揚げたてサクサク!天ぷらには大根おろしが合う
- 2024.02.15
- 家飲み/家食べ

今日はどういう訳か、やる気が全然出ない一日だった。
生きていればそういうこともあるし、逆に朝から絶好調という日もある。
人はいつも同じテンションではなく、好不調の波はあるもの。
こんな時は美味しいものをアテに、一杯飲むに限る。
出来れば美女と飲みたいところだけど、急にはムリ。
ここは大人しく家で飲むことにした。
って、毎日家で飲んでいるけどな。
家に帰れば、奥殿が天ぷらがいいとのこと。
それはいいが、天ぷらは私の担当。
要するに私が作ることになるが、天ぷらで一杯もいいなということで、張り切って天ぷらを揚げることに。
さっきまでのやる気のなさとは打って変わって、飲むこととなれば張り切る私もオカシイが、頑張って作ることにした。
天ぷらという予定外のメニューなので、これというネタがない。
冷蔵庫にあるでもので作るしかなく、鶏肉を使ったとり天をメインに、オクラとカニカマ、それに玉ねぎのかき揚げで作ってみた。
他には残り物のおでんと、作り置きの大根とカニカマのサラダを添えてセット完了。
冷蔵庫にあるもので適当に揚げた天ぷらだけど、セットしてみればそこそこいい感じになったのでは。
天ぷらは2つのお皿に盛ってあるけど、ネタが少ないので、どちらも似たようなものが盛ってある。
手前のお皿にはカニカマとオクラ、それに玉ねぎのかき揚げが盛ってある。
奥のお皿には、それに加えてとり天が盛ってあるだけで、基本的には似たような盛りだ。
これぐらいの量なら1つのお皿に盛れないことはないが、ぎゅうぎゅうに詰めて盛るのが好きではないし格好のいいものでもないので、2つのお皿に分けて盛ってあるのだ。
洗い物が増えるのを嫌って、お皿の数を少なくすると聞くことがある。
究極的にはワンプレートに全て盛るという盛り方になるけど、それだとせっかくの料理の見栄えが悪い。
ワンプレートの方が合理的だと言われるけど、食事というのは食欲を満たすだけのものではなく、楽しむものだと思う。
そこには見た目の美しさも必要で、合理性ばかりを追求するのではなく、無駄も必要なのではと。
プロの料理人が大きめのお皿に空間を空けて盛るのは、無駄な空間を空けることで、余裕というか ”間” を美しく見せるため。
これは和食でも同じこと。
食堂で食べる昼ご飯なら、そんな美しさよりガッツリと盛ってあればいいけど、夜の一杯を楽しむ料理なら、やはり見た目の美しさも大事なのではと。
それに洗い物が増えると言っても、そんなに大したこととは思えないけど、どうなんでしょうかね。
それはそうと天ぷらで一杯だ。
グイッといけば、これが旨い。
天ぷらを揚げるという一仕事をした後のビールは、余計に旨いのだ。
天ぷらもサクッと揚がっていて美味しい。
大したネタを使っているのではないけど、それぞれのネタの持つ味がいろいろ楽しめて美味しいのだ。
その天ぷらの味を引き出す天つゆも大事。
そしてそこに加える大根おろしがいいアクセントになり、天ぷらをより美味しくしてくれる。
大根おろしがあると、天ぷらのグレードが数段上がる。
天ぷらには必須のアイテムなのだ。
天ぷらも美味しいけど、脇を固めるお菜も美味しい。
残り物のおでんではあるけど、一晩寝かしたため味がしゅんで美味しいのだ。
作り置きの大根サラダも箸休めにいい感じで、外せない。
ピーラーで薄くスライスした大根にカニカマを合わせ、玉ねぎドレッシングで和えたものだけど、これがさっぱりとして美味しいのだ。
ビールが終われば冷酒に切り替え、飲みも終了。
結構いい感じにお腹も膨れているけど、やはりご飯も少しは食べたい。
ほんの少し食べたいということで、大根おろしをご飯にかけた ”おろしご飯” にしてもらったけど、これがすごく美味しくてビックリ。
サラサラと食べる感覚は、お茶漬けの感覚に似ている。
辛味の効いた大根おろしが白いご飯によく合い、天ぷらの油を洗い流してくれた気がしてサッパリとした。
飲んだ後の締めのご飯には、おろしご飯がとてもいい按配だ。
今日はやる気のない一日だったけど、天ぷらで一杯飲めば気分もスッキリ。
美味しくて、ごちそう様でした。
ブログ村のバナーを押してくれると励みになります
にほんブログ村
-
前の記事
巻は失敗したけど、味は良かった昭和のオムライス 2024.02.14
-
次の記事
朝は親子丼に夜は鶏のネギ炒めで、鶏肉三昧の一日 2024.02.16