予定表が埋まらなくても、それはそれでいいのでは
- 2024.06.10
- 家飲み/家食べ

日経新聞に面白い記事が載っていた。
それは土曜版に連載されている、「なやみのとびら」というコーナーの記事。
読者からの悩み事を、芸人の ”山田ルイ53世” が答えるというものだ。
芸人が答えると言うとどこかオチャラケの感じがするかもだが、彼は至って真面目な人で、若い頃から苦労もしているようだ。
彼は中学生の頃から6年間も引きこもりになり、不登校に。
その後大検(大学入学資格検定、現在は廃止)で大学の受験資格を得て国立の愛媛大学に合格したけど、大学も中退し芸人になったとか。
そんな彼が読者の悩みに真面目に向き合い、自分の人生経験も交えて答えているのだ。
今回の相談は高齢になってすることがなくなることへの不安に、どう対処すればいいかという相談。
それに対するルイ53世さんの答えは、”人生は本来ヒマ” なことを自覚することとあった。
歳を重ねてくると体力も気力もだんだんと衰え、若い時ほど活動的ではなくなる。
それに病気を抱えることもあるだろうし、また交際の範囲も狭くなってくるのが普通。
そういう自覚がないままに手帳の予定表が埋まらないのが恐ろしいとか、することがないのが怖いという。
私の友人も会社を退職したらすることがなくて困ると言って、放送大学に入ろうかとかで、とにかくスケジュールを埋めたいと。
それが無理なら趣味を持ってそれに没頭したいとも言うけど、急に趣味を持つというのも無理っぽい。
そもそもヒマだから趣味を持つというのも変な話で、自分が好きなことに打ち込むのが趣味だと思うけどネ。
それにヒマな時間つぶしで始める趣味なんて、長く続くとは思えない。
そんな高級なことを求めなくても、例えば家の掃除をするとか、3食のうち1食でも自分で作るとかすれば、今日のご飯は何にしようと考えるし、それなりに忙しくなる。
やりっ放しではなくちゃんとやれば、奥さんにも喜ばれると思うけど。
いずれにしてもルイ53世さんの言うように、人生は暇なものと割り切れば気楽なもの。
あれこれ気ままにやっていれば、そのうち時間の過ごし方も分かってくるのでは。
毎日毎日、あれやってこれやってと予定表を埋める必要はないのだ。
時間があるということはそう悪いことではないと思うけど、いかがだろうか。
ヒマな私が休日のアテに作ったものは、揚げ物。
ミートコロッケと白身魚フライで、どちらも冷凍ものを揚げただけ。
冷凍ものでもこれが結構美味しい。
それに揚げたてを味わうから、尚さら美味しいのだ。
それともうひと品が作ってみた。
それは肉と野菜のオイスターソース炒め。
オイスターソースに加えて、すりおろした生姜もたっぷり入れてみた。
って、画像では全く分からないけど。
お皿に盛った画像がこれだけど、これを見ても味は伝わらない。
でもこれが甘じょっぱいオイスターソースの味に加え、生姜の辛味がアクセントになり、とっても美味しかったのだ。
こんなセットで早速ビール。
休みの日は4時から飲めるので、嬉しい。
ビールをグイッといけば、しみる旨さ。
据え膳の奥殿もビールが美味しいとのことで、ご同慶の至り。
ビールが美味しいだけではなく、抜けの良いスピーカーで聴く音楽もいい。
Amazon Music から流すソニー・クラークのジャズピアノが実にいい雰囲気にしてくれるのだ。
⇒ Sonny Clark(YouTube)
結構大きな音で鳴らしていたけど、いい音に包まれてライブハウスにいるような気になる。
ビールと Jazz でいい感じに酔うことができ、出かけなくても気分のいい時間は持てるものかと。
今日も美味しくてごちそう様でした。
美味しかった~。
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