キクラゲを入れた野菜炒めは、歌舞伎役者の隈取?
- 2024.02.09
- 家飲み/家食べ
この日はキクラゲを使った野菜炒めを作ってみた。
キクラゲを使うのは久しぶり。
家で使っているキクラゲは乾物なので、年単位で保存ができる。
長期間保存が可能ということに甘えて、棚の奥にしまい込まれたままになっていたのだ。
使い出すとあれこれと使うのだけど、使わなくなるとパタッと止まってしまうのも、放っといても傷まないからという気楽さ故。
今日は思い出したように引っ張り出してきて、野菜炒めに加えてみるのだ。
乾物のキクラゲは、お湯で戻すか水で戻す必要がある。
お湯で戻すのであれば熱湯に5~6分ほど浸せば戻るが、水で戻すとなると半日かかる。
どちらの方法で戻しても味は大差ないと思うけど、気のせいか水で戻した方が美味しく感じる。
ということで、今日は朝から水で戻していたのだ。
水で戻すとクラゲのようになり、さすが ”キクラゲ” と言うだけのことはある。
そんなキクラゲをたっぷり使った野菜炒めがこれ。
キクラゲはほとんど味がなくまた香りもないので、いろんな料理に入れても強く主張しない。
味の主張はなくてもその独特の食感と、黒色という食べ物としては異例の色で、存在感は抜群にある。
お皿に盛れば、黒い色がアクセントになって輪郭が引き締まる。
歌舞伎役者の ”隈取” のような効果があるのだ。
隈取とは歌舞伎役者の化粧法で、役者の表情を目立たせるのもの。
それと同じ効果がキクラゲにあると思うけど、いかがだろうか。
そんなキクラゲを使った野菜炒めをメインにしたセット。
早速このセットでビールにしたけど、今日はこの他に餃子も焼く。
一緒に出してしまうと餃子が冷めてしまうので、それを嫌って別々に出すことにしたのだ。
作る方としては面倒だが、ここは店ではないので面倒でも作るしかない。
熱々の美味しいものを食べようとすれば、それなりの努力はしないとね。
野菜炒めにビールは相性が良く、旨い。
自画自賛で恐縮だけど、このキクラゲを入れた野菜炒めはとても美味しい。
基本は塩味だけど、本だしやごま油を加えたことで、味にコクと深みがあるのだ。
キクラゲは味がなくても、ビタミンD とかカルシウムなどが豊富に含まれているとか。
どちらも骨の形成に良いもので、骨粗しょう症の予防にもいいし、鉄分も多いらしいので女性にはおすすめなのでは。
⇒ キクラゲの効能(ふるなび)
最近定番になっている、大根とカニカマのドレッシング和えも出してある。
玉ねぎドレッシングの酸味が爽やかさを与えてくれて、箸休めとしてとていい感じなのだ。
私も好きだが奥殿はもっと好きで、この日もおかわりをして食べていたほどだ。
こんな感じで野菜炒めの1次リーグが済めば、次は餃子を焼いての2次リーグに。
焼く餃子はこれ。
いつもの味の素の冷凍餃子とは違うもので、キムチ鍋に入れて食べるつもりで買ってきたもの。
それを焼いて食べることにしたのだ。
味の素の冷凍餃子は水も油もいらず、焼くだけで簡単に羽根つきの餃子ができるけど、この餃子は自分で油も引かないといけないし、水も入れないといけない。
やったことがないからハードルが高いけど、作り方を参考にして焼いてみた。
結果はこんな感じで、初めてにしては上手く焼けたのでは。
羽根つき餃子ではないので羽根の焦げた感じがないけど、これで綺麗に焼けている。
食べれば味の素の餃子とは違った雰囲気で、「肉肉餃子」と書いてある通り肉餃子の雰囲気。
それに皮が薄くて、これはこれで美味しい。
この餃子でビールを2回転させて、この日の晩ご飯は終了。
今日はキクラゲを入れた野菜炒めと、肉肉餃子でごちそう様でした。
久しぶりのキクラゲが美味しかった~。
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