大きくて立派な鯖で作った「しめ鯖」【自宅】
- 2016.02.11
- 家飲み/家食べ
立派な鯖が手に入ったので、それを使ってしめ鯖を作った。
今日はそれで一杯やることにした。
これが作ったしめ鯖。
自分で褒めるのも恐縮だけど、見るからに旨そうに出来て自分でも驚くほど。
作り方はいつものガッテン流で全く同じでも、違うことが一つだけある。
それは鯖が立派だったことで、値段もいつもの倍以上した。
やはり素材が良いと出来も良いという例で、食べてもかなり美味。
プロは素材の善し悪しで選ぶが、我々素人は値段の高い安いで選んでしまうのが欠点で、しかも大抵は安いものを選ぶから始末が悪い。
今回立派な鯖にしたのは高い鯖しか残っていなかったからで、積極的に選んだ訳ではない。
ここら辺りは素人の情けないところだ。
それはさて置き、このしめ鯖は抜群に旨い。
見た目も生っぽく仕上がっており、知らずに食べれば刺身と思うのではないか。
それと油の乗りもよく、鯖自体も旨い。
こんなことを言ってはプロの方に失礼だが、これほどのしめ鯖を出してくれる店は少ない。
たまたま上手く出来たのかも知れないが、とても旨いしめ鯖だった。
海老が残っていたからと、奥殿が焼いてくれた。
一番簡単な塩焼きだが、熱々を食べればこれが美味しい。
ただ殻を剥かなければならず、そのため手が海老臭くなるのが難点。
こんな料理にはやはり日本酒がい。
今日は小左衛門の美山錦で、小左衛門の中では一番ベーシックでポピュラーなお酒。
酸味の効いた爽やかな吟醸酒で、小左衛門の特長を良く表している。
焼き用の鯖もあるからと、鯖の塩焼きも作ってくれた。
きれいに焼けた鯖が旨そう。
ジューシーに焼けるのはオーブントースターで焼いているためで、最近出番が多い。
魚焼きグリルとは違い途中で魚をひっくり返す手間も要らないし、時間だけセットしておけば焼け具合を見ていなくてもいいから実に楽。
普通の魚がワンランクもツーランクも上等な味に仕上る。
今まで殆ど使わなかったが、今は実に重宝していて手放せない存在になっている。
新たに買ってきた小鉢に、切干大根が盛ってあった。
落ち着いた風合いの小鉢なので、盛ってある料理を引き立たせてくれる。
形も大きさもいい具合。
やはり良い器があると料理も冴えるし、もっと良い料理を作ろうという気になる。
大根の燻り漬けで、通称 ” いぶりがっこ” 。
ある人に貰ってから癖になってしまった。
お酒に実によく合う。
今日は魚介の肴に日本酒という和の世界そのもので、とても美味しかった。
こういった料理で飲んでいると、居酒屋のカウンターで飲んでいるような気がしてくる。
夢だが、家にこんなカウンターが欲しい。
中にはプロ仕様の厨房機器を入れれば、言うことなし。
ただ一番の問題はカウンターの中で料理を出す人がいないこと。
美形のママでもいれば最高だが、そんなことは夢のまた夢。
仕方ないから自分が中に入って料理を出し、急いで席に戻って一杯飲んでいる様では絵にならない。
そんな姿を傍から見ればまるで漫画だ。
やはり夢のまた夢か。
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