背筋が伸びるような極上の料理が味わえる「水嶋」【豊田市】

 

 

初めて訪ねた和食の店「水嶋」。

優雅な器とそこに盛られる極上の料理を味わっていると、思わず背筋が伸びる。

それ位この店の料理のグレードが高く、いい店に出会えたものと感謝感激。

 

素晴らしい料理はカウンター席にあるこの板場で作られる。

我々はカウンター席に座っていたので、料理の過程もライブ感たっぷりに味わえた。

 

この板場で作られる料理が素晴らしいのだが、特別なことをしているのでは無い。

淡々と作っているだけで絶品の料理に仕上げてくるのだから、やはりプロの腕前は素人とはレベルが違う。

 


 

前編からの続きで、四品目に出されたのは焼き物。

盛られているのは、牡蠣、帆立、ハマチなどだが、焼き魚のハマチにはいい印象を持っていない。

 

ハマチは刺し身とか煮付けが普通で、焼くとパサついた感じになるが、それはハマチは油のノリが少ないからだ。

それがここのハマチの焼き物は不思議なほど美味しい。

パサ付いた感じがしないのだ。

 

店主に聞けばハマチも色々で、油のノリの良いものもあるとのこと。

やはりプロの料理人は仕入れから違うもので、我々がスーパーで買うのとは訳が違う。

 

それと何気に盛られている皿が伊万里焼なのだとか。

付き合ってくれた彼女が「伊万里焼ですか?」と店主に問うて分かったもの。

 

流石に古伊万里ではないが、白磁に青色絵付けの古伊万里のイメージで焼いたもので、今の物とか。

鈍感な私など何も気付かなかったが、この辺りは芸術に詳しい彼女ならではだ。

 

蓋付きの有田焼きの鉢で出されたのが五品目。

古い有田焼きの鉢というから骨董品かも知れないが、艶やかな鉢だ。

 

蓋を開ければ器に負けない艶やかな料理が盛られてる。

盛られいるのは何と伊勢海老!

 

値段のことを言って恐縮だが、6千円のコースでまさか伊勢海老が出されるとは望外の喜び。

店主の気遣いに感謝しつつ、ありがたく頂戴する。

 

食べればこれが超絶美味。

少し生っぽさを残した絶妙な火の入れ加減と味の良さで、究極のひと品になっている。

伊勢海老だから旨いのは当たり前と思われるだろうが、それだけだと伊勢海老の旨さに頼った味で終わってしまう。

 

ここの店主が作る料理は、伊勢海老の持ち味を引き出しつつ味を整えて ”店主の味” にしているのが凄い。

身もモチロン美味しいのだが、ミソを絡めれば更に旨くなり ”悶絶級” の旨さ。

深いコクに包まれた深遠な旨味が体中に広がり、あまりの美味しさに目眩がしそう。

 

何なん、この旨さは。

彼女も素晴らしい味とのことで、驚いている。

 

クドイようだがこの料理が6千円のコースで出されるとは、驚き以外の何物でもない。

コストパフォーマンスがいいなどという ”お決まり” の言葉が虚しく響く。

 

伊勢海老にビックリ仰天してしまい、一息入れるためにビール。

チェイサー代わりと言ってはビールに失礼か。

 

料理はまだ続く。

もう何品目か記憶も曖昧になっているが(画像で確認したら六品目)、続いて出されたのはハマチの盛り。

レア、ミディアムレア、ミディアムという三様の火入れをしたハマチの炙りだ。

同じハマチでも火の入れ具合で味も食感も変化するのが楽しめる。

 

かけられているのは醤油ベースのジュレ。

下には生ワカメが入れられていて、海の味も味わえる。

 

七品目で揚げ物。

フキノトウと白ネギ?(忘れてしまった)の天ぷら。

 

添えられた藻塩で食べるのだが、この藻塩がいい。

藻塩だけなめてみたけど、カドのない塩味で甘い感じもする。

塩にまで気を使っているのだ。

 

もうお腹も膨れてきているが、ガス台には土鍋が乗せられている。

我々のためのご飯を炊いてくれているのだ。

 

炊きあがりました、と出されたのがこのご飯。

グジ(甘鯛)の炊き込みご飯で、高級だ。

 

それとご飯の一粒一粒が立っているのがお分かり頂けるだろうか。

見るからに美味しそうなご飯なのだ。

 

焚きたてをさっそく頂戴する。

これが旨い!、抜群に旨い。

完璧な炊き具合でご飯そのものが美味しいのは無論のこと、一緒に炊き込まれたグジからにじみ出た旨味が華を添える。

 

満腹でなければ土鍋ごと平らげてしまうところだが、お腹が一杯でこれ以上食べられないのが残念。

彼女も同じで残してしまうところだったが、お持ち帰り用に包んでくれた。

店主の気遣いに頭が下がる。

 

そうそう、ご飯茶碗も渋いものを使っている。

上等そうな織部で、コレ欲しいね。

 

デザート。

インパクトのある料理の数々にノックアウトされてしまい、これが何だったか覚えがない。

画像で見るとチーズケーキのようにも見えるし豆腐のようにも見えるが。

 

以上でコースも終了だが、こんな美味しい料理を作ってくれたのはこの人。

いや~、参りました。

極上の料理に降参です。

 

市内でこれほど上等な料理が味わえるのは嬉しい限り。

名古屋から来てくれた彼女からも、想像以上の店でとても美味しかったと笑顔。

 

水嶋HP

 

再訪必至なのは間違いない。

ここは大当たりの店だったのだ。

 

美味しい料理をごちそう様でした。

近い内にまた寄ります。

 

 

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