外飲みも同じ小左衛門って能がない?「まめあん」【豊田市】
- 2018.08.08
- 豊田市内
たまには飲みませんかという、嬉しいメール。
ワタクシ自慢する訳ではないけど、飲む話を断ったことはない。
店はお任せしますとのことなので「まめあん-駅南店」にした。
最近よく行く店だけど、彼女は初めてというからここにした次第。
黄昏時とは言えまだご覧の通り明るく、ムードがなくて白けそう。
遅刻した訳ではないが、彼女は既に到着していて恐縮。
40℃近い猛暑の中を抜けてきたので、さっそく一杯だ。
ク~ッ、めちゃめちゃ旨い!
夏の海に似合うのはレゲエと冷えたビール!、ってここは小料理屋のカウンターだけどネ。
突き出しはキノコのマリネ。
酸味の効いたキノコが、こんなに美味しいものかと初めて知ったひと品。
サッパリとした味が夏向きだ。
今日のおすすめ。
焼きなすと彼女のオーダーのナスの田楽、それに信州サーモンの刺し身を頼んだ。
刺し身はあまり頼まないのだが、信州サーモンを食べたことがなかったので、一度食べてみることにしたのだ。
これがその信州サーモンの刺し身。
キレイなピンク色が印象的な魚で、海のサーモンとも違う色合い。
信州サーモンは人工的に作られた魚種で、ニジマスとサケ?を交配したものとか。
お互いのいいとこ取りをした魚で、食べればサーモンとよく似た感じの味と食感だけど、サーモンほど油っこくはない。
ただし回転寿司のサーモンと比べてはいけない。
回転寿司のサーモン、あれは本物のサーモンではありませんから。
焼きなす。
ナスを焼いて皮を剥いたものだが、最近は家で出ない。
焼いて熱々のナスの皮を剥くのはヤケドしそうだし、面倒なのでやりたくないのだ。
それより油で炒めてしまう方が簡単で手っ取り早いから、こういった手間のかかる料理は敬遠してしまう。
生姜醤油で食べればこれが美味。
単純な料理だけど、ナスの美味しさがダイレクトに伝わってくる。
同席の彼女からも美味しいとのことで、ご同慶の至り。
田楽が来た。
あら?彼女のオーダーはナスの田楽の筈だけど、これは豆腐の田楽。
彼女も「ン?」という表情だったけど、コレはこれでいいからとそのまま進行。
豆腐田楽も美味しいからね。
こういった和の料理にはやはり日本酒がいいからと、お酒にチェンジ。
頼むのは小左衛門。
家でも同じものを飲んでいるのだから、外で飲むときは違うお酒にしてもいいようなもの。
でも私はこのお酒が好きなのだ。
飲み味はスッキリとした酸味と切れのあるお酒で、後味も爽やか。
彼女が何処のお酒ですか?と聞いてくる。
小左衛門は岐阜・瑞浪のお酒で、彼女もお気に召してくれたようで良かった。
小左衛門を味わっていれば、板さんから「コレどうぞ」と差し入れ。
イカの塩辛だけど塩辛さは微塵もなく、甘じょっぱい味で美味しい。
もちろん自家製で、塩辛と言っても半生のような感じ。
これを作ってくれたのは、この板さん。
ハンサムな板さんで、きちっとした和食の料理人。
こんなのを差し入れてくれれば、ますますお酒が進んでしまう。
次は何にしようかとママに聞けば、どんな感じのお酒が好きかと聞いてくる。
吟醸系のフルーティーなものでと応じたら、こんなランナップを並べてくれた。
どれも初めて見るお酒ばかりで、見ただけでは選べない。
結局一番左の「残草蓬莱」(ざるそうほうらい)というお酒にした。
ラベルがキレイという意味不明な理由で選んだのだが、お酒は飲んでみないと分からないから、選ぶ理由が見つからないのだ。
この辺りは人も同じで、女性も(男も)見ただけでは分からない。
やはり会って喋って飲んでお付き合いしてみないと、ホントのところは見えない。
それはさて置き「残草蓬莱」だ。
ママが開栓した途端に、シャンパンのように栓が吹っ飛んだのには驚いた。
発泡しているお酒だったようで、飲めばやはり発泡している。
爽やかな酸味に発泡した味なので、まるでスパークリングワイン。
世の中にはいろんな日本酒があるものと、感心する。
⇒ まめあん-駅南店
彼女になにか頼もうかと聞けば、パスタが食べたいとのこと。
この店でパスタは無理だから、店を変えることに。
すぐ近くに美味いパスタ屋があるから、そこへ向かうことにした。
向かった先は BACCHUS。
この店の料理と濃厚なカルボナーラも美味しかったが、この話は次回ということで。
この夜も美味しかった、ごちそう様でした。
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