真夏に辛いキムチ鍋という自虐的な料理で一杯【自宅】
- 2017.08.21
- 家飲み/家食べ
最高気温が30℃を超えるという真夏日が続いているが、そんな日に鍋をやってみた。
しかもキムチ鍋という辛い鍋。
冬ならイザ知らず、真夏日に食べれば一汗かくこと必至という自虐的な料理だ。
なぜこんな暑い時に鍋かと言えば、ある旅番組でキムチ鍋をやっていて、それが実に旨そうだったからだ。
ワタクシ、食に関して意外と影響を受けやすく、時期も考えずに直ぐに食べたくなった次第。
今は真冬にアイスクリームという季節感のないこともザラなので、真夏に鍋もアリかと。
言い訳がましいけどな。
キムチ鍋と言っても特に何か変わったことをするのではなく、いつも作っているとん汁にモヤシと多めの豆富&肉を足した程度のこと。
欲を言えば魚介類があれば最高だが、贅沢は言ってられない。
何と言っても、真夏の鍋だからね。
とは言え、キムチの素を入れてキムチ味にすることを忘れてはならない。
これを入れないと、単なる味噌鍋になってしまうからだ。
キムチの素をどれくらい入れればいいのか見当が付かないから、味見しながら少しずつキムチの素を足していく。
奥殿は辛いのが苦手なので、もうちょっと辛い方がいいかなと言う程度で味付け完了。
見た目、いい感じなのでは。
あ、ほうれん草を入れ忘れているけど、鍋なのでいつでも追加すれば済む話だ。
これは冷奴の大根おろしがけ。
鍋用に買ってきた豆富が多すぎて余ってしまったので、冷奴にしたもの。
いつもは絹ごし豆腐しか買わないけど、今日はキムチ鍋にいれるからということで木綿豆腐。
しかもいつもの豆富に比べて、値段が三倍ほどもする高級な豆富とのこと。
どれほど違いがあるのか楽しみだ。
先ずはビールをグビッ。
今から始まる ”熱いバトル” にはビールが欠かせない。
キムチ鍋は適当に作った割には上手く出来ている。
モヤシと豆富が旨く、この二つはキムチ鍋に欠かせない必須アイテム。
辛さも程よいところで、奥殿からもこれなら大丈夫だし美味しいとのこと。
三倍以上の値段の豆富を味わってみる。
木綿豆腐なので絹ごしとは全く違う食感で、固い感じがする。
絹ごし豆腐のツルツルとした食感に慣れているから、まるでチーズを食べているかと思うほど。
ここら辺りは嗜好の問題で、好き嫌いが別れるところか。
確かに大豆たっぷりの感じもするけど、いつもの豆富と比べてどちらが旨いかは微妙。
個人的にはいつもの安っい絹ごし豆腐で十分かな。
ビールも新ジャンルの麦とホップで旨いと思う私は、安上がりな男だ。
それより大根おろしが超絶辛いのには参った。
冷奴にかけられていておろしも辛かったけど、おろしがけご飯にしたものは更に辛い。
買ってきたばかりの大根で、おろした部分は先の方(根の方)だったとのことなので、特に辛かったのかも。
大根の辛味成分は体にいいらしいが、ここまで辛いと我慢大会。
美味しいとかではなく、ただ単に辛いとしか感じない。
ガーンと直撃を食らったような辛さで、しかも顔中から火を噴くように汗をかく。
辛いはずのキムチ鍋のスープで辛さを中和しないと食べられない、と言えば、この大根おろしの辛さがどれほどのものか伝わるだろうか。
大根の辛さって、唐辛子やワサビ、コショーなどと比べても飛び抜けて辛い感じがする。
辛いものが好きな人にとって、この程度の辛さはヘッチャラなのだろうか。
私も奥殿も涙目でご飯を食べ終わりましたよ。
キムチ鍋よりも大根おろしの方が辛かったの誤算だったけど、美味しかった。
にしても、やっぱりキムチ鍋は冬の方が合っているかな。
ごちそう様でした。
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