朝から味わうフワトロの親子丼で、幸せのひと時

朝から味わうフワトロの親子丼で、幸せのひと時

 

の移ろいは早いもので、ついこの間、正月を迎えたと思えばもう弥生三月。

何かに挑戦しているとか新しいことにトライしているのでもないので、進歩もなければ進化もない。

むしろ退化しているのかもしれない。

 

そんな日常の中でも、朝起きてこんな綺麗な青空が広がっていると清々しい気分になるもの。

そして思うことは腹が減った、と。

 

全くロマンチックな話ではないが、日々美味しいご飯が食べられることは嬉しいこと。

ということで、この日の朝ご飯は親子丼にしてみた。

 

私の家ではご飯を作る人が決まっておらず、特に自分が食べたいものがあるときは自分で作ることになる。

今朝は親子丼が食べたかったからそうしたまでのことで、さっそく料理開始だ。

 


 

子丼は卵と鶏肉があればできる。

それにタマネギなどがあれば、立派な親子丼になる。

 

この日の具材はこんな感じで用意した。

卵に鶏肉、それにタマネギとシメジで、これだけあれば上等だ。

 

というか、あまりいろんなものを入れない方が美味しいと思う。

卵と鶏肉を味わうのが親子丼の醍醐味なのであって、それ以外のものが多いと味がバラける気がするから。

 

味付けは、すき焼きのたれに丸投げ。

これ一発で味がピッタリと決まるから、いつもこれで作っている。

 

すき焼きのたれそのままでは濃いので、水で薄めている。

すき焼きのタレ 60g(二人分)に対し、水を70 cc~80cc入れればバッチリ。

他に味の素やほんだしも入れているけど、無くてもいいかと。

 

鶏肉焼きます。

油は引かずに焼いている。

油を引いて作ると、クドい感じになるから。

 

鶏肉に軽く焦げ目が付いたら、タマネギなどを投入。

油は引かなくても、鶏肉から出る油でちょうどいい感じになる。

 

野菜に火が通ればタレを入れ、少し煮込む感じ。

煮込むと言っても1~2分のことで、水分が軽く飛べばいい。

 

そしてザックリと割りほぐした卵を回し入れる。

卵は2度に分けて入れ、半熟の状態で仕上げる。

上の画像は2度目の投入後で、完全に火を通さずにこれで出来上がり。

 

あったかいご飯の上に乗せれば、ふわトロの親子丼の完成だ。

う~ん、美味しそう。

 

味噌汁を添えて、いただきま~す。

食べればこれがメッチャ美味しい。

 

フワッと半熟に仕上げた卵にプリップリの鶏肉が絡み、それを濃い目のタレの味が包んで、悶絶級の味。

自画自賛で恐縮だけど、ホントに美味しいのだ。

 


 

、京都で親子丼を食べたことがある。

 

その店は「鳥岩楼とりいわろう」という店で、西陣にある老舗の鶏料理屋。

その料理屋で、昼だけ親子丼が出されるのだ。

もう細かいことは覚えていないけど、そこの親子丼より私が作る親子丼の方が美味しいとさえ思う。

 

画像はないかとググってみれば、いっぱいあったので1枚お借りして貼ってみた。


© Kyoto グルメ

そうそう、こんな感じの親子丼だった。

 

いま思うと、親子丼の上に生卵が乗せられているという作り。

だけどこれは親子丼としては禁じ手。

 

親子丼はふわトロの半熟卵が絡んでいるのが美味しいのであって、作る方もそこが腕の見せ所。

生卵を上に乗せては、卵かけご飯のようなドロッとした親子丼になってしまう。

 

意地悪な見方をすれば、生卵を乗せるとごまかしが効く。

半熟ふわトロに仕上げなくても、生卵を上に乗せれば ”らしく” なるし、それに贅沢にも見える。


© Mのランチ

って、ヒドイことを書いているけど、鳥岩楼のファンの方がいたらごめんなさい。

 


 

れはともかく、朝から私が作った親子丼に付き合わされた奥殿も、店で食べるより美味しいとのことでご同慶の至り。

今日は朝から味わうふわトロの親子丼で、幸せな気分に。

美味しいものには、人を幸せにする力があるのだ。

 

美味しくて、ごちそう様でした。

 

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