串揚げの「気作や」でフルコースに挑戦してみた【豊田市】

串揚げの「気作や」でフルコースに挑戦してみた【豊田市】

 

 

揚げ物の「気作や」へ行ってきた。

私は気に入ると同じ店に繰り返し行く癖があり、この店へも今夜が二度目の訪問で、三週間前にも来たところだ。

 

今の季節は日が長いから、外はまだ明るい。

5時過ぎに仕事が終わる公務関係の人から、「明るい時間に飲みに行って明るい時間に帰れる」と聞いたことがあるが、今の時期ならそれもあり得るな。

 

店には一番乗りだった。

きちっとした佇まいがいい感じ。

 

この店のシステムは串揚げのコースのみ。

5本、10本、15本というコースを選ぶだけだ。

5本のコースを選んで、それで足りなければ10本とか15本のコースに変更することが可能で、柔軟に対応してくれる。

改めてメニューを見てみれば18本などという ”満腹コース” もあるではないか。

串揚げの18本はかなりヘビーだと思うが、若い人ならどうってことないかも。

 

他には簡単なサイドメニューに、締めのご飯があるという簡潔なメニュー。

多種多様な組み合わせが可能なメニューは複雑過ぎて、我々にはこれぐらい簡素なメニューのほうが楽に選べていい。

 

串のラインナップはこの通り。

1から順に出されるもので、自分でランダムに選ぶことは出来ない。

 

アルコール類はビールから日本酒まであるが、ワインが充実している。

日本酒は一種類しかないのが残念でも、現在のお酒のシェアからすれば当然か。

 

付き合ってくれた彼女は車なので、ソフトドリンク。

”ルイボスティー” なるものを頼んでいたが、それが何なのかは聞き漏らした。

 

私は初めから日本酒でいく。

地元豊田のお酒で、菊石の「純米吟醸」。

この前飲んだら想像以上に美味しかったので今日もこれでいく、というか他に選択肢はないが、美味しいお酒だからこれがあればいい。

 

カンパイ。

わざわざ名古屋から来てくれる彼女に感謝。

 

突き出しは野菜スティック。

野菜大好きな彼女は、これをパクパクといっていた。

ついでに私の物も進呈させてもらったが、彼女に言わせれば「野菜ならエンドレスです」とのこと。

もしかしてウサギ年ですか?

 

串が揚がってきた。

トップバッターは ”マリネしたトマトの生ハム乗せ” という凝った串揚げ。

トマトがマリネしてあるから、何も浸けずにそのままで食べれば、これが美味しい。

ジューシーなトマトで、酸味も効いて美味しいのだ。

 

タレも用意されているが、あまり出番はない。

左からソースに塩、それに梅肉で、中には梅肉をアテとして飲む人もいるとか。

確かに甘酸っぱい梅肉が美味しいから、そんな人もいるのだろう。

 

オクラ。

大きなオクラで、コンソメで湯通ししてから揚げてあるとのこと。

単純に揚げているのでは無く、全てに ”仕事” がされている。

 

グリーンアスパラ。

グリーンの色も鮮やかなアスパラで、彼女曰く「湯通ししてあると思う」とのこと。

それぐらい柔らかいアスパラの揚げ物で、美味しい。

 

接待してくれるのはカワイイ彼女。

日本酒が好きということなので一杯注がせてもらったが、仕事中に酔ってしまわない?と気遣えば「強いですから、」と頼もしい返事。

そんなことを言われれば二杯三杯と注いでしまうが、楽しい彼女だ。

歳も名前も教えてくれたけど、未公表ということで。

 

サービスで出してくれたマリネしたトマト。

トマトの串揚げはこれを揚げたものだけど、揚げずにこのまま食べても美味しい。

マリネしたことで、旨味が引き出されている感じだ。

これには付き合ってくれた彼女も大喜びで、恭悦至極。

 

ホタテ。

上等な揚げ物で、どれもこれも美味しい。

 

お酒もいいけどワインも美味しそうなので、ワインにチェンジ。

銘柄は忘れてしまったけど、コクもたっぷりして美味しい。

 

ワインに詳しい方ならラベルだけでお分かりかと。

カルフォルニアのワインであることは間違いない。

 

揚げ物はまだまだ続き、スモークサーモンの串揚げなどだ。

他にもあれこれ出されて、はじめの10本が終了。

 

彼女に未だイケる?と聞けば、OKとのことだったので、15本のコースに乗り換え。

11本目以降は肉料理が入ってきて、肉苦手な彼女は私に食べて欲しいとのこと。

 

これがその肉料理で、ヒレ肉のパイナップルソース。

フルーティーなパイナップルソースにヒレ肉が良く合う。

 

これにはビールを合わせてみた。

サッポロは私の好きなブランドで、黒ラベルというのが嬉しい。

注ぎ方が上手いから泡がクリーミーで、それも美味しい要因の一つ。

 

カモの燻製。

揚げてあってもしっかりと鴨の燻製の味がする。

 

そんなこんなで15本の串揚げも完食。

結構な量を食べた感じがするけど、締めのご飯までいってみた。

 

ドライカレーのライスボール。

カレー握りの湯漬けという雰囲気。

個人的には普通のおにぎりのほうがいいと思った。

 

デザートはイチゴ。

イチゴは彼女に上げてしまったので、味については不明。

それにしても凝った器だ。

 

串揚げ15本に締めのご飯。

見た目と違ってかなりの量があり、お腹はパンパン。

 

雰囲気のいい店で、美味しい串揚げをツマミに一杯飲むという、大人の串揚げ屋だ。

豊田市駅前にできた「串カツ田中」とは別の世界。

どちらが良いとか悪いとかではなく、棲み分けているし、客も使い分ければいいかと。

 

 

延々4時間もいたけど、2時間ぐらいしか経っていないような気がする。

上等な料理と上品な美女の組み合わせはとても楽しいひと時で、時間が過ぎるが速い。

 

ごちそう様でした、またお願いします。

 

 

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