”半分青い” のフィーバーで五平餅が売り切れ【岐阜県恵那市】

久しぶりに晴れた休日。
喜び勇んでツーリングに行ってきた。
コースはR.153を北上し足助から稲武へ。
稲武からはR.257で岐阜・恵那市へ出て「あまから本店」で五平餅。
恵那からは瑞浪経由で小原から豊田へ帰るショートツーリングだ。
ツーリングとしては遅い10時過ぎにスタート。
近場のコースだし急ぐこともないからと遅い出発だが、ちょっとのんびりし過ぎた。
途中の足助ではこんなビッグバイクと遭遇。
ホンダのゴールドウィング。
水平対向6気筒エンジンを搭載するビックバイクで、排気量は1800cc もある。
1800ccと言えば私のロードスターと同じ排気量。
アメリカ大陸を横断するために生まれたようなバイクで、堂々たるもの。
レーサーレプリカとは住む世界が違うバイクだが、抜群の存在感がある。
ライダーもこのバイクに馴染んでいて、風格すら感じる。
メットにはカメラも装備されいて、フル装備だ。
R.153はさほど混んでいないが、全線追い越し禁止なので、ゆっくり走る車がいるとパレードになってしまうのがツラタン。
ま、のんびり行きまっしょ。
一時間ほどで着いたのは「どんぐりの里 稲武」。
豊田市北部の稲武(イナブ)にある道の駅だ。
ここでキノコを買うのが目的だが、今朝は雨が降っていたので、農家さんがキノコを採りに行けなかったかもだが、どうだろうか。
ここはバイクツーリングに適したR.153とR.257が交差する場所にあるので、多くのライダーが集まる。
今日も多くのライダーが集まっているが、これはまだ少ない方だ。
お目当てのキノコはやはり少なかった。
ここで買って家でキノコ鍋にするつもりだったが、次の道の駅を覗いていみることにした。
買ったのはカレーパン。
ここのウリの一つがパンで、ちょうど焼き上がったばかりだった。
ここのパンは人気が高く、焼き上がる時間になると行列ができるほどなのだ。
パンは多種ある。
道の駅とは言え、値段が普通なのがありがたい。
焼き立て熱熱を早速いただきま~す。
フンワリとしたパンがカリッと揚げられていて、美味しい。
肝心のカレーもピリッとした辛味のある大人の味のカレーで、旨いのだ。
キノコは残念だったけど、ここは後にしてR.257で恵那へ向かう。
30分も走れば次の道の駅「ラフォーレ 福寿の里」に到着。
この道の駅はいつも空いている。
ここでもやはりキノコは少なかった。
代わりに里芋とわさび菜をお買い上げ。
奥殿に拠ると、わさび菜は珍しいものとか。
しかもこの量で120円は安いらしい。
他に用はないから、恵那へ向かう。
途中 ”半分青い” で有名になった岩村を通過するけど、きっと多くの観光客で混んでいるだろうし、それに何度も行った所なのでスルー。
ちらっと見えた駐車場は満車状態だったから、やはりかなり賑わっている感じ。
テレビのアナウンス力は凄いね。
快走路のR.257でアッという間に恵那へ到着。
いつものように駅前の市営駐車場へ。
ここは1時間半は無料という太っ腹な駐車場で助かる。
目的の五平餅屋「あまから本店」は、市営駐車場の目と鼻の先にある。
店はこんな路地にあるけど、風情があって心に馴染む。
店は混んでいた。
並んで待っているし、店内ではお持ち帰りの人もいる。
待つといっても少しだろうとは思ったけど、恵那には栗粉餅で有名な「大津屋」もあるから、そちらを先に行くことにしたが、これが大失敗。
彼女たちに続いて並んでいれば良かったのだが、後回しにした我々は食べられなかったのだ。
放送は終わっているけど、まだ ”半分青い” のポスターが貼ってある。
彼女たちのファッションも ”半分青い” ?
この時期の恵那とか中津川は、栗きんとん一色。
どの和菓子屋も例外なく栗きんとんの看板が出ている。
「あまから本店」から5分も歩けば「大津屋」へ到着。
栗粉餅の幟が立っている。
栗粉餅の他には「栗蒸し」や「栗きんとん」などがあり、やはり栗がメイン。
この辺りは「恵那栗」の本場だからね。
以前は栗粉餅を買って帰っていたが、賞味時間が僅か2時間!という刺し身よりも短いのに負けてしまい、今はここで食べて帰ることにしている。
ここなら出来たてを食べられるし、その方が美味しいからだ。
店内で食べることができるので助かる。
一人前(2個)で220円という値段も嬉しい。
栗粉がタップリかけられていて、美味しい。
今では栗きんとんが高価なお菓子になってしまい、有名店のものは一個250円もする。
それを思うと栗粉餅は安く栗が味わえるから、私にはこれで十分だ。
栗粉餅は足が早過ぎてお土産にならないので、代わりに栗蒸し羊羹と栗どら焼きを土産にした。
ショーケースが反射してしまい見づらい画像で恐縮だけど、栗蒸しは千円だった。
さ、次は本命の五平餅。
あまから本店に戻れば、空いているではないか。
ラッキーと入れば、店主が申し訳なさそうに「すいません」と頭を下げている。
予想以上のお客さんと大口の注文が重なってしまい、五平餅が売り切れてしまったとか。
エッ?と思ったが、無いものは仕方がない。
また来ればいいからと諦めたが、それにしてもスゴイ売れ行きにビックリ。
”半分青い” のフィーバーはまだまだ続いているということだ。
五平餅は食べられなかったけど、ツーリングは楽しかった。
久しぶりのオープンエアで、身も心もリフレッシュ。
次はもう少し遠出して、蕎麦でも食べに行きますか。
これからは紅葉もいいしね。
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