岩山の上にあった「苗木城址」【中津川市】
馬籠宿で過ごす時間が思ったよりも短かったので、時間が余ってしまった。
歩けば結構な時間がかかるところを車で往復したのだから、早いのは当たり前か。
店もまだやっていないからと、中津川まで戻ってモーニングコーヒーに。
で、走り始めて思い出した、、、
中津川には城マニアの春風亭昇太さんが登った城跡があるはず。
でも名前も場所も不明、、、で、こんな時こそスマホの出番。
「中津川 城跡」で Google 検索すれば、一発で「苗木城址」がヒット。
ナビもGoogle Mapsに任せて、難無く「苗木城址」に到着。
便利な世の中。
麓に車をおいてテクテク。
程なく天守跡が見えてくる。
ここは大手門?の跡。
大きな自然石を利用した立派な石垣が残ってる。
城マニアの昇太さんがいれば詳しい解説が聞けるだろうけどね。
そう言えば昇太さんとは以前エレベーターの中でバッタリ出会ったことがある。
その時「昇太さん」って声を掛けたら、『私のことを知っててくれるなんて感激~!』って嬉しそうに話してた。
一緒に写真を撮っておけばよかった。
この石垣は解説板によると「大矢倉」とある。
この石垣に上に三階建ての櫓があったらしいけど、意味はよく分からない。
手すりのない石段を登ったけど、かなりの傾斜(60度くらい)で、しかも砂が乗ってるから滑り落ちそうで怖かった。
本丸の全景。
桜は咲き始めで、一週間もすれば桜が綺麗そう。
本丸は巨大な岩の上に立ってる。
ここを巻いて登っていく。
不粋な手すりなど無いのがいい。
ただし絶壁なので落ちればやばい事になりそうだから、なるべく端の方には寄らない方がいい。
途中から見えてくる城山大橋。
川は木曽川で、天然の堀になってるのがよく分かる。
昔はこんな橋は無かったから、この方面から攻め込むのは難しそう。
二列に並んだ礎石は武器庫跡。
本格的な戦闘用の城だったようだ。
天守跡が見えてきた。
天然石の上に柱が組んで再現されてるけど、これが基礎の柱組とのこと。
天守はこの木組みの上に三層の館が建っていた。
天守からの眺め。
ヘリから見てるような錯覚を覚えそうなほど。
目の前の木曽川に面してる崖は垂直に見えるから、こちらからも敵が攻めることは出来そうもない。
立派な石垣。
機械も動力もない時代に、よくこんな石を山の上まで運び上げたもの。
戦国の世に夢を馳せるひと時。
400年ほど前にはここが戦の場になり、落城もしたとか。
今の風情からはそんなことが有ったとは信じられない静けさ。
「兵どもが夢の跡」、、
苗木城は落城したものの攻め取った側が再建し、以来明治維新まで天守として在り続けたとのこと。
⇒ 苗木城址の資料館
戦国時代に浸った後は、コーヒータイムに。
またしてもスマホにナビゲーションをさせて、着いた先が「cafe Adrenaline 」。
純農村地帯にあるおしゃれなカフェで、オーナーはかなりのクルマ好きとか。
続きは次回ということで、、、
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