綺麗だね」と言っていたし、太った人には「太ったね」と単純に言っていたのだ。

 


 

んな日経新聞を読みながらの朝ごはんは、ご飯と味噌汁にソーセージだった。

私の家の朝ごはんといえば、だいたいこんな感じが多い。

一汁一菜にプラスアルファした程度の朝ご飯だけど、私にはこれで十分だし、それに美味しい。

 

ソーセージに添えられているのは、キャベツのコールスロー。

キャベツを千切りにしたのだけど、そのキャベツが妙に硬くて、千切りにしてもバリカタ。

 

そのままでは美味しくないので、玉ねぎドレッシングやマヨネーズを合わせてコールスローにしたものだ。

こうすればバリカタのキャベツの千切りもしなやかになって、美味しく味わえるから。

 

そんなキャベツのコールスローを添えた朝ごはんが美味しくて、ごちそう様でした。

ところで私も「カワイイと言っちゃダメですか?」と聞きたいけど、セクハラで訴えられるかな。

 

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