花水木で一杯 【自宅】

最近は家で飲むことが続いてるけど、家飲みは気楽でいい。
気楽で財布に優しいのはとてもありがたいけど、外で飲むように他の人と交わることが無いのが、残念なところ。
家でばっかり飲んでいたのでは、世間の動きが分からなくなるということで、声を掛けての飲み会。
「花水木が咲いたから」という名目ですが、完全なタテマエで、飲めれば何だっていいのです。
タテマエであっても、「花水木」の画像を一枚ぐらいは載せておかないと。
さ、飲みましょう。
先ずはビールで乾杯。
これ位の量など、瞬間的に空っぽ。
今が旬の「筍の炊合せ」。
やはりこういった料理には冷酒。
ということで小左衛門。
この小左衛門は、お客さんの手土産。
私の好きな酒をわざわざ買ってきてくれて、嬉しい。
ゼンマイの白和え。
季節感たっぷり。
ここでお客さん(仮にAさん)から、驚きの発言。
Aさん、今、飲食店の計画を進めているというのです。
話だけでなく、計画はかなり具体的に進んでいる状況で、既に店舗の物色も始めているとか。
Aさんはすでに定年で退職した60台後半の人。
そんな人が今から飲食店(居酒屋かバー)をやりたいとは、、、
なんという前向きな話。
こんな話を聞けば、盛り上がってしまいます。
で、コックというか、調理する人は居るのかと聞けば、目処は立っているとのこと。
しかも住まい用のマンションまで借りてしまったというから、本腰。
ドッヒャ~ です。
要するにAさんがオーナーで、経営はするけど店の運営はやらせるということ。
そんなことで上手く事が運ぶのかとか、口々に外野が騒ぎますが、このアグレッシブな姿勢は素晴らしい。
幻舞。
繰り返しになりますが、Aさんは60台後半の人。
普通なら仕舞い支度の年代で、守りに入り、新しいことなど考えもしないでしょう。
せいぜい時間つぶしに新しい趣味でも始めるか、というのが関の山。
身勝手でカッコ悪いGIGIとか、下品なBBA連中が増える中、素晴らしいし、若い!

Aさんが私に「どんな店がいいか」ということでしたので、夢の店の話しを。
店は小さく、カウンター重視で華美でなく、清潔で粋な店。
旨い料理と旨い酒は当然で、器も酒器も上品。
カウンタンーには知的で美形なママ、和服美人なら最高。

私が行くときはいつも他の客がゼロで、ママと語りながらカウンターで飲んでいる、、、
Aさん、「いい店だけど、そんな暇な店では潰れる」って、、、
そりゃそうだ。
夢の店を語ったけど、地に足がついていない話で、失礼しました。
やはり人と交わって飲むのは、刺激があって楽しい。
酒を飲む楽しさの一番は人と交わることで、簡単に言えば話をすること。
そこには楽しさも有るけど、反面面倒なことも。
酒場には、愛情、友情、同情、憎しみ、妬みも羨みも何でもあり。
それを面倒だと思えば、引きこもって飲んでいればいいけど、人との出会いは楽しいもので、話しをしていると楽しくなることも多いし、世界も広がる。
だから外で飲むことが大事だと思うのですが。
ところでさっき書いたような居酒屋、どこかにないかなぁ、、、
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