キクラゲを入れた野菜炒めは、歌舞伎役者の隈取?

キクラゲを入れた野菜炒めは、歌舞伎役者の隈取?

 

の日はキクラゲを使った野菜炒めを作ってみた。

キクラゲを使うのは久しぶり。

 

家で使っているキクラゲは乾物なので、年単位で保存ができる。

長期間保存が可能ということに甘えて、棚の奥にしまい込まれたままになっていたのだ。

 

使い出すとあれこれと使うのだけど、使わなくなるとパタッと止まってしまうのも、放っといても傷まないからという気楽さ故。

今日は思い出したように引っ張り出してきて、野菜炒めに加えてみるのだ。

 


 

物のキクラゲは、お湯で戻すか水で戻す必要がある。

お湯で戻すのであれば熱湯に5~6分ほど浸せば戻るが、水で戻すとなると半日かかる。

 

どちらの方法で戻しても味は大差ないと思うけど、気のせいか水で戻した方が美味しく感じる。

ということで、今日は朝から水で戻していたのだ。


※ 画像は過去のもの

水で戻すとクラゲのようになり、さすが ”キクラゲ” と言うだけのことはある。

 

そんなキクラゲをたっぷり使った野菜炒めがこれ。

キクラゲはほとんど味がなくまた香りもないので、いろんな料理に入れても強く主張しない。

味の主張はなくてもその独特の食感と、黒色という食べ物としては異例の色で、存在感は抜群にある。

 

お皿に盛れば、黒い色がアクセントになって輪郭が引き締まる。

歌舞伎役者の ”隈取くまどり” のような効果があるのだ。

 

隈取とは歌舞伎役者の化粧法で、役者の表情を目立たせるのもの。


© 和楽

それと同じ効果がキクラゲにあると思うけど、いかがだろうか。

 

そんなキクラゲを使った野菜炒めをメインにしたセット。

早速このセットでビールにしたけど、今日はこの他に餃子も焼く。

一緒に出してしまうと餃子が冷めてしまうので、それを嫌って別々に出すことにしたのだ。

 

作る方としては面倒だが、ここは店ではないので面倒でも作るしかない。

熱々の美味しいものを食べようとすれば、それなりの努力はしないとね。

 

野菜炒めにビールは相性が良く、旨い。

自画自賛で恐縮だけど、このキクラゲを入れた野菜炒めはとても美味しい。

基本は塩味だけど、本だしやごま油を加えたことで、味にコクと深みがあるのだ。

 

キクラゲは味がなくても、ビタミンD とかカルシウムなどが豊富に含まれているとか。

どちらも骨の形成に良いもので、骨粗しょう症の予防にもいいし、鉄分も多いらしいので女性にはおすすめなのでは。

キクラゲの効能(ふるなび)

 

最近定番になっている、大根とカニカマのドレッシング和えも出してある。

玉ねぎドレッシングの酸味が爽やかさを与えてくれて、箸休めとしてとていい感じなのだ。

私も好きだが奥殿はもっと好きで、この日もおかわりをして食べていたほどだ。

 


 

んな感じで野菜炒めの1次リーグが済めば、次は餃子を焼いての2次リーグに。

焼く餃子はこれ。

いつもの味の素の冷凍餃子とは違うもので、キムチ鍋に入れて食べるつもりで買ってきたもの。

それを焼いて食べることにしたのだ。

 

味の素の冷凍餃子は水も油もいらず、焼くだけで簡単に羽根つきの餃子ができるけど、この餃子は自分で油も引かないといけないし、水も入れないといけない。

やったことがないからハードルが高いけど、作り方を参考にして焼いてみた。

 

結果はこんな感じで、初めてにしては上手く焼けたのでは。

羽根つき餃子ではないので羽根の焦げた感じがないけど、これで綺麗に焼けている。

 

食べれば味の素の餃子とは違った雰囲気で、「肉肉餃子」と書いてある通り肉餃子の雰囲気。

それに皮が薄くて、これはこれで美味しい。

この餃子でビールを2回転させて、この日の晩ご飯は終了。

 

今日はキクラゲを入れた野菜炒めと、肉肉餃子でごちそう様でした。

久しぶりのキクラゲが美味しかった~。

 

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