長崎・平戸の「福田」に沼津の「イカの三升漬け」などで豪華な宴に【自宅】
- 2020.07.21
- 家飲み/家食べ
この日の夜は、お中元で頂戴したお酒とアテで一杯にした。
お酒は長崎・平戸の「福田」というもので、初顔。
薄濁りの微発泡したお酒で、飲めばこれが実に美味しい。
爽やかな酸味と言うか果実香を漂わせ、オマケに微発泡しているからスパーリングワインのような味わいを醸す。
洒落たワイングラスに注いで出せば、ワインと信じてしまいそうな雰囲気。
しかもとても美味しいワインとしてネ。
奥殿も「美味しくて飲み過ぎてしまいそう」とのことだが、こんな洒落たお酒が米から出来るのが不思議なほど。
一世代前の日本酒とは一線を画す ”ニューウェーブ” のお酒で、想像だけど杜氏か蔵主が若い人なのだろと思うけど、いいお酒を出してくるもの。
素晴らしいことだ。
ワインテイストなお酒なので、ワインクーラーに入れて冷やしながら飲んでいる。
このワインクーラーは単なる素焼きの陶器なのだが、氷と水を入れておけば器の表面から水が蒸発し、それが気化熱となって温度をキープする仕組み。
しかも表面から染みる水の量と気化する量が釣り合っていて、ワインクーラーが結露しない。
そのためテーブルが雫で濡れないという、スグレモノだ。
このお酒を頂戴した方からは、一緒にこんなものも頂いている。
静岡・沼津の ”いかの三升漬け” だ。
これが苦味の無い甘じょっぱい味で、お酒にドンピシャリ合う。
合うというより合い過ぎてしまって、お酒が止まらなくなってしまう。
ラベルにもある通りゲソを使っておらず、イカの身だけで作ってあるという高級品。
お酒との相性も恐ろしくいいが、ご飯との相性もとてもいい感じ。
これをアテにして一杯飲んで、そしてこれをおかずにしてご飯もイケてしまいそうで、これだけで完結してしまう。
それほど美味しくて、素晴らしい ”逸品” なのだ。
その方からは更に「数の子の松前漬け」という、これまた美味なるものも頂いている。
これがまた素晴らしく美味しくて、お酒も箸も止まらない。
食べれば減るのは当たり前だが、減っていくのが惜しいほど。
それほど美味しくて、奥殿は ”独り占めしたい” と言うぐらい。
私の拙い表現では、その美味しさの半分も伝わらないだろうが、こんなに美味しい松前漬けがあるのだ。
今夜は九州・長崎のお酒に北海道の松前漬け、それに静岡・沼津のイカの三升漬けと、全国各地の美味いものの揃い踏みで、豪華な ”宴” になってしまった。
ありがたい限りだ。
この日の本来のメインは天ぷらだったのだが、ツマミで出された「いかの三升漬け」や「数の子の松前漬け」を前にして、完全にお株を奪われてしまった。
この日の天ぷらは揚げ具合の出来もよく、奥殿からは今までで一番美味しく揚がっていると言われたが、この話は別の機会にする。
それほどいただき物のツマミが美味しかったということで、脱帽です。
今夜も美味しかった、ごちそう様でした。
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