雰囲気も料理も良かった小料理屋の「豆庵-駅南店」【豊田市】
- 2018.06.30
- 豊田市内
空気が肌にまとわり付くような不快な季節。
朝からエアコンを入れているので部屋は快適なのだが、外はやはり暑苦しい。
そんな日は冷えたビールをグイッとやるのが最高とばかりに、飲みにへ出向いてきた。
向かった先は「豆庵-駅南店」という店。
同じ「豆庵」という名前の店がすぐ近くにあるが、そちらは「駅前店」で、こちらは「駅南店」というややこしさ。
なので誘った友人には、間違えて「駅前店」へ行かなようにと念押しのメールを入れたほどだ。
この「豆庵-駅南店」は初めての店。
以前から雰囲気の良さそうな店だなと思っていたが、なかなか行く機会がなかったのだ。
今年新築でオープンした店なので、とてもキレイ。
店舗設計者の手が入っているようで、エントランスもお洒落。
ワクワクしてくるのがいいネ。
誘った友人は先着していた。
一階はカウンター席だけで、二階は掘りごたつ式の座敷席があるとのこと。
我々は当然の如くカウンター席をチョイス。
寿司屋とか小料理屋は、カウンター席が一番の上席だからネ。
今日のメンバーは、私と知り合いの女性夫婦という三人。
何はなくとも先ずはビールでカンパイ。
ウ~ン、旨いね。
これは突き出しなのだが、立派な突き出しだ。
モズクやアサリの煮染め、それに里芋?や人参の炊合せにエビまで付くという豪華版。
これだけでも軽く一合は飲めそうな盛りで、しかも味も良いのが嬉しい。
これにご飯と味噌汁を付ければ、立派な晩ご飯にもなりそうだ。
今日のおすすめはこちら。
刺し身、焼き魚に煮魚、天ぷらや野菜など種類も豊富。
どれもこれも期待できそうなメニュー。
お酒も豊富に揃っている。
お酒も料理も、メニューにないものもあるとのこと。
この中から如何にも夏らしい、ということで選んだのが「尾瀬の雪どけ」。
よく考えてみれば「雪どけ」は春という気もするが、涼し気なネーミングに惹かれてこれにした。
お酒は種類も多くて嬉しいが、酒器がコップというのが残念。
洒落た冷酒用の酒器で飲みたいものだが、これは私のワガママか。
今夜付き合ってくれた女性のダンナさんは、体重が100キロ近く(オーバーかも)という体格の人で、食べっぷりも飲みっぷりも豪快。
私が突き出しで一杯やっているときから、既にジャンジャン頼んでいる。
これは刺し身の盛り合わせ。
アジやタコぶつ、イカなんかがあったと思うけど、そのダンナさんはアッという間に平らげて、そのペースには全く付いていけない。
飲むのも驚くような早さで、コップ酒を水のように流し込んでいる。
スゴイね。
海老マヨ。
私が海老マヨが好きだということで頼んでくれたものだが、ワタクシ、まだ突き出しを食べている段階で、完全に周回遅れ。
いや、もう二週遅れぐらいかも。
ボケボケしていたら取り置いてくれたけど、何だかネ。
このペースの早さには全く付いて行けない。
友人の女性に、ダンナさんはいつもこんなペースなのかと聞けば、そうだとのこと。
晩ご飯も10分で食べ終わっていまうというから凄まじい。
これも取り置いてくれたもの。
板さんにこれって何ですかと聞けば「鮎の有馬煮」とのこと。
有馬煮なんて初めて聞くけど、甘露煮と同じか。
ダンさんはお酒もガンガンいっている。
何というお酒か知らないけど、日本酒らしくないラベルだったので記念撮影。
撮影はしたけど、私は飲んでいいない。
私はまだ初めに頼んだ「尾瀬の雪どけ」を飲んでいるからで、ダンナさんの飲むペースが如何に早いかお分かりだろうか。
これって何だったけ?
食べていないので分からない。
ダンさんのお酒はまだまだ続く。
このペースには完全に付いていくことを諦め、カメラマンに徹することにした。
ダンナさんの豪快な飲みっぷりにママは楽しそう。
これだけジャンジャンやってくれれば、ママとして嬉しいよね。
付いていくことを諦めてしまった私はビールにした。
ビールなら気楽に飲めるからね。
ダンナさんの酒と料理はまだまだ続く。
これが何だったのか、もう訳わからん。
とにかくすごい勢いなので、全てを写すことも出来ない。
これは鴨ロース。
それにしてもこの凄まじい食欲に驚く。
あ、彼女も私もほとんど摘まんでおらず、ダンナさん一人で食べているようなもの。
これだけ食べて飲めるのが羨ましいが、体重もそれなりになるよね。
私が唯一オーダーしたものがコレ。
ムツの西京味噌付けを焼いたもの。
立派なムツを捌いていたのでどうするのかと聞けば、西京味噌付けにするとのこと。
板さんから漬けたものがありますよということだったので、焼いてもらったのだが、これが超絶美味。
ムツは油の乗った魚なのだが、その油を西京味噌がうまい具合にゆるめて、とてもいい味になっているのだ。
付き合ってくれた彼女も、コレ美味しいわ、ということでダンさんにも摘んでもらえば、アッという間に完食。
ダンナさんは正に ”鯨飲馬食” といった按配でタメが無く、料理や雰囲気を楽しむ余裕が持てなかったのが残念。
店も混んできて騒がしくなってきたのでお開きにしたが、料理も良さそうだしお酒も揃っているから、また来たい店だ。
ただし次はゆったりとしたペースでやりたいもの。
帰りがけにちょっと覗いた店では思いがけない出会いがあったが、個人的なことなので書けない。
世間というのは広いようで案外狭いもの。
だからこそ人の出会いというのが面白いのだけどね。
今夜も楽しかった、ごちそう様でした。
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