お中元でもらった超辛口のお酒「房島屋」はいかに【自宅」
- 2017.07.12
- 家飲み/家食べ
ある人から「あなたは居酒屋へ行く必要がないね」と言われた。
なんで?と聞けば、あなたのブログを見ていると、家で飲んでいても居酒屋で飲んでいるようだから、との答え。
画像だけ見ればそう見えるかもしれないが、決して居酒屋のように飲んでいる訳ではない。
居酒屋なら頼めば料理が出てくるが、家だとそんな訳にはいかず、時には自分で用意しなければならないし、洗い物まで済ます時もある。
それに何と言っても、家では石田ゆり子のような綺麗どころに会えないのが致命的欠陥だ。
ただし、必ずしも石田ゆり子のような美女が居酒屋にいるという保証もないが。
それと居酒屋に比べれば、家飲みは安上がりに済む。
それに家なら好きなスタイルで好きなものが飲めるし、気楽なことこの上ない。
それでも男は外で飲むのが好きなのは、結局 ”寂しいから” ではないかと思う。
吉田 類さんの酒場放浪記を見ていると、ふとそんなことを思うことがあるが、これも歳を食った証拠だろうか。
で、今夜は家飲み。
今日はこのお酒がメインだ。
房島屋(ボウジマヤ)と言うお酒で、お中元で貰ったもの。
岐阜は揖斐川町のお酒で、初めてのお酒。
何でも ”今年飲むべきお酒” に選ばれたものらしいが、詳しいことは分からない。
ラベルには超辛口とある。
日頃フルーティーなとか、吟醸系で果実香のするものが好きなどという軟弱な嗜好の私なので、自分ではまず手が出ない超辛口のお酒。
しかしながらお酒は飲んでみなければ分からないのも事実で、果実香のことを酸味と表現することもあるし、甘味と酸味の加減でそれを辛口と表現する方もみえる。
味覚というものはそれほどに複雑かつ深遠微妙な世界で、また飲み手の嗜好、食習慣によっても味の表現が違ってくる。
極端な事を言えば、私が旨いと思っても他の人にとっては不味いになることもあるだろうし、ジューシーな、と言っても甘ったるいになってしまうこともある。
ま、自分が飲んで美味しいと思えればそれでいいのだけどね。
このお酒に合わせたのは、ナス煮浸しの大根おろしがけ。
蒸し暑い日なので、こういったサッパリ系のものが嬉しい。
こちらはいつものオニオンスライス。
これもサッパリ系の味付けがいいとうことで、青じそのドレッシングで酸味を効かせてある。
こんなアテで、さっそく房島屋で一杯だ。
オオ、さすが超辛口というだけあってキリッとした飲み味で、ドライな感じ。
芳醇さを味わうタイプではなく、切れ味を楽しむ味。
吟醸香を楽しむとかジューシーさとは無縁なので、食中酒として飲み飽きない味。
辛口好きの人にはハマる味だと思う。
今日のメインはイワシフライ。
刺し身でもいけそうな程に新鮮なイワシだったらしいけど、フライにしてもらった。
このフライにはお酒は合わないだろうと、ビールにした。
画像を撮る前に飲んでしまい、恐縮。
蒸し暑い夏 + 揚げ物にはやっぱりビールが合う。
お酒にビールと来て、いい感じになってきた。
〆にはやはりサッパリ系がいいということで、おろし餅にしてもらう。
焼き餅にピリッと辛い夏大根のおろしが美味しい。
とてもサッパリとした味で、こんな蒸しっとした日にはピッタリ。
これで石田ゆり子にお酌してもらえば、天国だけどね。
そればかりは見果てぬ夏の夜の夢物語か。
う~ん、今日も美味しかった。
ごちそう様でした。
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