九州・佐賀の日本酒と刺し身にとろろ蕎麦を味わう【自宅】
- 2020.06.30
- 家飲み/家食べ
この日は珍しく刺し身だった。
私が刺し身を得意にしていないので、家ではあまり出ないのだ。
と言って全然食べられない訳ではなく、積極的に頼まないだけで、有れば食べる。
特に気温が高くしかも蒸し暑い日には、冷たい刺し身にキリッとした冷酒なんかが旨いからね。
と言うことでスーパーで買ってきてくれた刺し身がコレ。
サーモンに鯛、イカ(スルメイカ?)にマグロ(バチマグロか)に一番右のものが分からないけど、以上の5点盛り。
刺し身は料理することが無いので、買ってくるだけで済んでしまう。
しかもそれなりに見栄えもいいから都合がいいが、スーパーの容器ごと出されるのは嬉しくない。
プラスチックの器のまま出されるのは、手抜きのイメージがあってイヤなもの。
それに家なのだから、やはり普通の器に盛ってほしいのだ。
初めの一杯はビールということで、いつものゴールドスターで乾杯。
やっぱり初めの一杯はビールがいい。
のど越しがよくてゴクゴクと飲めるから、暑い夏のシーズンには特に合う。
とは言ってもビールは量が多いから、あまり沢山は飲めない。
それに飲んでいると爽やかさがだんだんと薄れてきて、苦く感じてくる。
これは私だけのことかも知れないが、苦く感じるのがイヤで途中から日本酒に切り替えている。
この日もその例に漏れず日本酒にしたが、アテが刺し身ということで余計にお酒が飲みたかったのだ。
で、用意したお酒がコレ。
古めかしいデザインのラベルのお酒だけど、九州・佐賀県のお酒で「基峰鶴(キホウヅル)」という銘柄。
初めて飲むお酒で、いつもの酒屋に置いてあったものだ。
九州というと焼酎の本場で、日本酒なんて無いかと思われるだろうが、そうではない。
私も日本酒がないと思っていたのだが、九州でも北の方、福岡とか佐賀、長崎辺りには日本酒の酒蔵があり、いいお酒もあるとのこと。
去年、岐阜・土岐市の「あん堂」という小料理屋で飲んだ「よこやま」というお酒が抜群に美味しくて、どこのものかと聞けば九州の長崎ということでビックリ。
更に聞けば長崎と言っても我々が思う長崎ではなく、離島の「隠岐」だと言うから、二度ビックリ。
そんな長崎の隠岐の島に日本酒がある事自体が驚きだけど、再興した酒蔵で、事実上、日本で一番新しい蔵という。
詳しくは下のリンクページをご覧いただくとして、一度は日本酒造りを断念した蔵を、若い兄弟が再興したというのが素晴らしい。
⇒ 隠岐の島で日本酒が復活(SAKE TIMES)
そんなこともあって、九州のお酒もやるじゃないか、ということで買ったのが佐賀のお酒なのだ。
私の好きなお酒の系統を知っている酒屋のマスターからも、合うのではとのこと。
早速、開栓だ。
飲めばフルーティーな酸味とキレもあって、美味しいお酒。
”夏酒” のラベルが貼ってある通り冷やして飲むタイプの冷酒で、ワインテイストな雰囲気がある。
刺し身ともよく合う。
刺し身は名前の分からない右のものが一番美味しかった。
鯛も美味しかったけど、サーモンやイカはそこそこ。
マグロは水っぽく感じたが、バチマグロはこういうものかも知れない。
こんな感じで飲んでいたが、やはり日本酒は美味しい。
味わいがあるというか余韻に浸れるのも嬉しいし、それに同じお米が原料なのに、これほどバラエティーに富んだお酒が出来るのも楽しい。
複雑で深遠微妙な世界なのだ。
刺し身にお酒と来ているから、締めも和でいきたい。
ということで、締めはとろろ蕎麦にしてもらった。
とろろ蕎麦のとろろは上にかけるのが普通だけど、今日はとろろを下に引き、その上に蕎麦を盛ってみた。
蕎麦をメインに出したかったのでとろろを下にしてあるけど、食べる時は混ぜるから味は変わらない。
見栄えを優先しただけのことで、深い意味はない。
蕎麦は相変わらず美味しい。
テーブルマーク(加ト吉)の冷凍蕎麦だけど、腰もあるし蕎麦の味もいい。
こんな美味しい蕎麦が家で手軽に味わえるのだから、冷凍技術も大したものだ。
今日は刺し身に日本酒に蕎麦という ”和” で攻めてみたけど、美味しかった。
ごちそう様でした。
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