陶器やガラス製品の最大の欠点は ”割れること”【自宅】

陶器やガラス製品の最大の欠点は ”割れること”【自宅】

 

 

朝ごはんを食べている時、奥殿が謝らなければならないことがあると言う。

実はお酒のグラスを割ってしまったとのこと。

洗っている時に手が滑って落としてしまったとか。

 

これがそのグラスで、前夜もこれで飲んでいたのだ。

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一番気に入っていて、また一番出番の多いグラスだったけど、致し方ない。

 

このサイズのグラスは意外と無いもので、分類的にはワイングラスの一種になるとのこと。

正確に言えばこのサイズで脚付きのものはリキュールグラスというらしいが、それほど分類に拘ることもない。

私はこれを冷酒用のグラスとして使っていたけど、サイズと言い口当たりといい、とても良い感触のグラスだった。

 

ガラスや陶器の製品は熱にも強く、また清潔で傷も付きにくくていいけど、最大の欠点は割れること。

番町皿屋敷ではないけど、割れてしまったものは元には戻らない。

形あるものは何時かは無くなるからと、奥殿を慰めておいたけど残念ではある。

 

そんなグラスを使った最後の食事はこれ。

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大げさに言えば ”最後の晩餐” か。

 

自作のローストビーフがまだあるから、それを出してもらった。

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切るだけで出せるから簡単だし、しかも美味しいから重宝する。

それに酒のアテにもなるし、ご飯のおかずにもなるから実に便利。

もちろん家では酒の肴だけどね。

 

さ、飲むよ。

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プハー、この時期の一杯目のビールは最高に旨い。

 

もうひと品のアテは、鶏のもも焼き。

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レストランなら ”オイスターソースで味付けした鶏もも肉のソテー”  と言ったところか。

ただし盛り付けはこんなに雑ではなく、もっと華があると思うけどね。

 

今日はビールのグラスを変えてみた。

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中身はいつもと同じ麦とホップだけど、味が違う気がするのは気のせいばかりではない。

器によって味が変わるのは確かで、美味しいワインでも茶碗で飲めば美味しくない。

 

やはり物にはそれに合った容れ物があると思う。

これは人間にも当てはまることで、それがバラバラだと人格や品格を疑われる。

 

これが見納めのグラス。

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かなり前に滋賀・長浜の黒壁スクエアで買ったもので、竹の柄の彫刻の入ったいいグラスだった。

同じ物があればまた買いたいけど、もう無いだろうな。

 

貰い物だけど、と言って出してくれたのは薩摩揚げ。

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奥殿の知り合いに九州・鹿児島の人がいて、その人からの戴き物とか。

これが美味しい。

味にコクがあって甘いのだけど、しつこい甘さではなく上品な甘さ。

 

薩摩揚げってもっとワイルドな味かと思っていたけど、本場の物はさすがに旨い。

鹿児島の人も旨いものを食ってるね。

 

いや~今夜も美味しかった。

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ごちそう様でした。

 

あ、冷酒用のグラスはネットで探しみるつもり。

いいグラスがあればいいけどね。

 

 

 

 

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