今年最後?の忘年会は「チャイナテーブル石川」【豊田市】
- 2015.12.16
- 豊田市内
今年の年末は気温が高いせいか、年の瀬の切迫感がない。
そんな緊張感のない年の瀬ではあるが、どうしても忘年会をやりたいと言う取引先担当者の願いで、急遽一杯会を設定することになった。
店はこの前行ってとてもよい印象だった「チャイナテーブル石川」。
週末はとても予約の取れる状況ではないから平日にしたけど、ママの反応が鈍い。
席が有るような無いような曖昧な返事で、頼み込んでやっと席が確保できた次第。
予約の反応が鈍かった訳は後で判明したが、とにかく席が確保できてイザ出陣。
時間通りに着いた「チャイナテーブル石川」。
ケバくない外装がいい雰囲気を醸している。
用意されていた席は半個室風の部屋。
他の席は全て予約で埋まっている様子。
オープンして半年余りだけど、とても賑わっている。
酒のメニュー。
今日は最初から紹興酒でいくことに。
これが三年熟成した紹興酒。
琥珀色しているのは、三年熟成したから琥珀色になったのかは不明。
先ずは ”干杯” (ganpei)。
紹興酒に梅干しが入れてあるけど、これが旨いのよね。
これがその梅干し。
日本の梅干しとは全く違い、塩辛くなくむしろ杏のような甘さがある。
これが何とも言えずいい味を出している。
今日のメンバーには中国語が得意な中国通の女性がいて、彼女によると中国ではこの梅干しが店先にてんこ盛りで売られているとのこと。
味もここの梅干しと同じ味で、お菓子のように食べていたけど、これを紹興酒に入れて飲むとは知らなかった由。
料理のメニュー。
全体が写っていなくて申し訳ない。
蒸し鶏の胡麻ソース和え(棒々鶏)。
この鶏肉(恐らく鶏もも肉)が素晴らしく旨い。
柔らかくてジューシーで、その美味しさに皆さんも驚いている様子。
この店にしてよかった。
これはエビマヨ。
酢を効かせたようなマヨネーズソースが美味しい。
もちろんエビ自体も大きくてプリップリ。
それと添えられた野菜が素晴らしく美味しいのにもビックリ。
きっと良い材料を使っているのだと思うが、この店は材料のレベルも高い。
そう言えばオーナー(コックさん)はキャッスルホテルの桃園で見かけた人だった。
回鍋肉。
若い担当者のリクエスト。
さすが若いだけあって、こういったスタミナ補給的な料理が好きらしい。
一緒に青椒肉絲も頼んだけど、画像は撮り忘れ。
レバニラ炒めも有ればきっと頼んでいたと思うが、この店には無い。
そういった料理とはちょっと趣の違う上品な中華料理の店なのだ。
干貝柱の白菜煮込み。
熱いうちに召し上がって欲しいとママが取り分けてくれた。
干した貝柱の優しさの奥にある深い味がとても美味しい。
白菜が高級な食材に感じられる。
こういった料理をサラッと作ってくるところなど、さすがプロのコック。
素晴らしく美味しい。
小籠包。
人数分のセイロ(三個入り)を頼もうとしたら、二つしか残っていなかった。
レディーファーストということで、女性には二個づつ食べて頂き、我々は一個づつ。
肉汁たっぷりでこれが美味しい。
食べていないようだけど、すでにお腹一杯。
それに紹興酒も五合と、よく飲んだからお開きに。
◆ 店舗情報(情報は確認してください)
店名 : チャイナテーブル 石川
住所 : 豊田市竹生町4-11
電話 : 0565-33-2882
営業 : 11:30~14:00 / 17:00~21:00 / 木曜定休
備考 : 駐車は市営駐車場のフリーパーキング
ママが挨拶に来てくれて、今日は忙しくて御免なさいね、とのことだったけど、サービスに何の不足も感じなかった。
それどころかとても気の利くフロアの女性には感心する。
水が欲しいなと思う時に水を持ってきてくれるところなど、以心伝心したのかと思うほど。
言う前に察してサービスしてくれるなんて、なかなか出来るものでない。
飲食店の評価は単に料理の良否だけでなく、店の清潔感とか設えもあるし、それに加えて店の人の人柄も大きな要素だ。
店員の態度が横柄であったり、ロクに挨拶もしないとか、店主が威張っていて客を小馬鹿にしたような口のきき方とかでは、いくら料理が旨くても評価は最低ランクになる。
それどころか二度と行かないことにもなる。
その点この店は、味・サービス・雰囲気などのレベルが高い次元で揃っている。
この店が賑わっているのも尤もなことだ。
そうそう、予約時にママが煮え切らない態度だったのは、今は引退したけど大物の政治家御一行様が来ていたからだった。
たまたま店内で先生とバッタリと出会って「あ、先生いらしていたんですか、」と挨拶したら、ここは美味しいからたまに来るんだよ、とのこと。
そんなビッグな先生が来るということで、それでママが予約を制限していたのだった。
何れにしても美味しかった、ごちそう様でした。
また行きます。
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