雰囲気も料理も良かった小料理屋の「豆庵-駅南店」【豊田市】

雰囲気も料理も良かった小料理屋の「豆庵-駅南店」【豊田市】

 

 

空気が肌にまとわり付くような不快な季節。

朝からエアコンを入れているので部屋は快適なのだが、外はやはり暑苦しい。

そんな日は冷えたビールをグイッとやるのが最高とばかりに、飲みにへ出向いてきた。

 

向かった先は「豆庵-駅南店」という店。

同じ「豆庵」という名前の店がすぐ近くにあるが、そちらは「駅前店」で、こちらは「駅南店」というややこしさ。

なので誘った友人には、間違えて「駅前店」へ行かなようにと念押しのメールを入れたほどだ。

 

この「豆庵-駅南店」は初めての店。

以前から雰囲気の良さそうな店だなと思っていたが、なかなか行く機会がなかったのだ。

 

今年新築でオープンした店なので、とてもキレイ。

店舗設計者の手が入っているようで、エントランスもお洒落。

ワクワクしてくるのがいいネ。

 

誘った友人は先着していた。

一階はカウンター席だけで、二階は掘りごたつ式の座敷席があるとのこと。

我々は当然の如くカウンター席をチョイス。

寿司屋とか小料理屋は、カウンター席が一番の上席だからネ。

 

今日のメンバーは、私と知り合いの女性夫婦という三人。

何はなくとも先ずはビールでカンパイ。

ウ~ン、旨いね。

 

これは突き出しなのだが、立派な突き出しだ。

モズクやアサリの煮染め、それに里芋?や人参の炊合せにエビまで付くという豪華版。

これだけでも軽く一合は飲めそうな盛りで、しかも味も良いのが嬉しい。

これにご飯と味噌汁を付ければ、立派な晩ご飯にもなりそうだ。

 

今日のおすすめはこちら。

刺し身、焼き魚に煮魚、天ぷらや野菜など種類も豊富。

どれもこれも期待できそうなメニュー。

 

お酒も豊富に揃っている。

お酒も料理も、メニューにないものもあるとのこと。

 

この中から如何にも夏らしい、ということで選んだのが「尾瀬の雪どけ」。

よく考えてみれば「雪どけ」は春という気もするが、涼し気なネーミングに惹かれてこれにした。

お酒は種類も多くて嬉しいが、酒器がコップというのが残念。

洒落た冷酒用の酒器で飲みたいものだが、これは私のワガママか。

 

今夜付き合ってくれた女性のダンナさんは、体重が100キロ近く(オーバーかも)という体格の人で、食べっぷりも飲みっぷりも豪快。

私が突き出しで一杯やっているときから、既にジャンジャン頼んでいる。

 

これは刺し身の盛り合わせ。

アジやタコぶつ、イカなんかがあったと思うけど、そのダンナさんはアッという間に平らげて、そのペースには全く付いていけない。

 

飲むのも驚くような早さで、コップ酒を水のように流し込んでいる。

スゴイね。

 

海老マヨ。

私が海老マヨが好きだということで頼んでくれたものだが、ワタクシ、まだ突き出しを食べている段階で、完全に周回遅れ。

いや、もう二週遅れぐらいかも。

 

ボケボケしていたら取り置いてくれたけど、何だかネ。

このペースの早さには全く付いて行けない。

友人の女性に、ダンナさんはいつもこんなペースなのかと聞けば、そうだとのこと。

晩ご飯も10分で食べ終わっていまうというから凄まじい。

 

これも取り置いてくれたもの。

板さんにこれって何ですかと聞けば「鮎の有馬煮」とのこと。

有馬煮なんて初めて聞くけど、甘露煮と同じか。

 

ダンさんはお酒もガンガンいっている。

何というお酒か知らないけど、日本酒らしくないラベルだったので記念撮影。

撮影はしたけど、私は飲んでいいない。

私はまだ初めに頼んだ「尾瀬の雪どけ」を飲んでいるからで、ダンナさんの飲むペースが如何に早いかお分かりだろうか。

 

これって何だったけ?

食べていないので分からない。

 

ダンさんのお酒はまだまだ続く。

このペースには完全に付いていくことを諦め、カメラマンに徹することにした。

 

ダンナさんの豪快な飲みっぷりにママは楽しそう。

これだけジャンジャンやってくれれば、ママとして嬉しいよね。

 

付いていくことを諦めてしまった私はビールにした。

ビールなら気楽に飲めるからね。

 

ダンナさんの酒と料理はまだまだ続く。

これが何だったのか、もう訳わからん。

とにかくすごい勢いなので、全てを写すことも出来ない。

 

これは鴨ロース。

それにしてもこの凄まじい食欲に驚く。

あ、彼女も私もほとんど摘まんでおらず、ダンナさん一人で食べているようなもの。

これだけ食べて飲めるのが羨ましいが、体重もそれなりになるよね。

 

私が唯一オーダーしたものがコレ。

ムツの西京味噌付けを焼いたもの。

 

立派なムツを捌いていたのでどうするのかと聞けば、西京味噌付けにするとのこと。

板さんから漬けたものがありますよということだったので、焼いてもらったのだが、これが超絶美味。

ムツは油の乗った魚なのだが、その油を西京味噌がうまい具合にゆるめて、とてもいい味になっているのだ。

 

付き合ってくれた彼女も、コレ美味しいわ、ということでダンさんにも摘んでもらえば、アッという間に完食。

ダンナさんは正に ”鯨飲馬食” といった按配でタメが無く、料理や雰囲気を楽しむ余裕が持てなかったのが残念。

 

店も混んできて騒がしくなってきたのでお開きにしたが、料理も良さそうだしお酒も揃っているから、また来たい店だ。

 

小料理屋 豆庵-駅南店

 

ただし次はゆったりとしたペースでやりたいもの。

 

帰りがけにちょっと覗いた店では思いがけない出会いがあったが、個人的なことなので書けない。

世間というのは広いようで案外狭いもの。

だからこそ人の出会いというのが面白いのだけどね。

 

今夜も楽しかった、ごちそう様でした。

 

 

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