真夏日には辛いものをで、「かつさと」のカツカレー【豊田市】

真夏日には辛いものをで、「かつさと」のカツカレー【豊田市】

 

 

台風が通り過ぎても台風一過とは行かず、相変わらず熱帯地域のような暑く湿度の高い日が続いている。

まだ7月なので暑いのも当たり前なのだが、流石に暑いのにも飽きてきた。

 

そんな暑い日には辛いものもいいのではと、カレーを食べに行ってきた。

向かったのはカツ丼がウリの「かつさと 豊田宮町店」。

ちょうど近くまで来る用件があり、それもここへ寄った理由だ。

 

1時過ぎという時間だからか、店は空いていた。

と思ったら直後に建設現場の人たちのグループが来店し、一気に賑やかに。

最初の画像に写っている小型のダンプカーは、その人達の車。

 

彼らの頼み方が見事で、ロースカツ定食のダブル盛りにトン汁大盛りとか、ジャンボカツ丼にご飯大盛りといった具合で、さすが働く男の ”男メシ”。

こんな豪快な頼み方は如何にも ”直球勝負” といった感じで、聞いていても気持ちがいい。

 

それと彼たちの飲む水が半端ない。

テーブルには満タンにされた氷水がウォーターピッチャーで置いてあるのだが、6人がガブ飲みすればアッという間に空っぽ。

店員さんがお代わりのピッチャーを持って行ったけど、現場の人たちの「水ばっかり飲んで悪いねェ」に、水ぐらいじゃんじゃん飲んで下さいヨで、なんか楽しい。

そりゃこれだけ暑い外の現場仕事なので、飲む水の量も半端ないよね。

 

それに引き換え私の頼むものなど当たり前過ぎて、面白くとも何ともない。

ま、それが普通と言えば普通なのだが。

 

今日はカレーと決めて来ているので、カレーの決め打ち。

カツカレー(790円)の一本勝負だ。

 

「かつさと」はランチメニューも充実していて、600円でカツ丼に一品付くのもある。

それに比べるとカツカレーはちょっと高いが、それだけカレーはコストが掛かっているのだろう。

 

他には定食のセットもいろいろとある。

食べたこと無いけど、エビフライ定食なんかも美味しそうだ。

ただし850円とこの店では高級な部類になるが、世の奥様方のランチに比べれば如何程の事もないか。

 

建設現場の人たちの ”男メシ” オーダーで、忙しそうな厨房。

4人のスタッフで回しているが、スタッフは全員が女性。

今は女性がいなければ、店も回らないご時世なのだ。

 

そんな忙しい中でも、手際が良いので待たされるようなことは無い。

待つことなく運ばれてきたカツカレー。

お皿から溢れんばかりに掛けられたカレーが、食欲をそそる。

 

もちろんこの店のウリのカツも、キレイに揚がっている。

超粗目の生パン粉で揚げられていて、食感は ”サクッ” で、これが旨い。

 

ご飯の姿が、何処にも見えないほどにタップリと掛けられたカレーのルー。

早速「イタダキマ~ス」。

 

食べればコクと辛味の効いたカレーで、旨い。

但し誰でも合うような甘口のカレーではなく、辛口の大人のカレーで、お子ちゃまはムリ。

 

辛口と言っても単純に辛いのではなく、フルーティーな味も感じられる深淵な味なのだ。

簡単に言ってしまえば美味しいのヒトコトなのだが、複雑で深い味。

トンカツ屋のカレーとしては、上出来なのではと思う。

 

それとこの店のキャベツが旨いのには、いつも感心する。

カツカレーにも添えられているが、とにかく旨いのだ。

キャベツ自体が旨いのか切り方が上手なのか、その両方なのか分からないが、これほど美味しい千切りのキャベツを他で味わったことがない。

 

看板にもキャベツのことが掲げてあるぐらいなので、よほど自信があるのだろう。

そういえば「かつさと」の創業地は、愛知県の田原市。

 

田原は渥美半島の街で、今はトヨタ自動車などが進出して工業のイメージもあるが、実は農業の盛んな地域。

メロンやキャベツなどが有名で、確か農業出荷額では日本一のはず。

 

なので「かつさと」のキャベツは、特に品質がいいものを使っているのかもしれない。

何れにしても美味しいキャベツで、これも私が「かつさと」へ来る理由の一つだ。

 

かつさと 豊田宮町店(食べログ)

 

「かつさと」のカツカレーとキャベツが美味しかった。

今度は ”エビフリャ~” でいってみましょうかネ。

美味しかった、ごちそう様でした。

 

 

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