豊田市にこんな上等な店があったとは「水嶋」【豊田市】

豊田市にこんな上等な店があったとは「水嶋」【豊田市】

 

 

今夜は久しぶりの外食。

しかも美女と一緒ということで、寒風もものともせず張り切って出かけてきた。

 

向かったのは豊田市の浄水駅近くにある店。

この店の存在は二ヶ月ほど前に知ったのだが、その時は満席で入れず。

その時の記事

店には入れなかったが、”いい店” というオーラを強く感じ、この店へは必ず行こうと決めていたのがようやく実現したのだ。

 

ここがその店で「水嶋」という店。

住宅街の一角に佇む和食の店で、趣味の良い雰囲気を醸している。

浄水の駅から近いのだが、新興の住宅街にあるため場所は分かりにくい。

 

この店は以前 ”克祐”(かつすけ)という店をやっていた人が始めた店なのではと思っている。

克祐という店はサーファーズ カフェのような店だったけど、場違いな程に旨い和食といいお酒を出す店だった。

ただ車以外では行きにくい場所にあったため、暫くご無沙汰してたら店がなくなってしまっていた。

 

その ”克祐” の店主の苗字が「水嶋」だったから、もしかしたら彼が始めた店なのではと思っているのだ。

とは言えもう数年前の話なので、我々のことを覚えているかは分からないが。

 

前置きが長くなってしまったが、早速入店だ。

 


 

店に入るなり「もしかして ”克祐” に来られた〇〇さんですか?」との声。

私も「やっぱり克祐のマスターでしたね」で、一気に打ち解けた感じに。

 

店はとてもコンパクトで、テーブル2卓にカウンター席だけという潔さ。

新築の為もあってか清潔感に溢れ、余計なものは一切ない。

頗る居心地のいい空気感に包まれている。

 

店にメニューらしいものは無い。

夜はすべてお任せで、今日は6千円のコースでお願いしてある。

 

今夜は冷えますからと、初めに出されたのは茶碗蒸し。

餡掛けの茶碗蒸しで、一口食べてその味の深さにビックリ。

深いコクと出汁の効いた味で、絶妙な旨味が体中の味覚を刺激しまくる。

 

スゴイ!

フランス料理で言えば初めのスープと同じ感覚で、この茶碗蒸しは正に ”逸品” 。

 

薄味で上品な味とか、甘いとか辛いとかのレベルをはるかに超えた味。

味自体はしっかりしているけどそれが全く邪魔にならず、旨味につながっているのだ。

これが出汁の味というものだろうか。

 

餡掛けのため冷めにくいし、入れられた白子もとてもクリーミー。

とにかく素晴らしい味で、いきなりカウンターパンチを食らった感じだ。

 

たまらずお酒を頼むことに。

ドリンクのメニュー。

飲んだことがないものばかりで、店主と相談して初めに飲むのならフルーティーな感じのお酒という ”陸奥八仙” にしてみた。

 

美女にお酌してもらって恭悦至極。

ワインテイストなお酒で、食前酒にピッタリだ。

 

二品目は椀物。

車海老をメインに、どんこしいたけの旨味がぎっしり効いた椀物。

 

添えられた柚子で引き締まった味になり、これも抜群に美味しい。

店主の技量が凄いというか、旨いものをよく識っている感じだ。

 

それと私は気づかなかったが、器が相当に良いものとか。

塗り(漆器)でしかも明治のものというから百年は経っている。

 

ワタクシ、恥ずかしながらプラスチックの器だと思っていたけど、これが塗り物だったとは。

芸術に造詣が深い彼女がこの器を褒めていたから、やはりかなり良いものなのだろう。

 

それにしても百年以上も前の塗り物が、これほどキレイに保たれているのも珍しいのでは。

そしてそんな器をサラリと出してくるのも凄い。

この店の懐の深さを感じる。

 

三品目は刺し身。

平目、鮪、鰤の三種盛り。

刺し身も美味しいが、この器もいい。

 

どっしりとした織部の器で、料理が映える。

ある器屋に「器は最後の調味料」と書いてあったが、その通りだと思う。

 

プロが盛り付けや器に拘るのは、そこが晴れの舞台だからで、その逆がビュフェ。

あれは盛り付けも何もあったものではなく、大量に作って並べたもの。

食事というよりも補給だ。

学生とか子連れの若夫婦ならいざ知らず、中年以上の人が ”安いから” とか ”沢山食べられるから” と喜んでビュッフェへ行くのもどうかと思うが。

ある程度の歳を重ねたら ”料理” を味わって欲しいものだ。

 

スイマセン、余計なことを書きました。

器の話だった。

 

刺し身の「のぞき」も洒落ている。

小鉢に合わせてこれも織部なのだが、こういった気の利いたものは探してもなかなか無い。

店主は何処で探してくるのか分からないが、目が利くのだろう。

 

何か忘れた気がして、と店主が慌てて盛ってくれたのがコレ。

名前は忘れてしまったけど、ナントカの炙り。

生の魚もいいけど、こうしてちょっと手を加えたのも美味しい。

焦げて苦味が入ったのも大人の味なのだ。

 

料理はこのあとまだまだ続いて、あと六品(デザートを入れれば七品)も出されることに。

とても一度では紹介しきれないので、この続きは ”続編” ということで。

 

それにしても豊田市にこんな上等な店があったとは。

ホントは私の ”取って置きの店” にして隠しておきたいところだが、「役に立つブログ」というコンセプトなのでご紹介した次第。

 

水嶋 HP

 

ランチもあるそうだが予約は必須。

今のところ数週間先まで予約で埋まっているらしい。

それと見た通りの大人の店なので、子供はちょっと難しいかな。

 

いい店なので、”たまに行くならこんな店” ということで。

 

料理の後半は ”続編” にて。

 

 

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ありがとうございました