同じカメラを二台持ってる理由と失敗のわけ
- 2015.10.22
- 家飲み/家食べ
普段使ってるカメラはPENTAXのQ。
コンパクトカメラと変わらぬサイズながら、ミラーレスの一眼レフ。
小さくても写りの良いカメラが欲しくて買ったもの。
と言うのもこのカメラを買ったのはブログのためで、このカメラの主な撮影場所は飲食店。
飲食店は暗めのところが多く、撮影には不向きな場合が多い。
そんな場所でも綺麗に撮れる明るいレンズが欲しいということでこのカメラにした。
もちろんフルサイズの一眼レフなら抜群に写りがいいことは承知してるけど、レストランのような場所ででかいカメラを出して撮影するなんて不釣り合いだし、周りからも浮きそう。
中にはフルサイズのカメラで撮影するという猛者もいるらしいけど、私にはその度胸はない。
そのためにも小さくて写りの良いカメラが欲しかった。
暗くても写りがいいことを優先して、レンズはF1.9という単焦点のレンズ。
当然ズームも無いから遠くのものを撮るのは苦手だし、広角にもならないから広い場面を撮ろうとするなら自分が下がらなければならない。
そう書くと不便なカメラと思われるかもしれないけど、これがなかなか良い。
単焦点レンズとか明るいレンズという説明は、このサイトに分かりやすく書いてある。
そんなコンパクトなカメラなのでいつもカバンに放り込んでおけるし、暗くても写りはいいから重宝してたけどやはりズームが欲しい時もある。
で、ズームレンズを買おうとしたら25,000円程度のレンズなのに、カメラ本体付きで23,000円で売ってるというではないか。
何がどうなってそういう価格になるのかミステリーだけど、とにかくレンズ一本を買うよりもレンズ+本体で買ったほうが安いという不思議な話。
それで同じカメラ、正確にはQとQ10というマイナーチェンジした新旧のモデル二台があるわけ。
QとQ10の違いは見た目では殆ど無く、機能的な差もない。
見えない部分では本体のフレームがQは金属製、Q10は強化プラスチック製とコストダウンが図られているけど、使用感には全く違いを感じない。
ズームも広角もできるからそういった場面ではいいけど、画質はやはり単焦点レンズのほうが良い。
ということでせっかく買ったズームレンズ(本体も)だけど、あまり出番がない。
PENTAXのミラーレス一眼のことをあれこれ書いてきたけど、結論から言うとこの選択は失敗。
カメラ、特に一眼レフカメラを買うということはレンズを買うということでもある。
そもそもキャノンとかニコンというカメラのメーカー間には、レンズの互換性は無い。
なのでニコンのカメラを買ったらニコンのレンズを使い続けなければならないし、キャノンのカメラを買えば同じようにキャノンのレンズを使わなければならない。
ミラーレス一眼の場合も同じだから、最初にカメラを買うときにどのメーカーのカメラを買うかによってその後のカメラライフのレールが引かれてしまうから、ここは慎重にしたいところ。
私のようにブログに使うからという安直な理由と、安いからという理由でカメラを選ぶとその後の発展性が無くなる。
もし小さいサイズで写りがいいカメラを選ぶなら、高級なコンパクトカメラにしたほうがいい。
今ならRICOHのGRⅡとかFUJIFILMのX100Tがいい。
このクラスなら下手なミラーレス一眼より画質が良い。
その理由はセンサーサイズが大きいことで、中にはミラーレス一眼よりも大きいセンサーを積んでいるものもある。
画質の善し悪しは画素数で決まるものではなく、乱暴に言ってしまえばセンサーサイズの大きさで画質の良さは決まってしまう。
ただし値段も10万円前後からとそれなりにするけどね。
カメラを買うとき、初心者だからとかというのはないと思う。
初心者だからこそいいカメラを買う方が将来のためになる。
初心者向き=安いカメラということになるのだろうけど、それでは必ず行き詰まる。
それに今はスマホでもかなり綺麗に写るから、安直に写すだけならスマホで十分。
買うのならやはり画質のいいカメラにしたい。
そうなるとやはりいいカメラと単焦点レンズを買った方がためになる。
私のように同じカメラを二台買うよりも、二台分の金額でいいカメラ一台買うほうが後悔しない。
あー、こんなこと書いていたら私もいいカメラが欲しくなってきた。
物欲にはキリがない。
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