久しぶりに訪ねた小料理屋の「和み たむら」【豊田市】
- 2018.03.29
- 豊田市内
久しぶりに「和み たむら」へ行ってきた。
今年になって初めての訪問なのだが、去年も一回ぐらいしか行っていないから、Cクラスの客になってしまった。
以前は毎週のように通っていた店だけどね。
外観の雰囲気は変わらないが、木製のドアがくすんでいるのが店の歳月を物語る。
ニスか何か塗ると綺麗になると思うけど、部外者の私が言うことではないな。
待ち合わせ時間の6時丁度に入ったら一番客だった。
予約満席とのことでカウンター席なのだが、元々カウンターが好きなのでこの席で嬉しい。
こちらはテーブル席。
他に掘りごたつの座敷があるが、店全体がコンパクトな設いで居心地はいい。
写真を撮っていれば友人も到着。
さっそく生ビールでカンパイ。
この生ビールはちょっとヒドイ。
言っては何だが、ビールの注ぎ方が救いようの無いほど下手で、泡が ”蟹の泡” になっている。
家で飲んでいる缶ビールでも(新ジャンルだが)、こんな下手な注ぎ方はしないし、もっと綺麗に泡がたつ。
これでは見た目も悪いし旨さも半減で、これなら瓶ビールすればよかった。
因みにこれはある店の生ビールで、違いが一目でお分かりいただけるかと。
プロのバーテンダーが注ぐようにとまでは言わないが、バイト君ももっと丁寧に注いでほしいものだ。
出だしのビールにはガッカリだったが、この店は料理が美味しいのが自慢。
お通しは、ホタルイカと菜の花の和え物。
軽く酢で味付けてあるのだが、これが実に美味しい。
上品な味付けで、やはりプロが作るとどこそこ違うのだ。
今日のおすすめはこちら。
全体的にお値打ちな感じ。
肉と刺し身が苦手な彼女が頼んだのは、タラの芽と舞茸の天ぷら。
刺し身でも貝ならOKとのことでトリ貝の刺し身に、私の好きなしめ鯖もオーダー。
こんなに一気に頼むことは余りしないのだが、予約のお客さんが来ると料理の出が遅くなるからとのことでオーダーしたのだ。
トリ貝の刺し身。
大振りなトリ貝で、食べれば甘い味もして美味しい。
もしかすると今が旬なのかも。
これにはやはりお酒でしょ、ということでこの店のオリジナルの「和み たむら」を頼んだら、これに変わりましたと言うのがコレ。
”大辛” と書いてあるけど、ワタクシ基本的に吟醸系で酸味の効いたお酒が好きで、辛口はどうかなと思いつつ、頼んでみた。
お酒の味は、飲んでみなければ分からないことの方が多いからね。
飲めばこれが美味しいではないか。
ラベルに書いてある ”大辛” というイメージとは違い、コクと旨味の詰まった旨いお酒で、キレがある。
この”キレがある” というところを捉えて ”辛口” というのかも知れないが、何れにしても飲み飽きないお酒で、さすが「たむら」のマスターが選んだだけのことはある。
タラの芽の天ぷら。
春を感じる味だ。
舞茸の天ぷら。
これは普通かな。
予約のお客さんが続々と入ってきた。
今夜は女性客の比率が高い。
イマドキの30~40代の女性は、仕事帰りにイッパイ飲むことにも抵抗がないようだ。
それに引き換え男のほうが軟弱で、飲みに行くこともなく ”草食化” しているようだ。
こんな軟弱なことでは女性にモテないと思うが、今はそういう時代なのか。
いったい男たちは何処で何をしているのだろうか。
しめ鯖がきたが、これが出色の旨さ。
肉厚で油もしっかり乗った鯖が、素晴らしく旨い。
こんな立派な鯖は、我々素人が買いに行くような店では手に入らない。
作り方は私も自信を持っているが、こんな鯖が手に入れば、と思う。
やはり本当に旨いものはプロの店で食べるに限るね。
他に店の名物とも言える ”だし巻き卵” を頼んだけど、話に夢中で画像は取り忘れ。
トロットロのだし巻き卵で、巻きすで巻かずにフライパンひとつで巻いてしまうのは、やはりプロの技。
もうっちょっと飲んでいたいところだったが、花粉症の彼女が辛そうなので、お開きにした。
久しぶりに訪ねた「たむら」はやはり美味しい店だった。
これからもちょこちょこ通わないとね。
⇒ 和み たむら
今夜も美味しかった、ごちそう様でした。
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