近江長浜の蕎麦屋「みたに」

ある読者の方から、この記事の画像表示が変との指摘を受けました(2017-04)。
このブログで使っているソフトウェア(WordPress)のテンプレートを変更した際にエラーをしてしまい、この記事の画像が失われてしまったようで、復元できたものは改めて掲載しましたが、一部の画像は行方不明のまま。
仕方ないので、一部の記事と画像を削除しました。
黒壁スクエアの界隈を散策していたら、目に飛び込んできたのが蕎麦「みたに」。
蕎麦屋があることは知っていましたが、蕎麦は当たり外れが大きく、とくに観光地にある蕎麦屋には、いい印象がありません。
なので蕎麦を敬遠してオムライスの「洋屋」で食べたのですが、この店を見た瞬間、オーラを感じる。
奥殿に聞けば、やはりオーラを感じると。
さっき食べたばかりだけど、この際と言うことで入店。
綺麗に掃除されている入り口。
シーサーがお出迎えでだけど、なんでここ長浜にいるの?
店内も凛とした佇まいで、珪藻土の壁と梁が美しく調和してます。
余計な物は何もない、緊張感のある設え。
茶器からしてオーラを発してます。
素敵な湯呑み。
メニュー。
板張りです。
蕎麦の品書き。
「細挽きせいろ」と「粗挽き田舎」を注文。
アテも揃ってます。
次は飲みに来たくなる、一品料理の品々。
趣きのあるそば猪口と小皿。
一口目は塩で召し上がって欲しい、とのこと。
程なくやってきた、粗挽きの田舎蕎麦。
蕎麦が光ってます。器も信楽?の渋い器。
言われた通り、最初の一口を塩で食べてみたところ、、、旨い!
過去にも塩で食べて下さいという店は多々ありましたが、さほど感激したことはありません。
でもこの蕎麦は違います。
全部塩で食べてしまいそうなほど、美味しいのです。
田舎蕎麦でありながら細打ちで喉ごしよく、上品で、しかも薫りも味も素晴らしいのです。
見た目も艷やかで、瑞々しく光っているのが、画像でお分かりいただけるでしょうか。
この記事を書いている今も、食べに行きたくなってきた、、、
奥殿注文の、細挽きせいろ蕎麦。
更科系の繊細な蕎麦。
奥殿の感想は「これはこれで美味しいのだけど、田舎蕎麦にすればよかった」とのこと。
上品でサラっとした蕎麦は、決して不味いのではありませんが、田舎蕎麦の強烈なインパクトの前では、存在感が失われてしまいます。
ただこれは個人の好みであって、この蕎麦を否定しているのではありません。
どちらも、アッという間に完食、、、旨かった。
「そば湯です」と、シックな朱の輪島塗?の器で運ばれてきた、そば湯。
使い込んだ感じが、何とも言えない風格と味わいを感じさせます。
しかもここのそば湯、私の大好きなポタージュ系。
嬉しい・・・
店の内外装、接客、価格、設え、器、肝心の蕎麦、そしてそば湯に至るまで、高得点。
これほど完成度の高い蕎麦屋は、滅多にお目にかかれません。
高評価の店です。
◆店データ
手打ち蕎麦 「みたに」
住所 : 滋賀県長浜市朝日町1-6
電話 : 0749-63-0003
営業 : 11:30~14:30 / 17:30~21:30 / 月曜・第3火曜定休
豊田から1時半ほどで着きますから、すぐにでも再訪したい店、、、次はいつ行きましょうか。
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ありがとうございました
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