カニの風味たっぷりの「カニカマの天ぷら」が美味【自宅】
- 2020.07.17
- 家飲み/家食べ
奥殿の背筋の痛みは続ているようだ。
というより背筋の痛みをかばうためか、腰の方まで痛くなってしまったとか。
そんな状態なので、この日も私がコックを務めることになった。
コックをやることはいいが、何を作るかが問題。
経験値の低い ”素人コック” なので、作ることの出来るものが少ないのだ。
奥殿の要望は、鱈(タラ)が残っているのでそれを使って欲しいとのこと。
タラと聞いて真っ先に浮かぶものは「天ぷら」。
天ぷらなら揚げるだけで済むから、意外に簡単にできる。
それに天ぷらは元々私の担当なので、タラを天ぷらにすることにした。
だけどタラは少ししか残っておらず、四切れしか取れない。
これではちょっと少ないから、カニカマも揚げて容量アップを図る。
カニカマは前回揚げてみたら、思いの外、美味しかった。
なので今回は倍増させた。
他にはタマネギやエリンギなどで、これはレギュラーなもの。
タマネギはバラけてしまうので楊枝で刺してあるけど、上手く刺せない。
楊枝を刺す段階でバラけてしまうのだが、刺し方があるのだろうか。
これで具材の用意はできた。
次は衣の準備だ。
衣はいつものように市販の天ぷら粉を使う。
市販の天ぷら粉は、粉と水の量だけ間違わなければ簡単に衣が出来る。
と言うか、これがないと私では衣が作れない。
衣が出来ればあとは揚げるだけ。
170℃の油でジュワー。
揚がった見極めが出来ないのが素人の悲しいところで、タマネギを揚げ過ぎてしまい、少し焦げてしまった。
タマネギ以外はそこそこ上手く出来たと思うけど、それにしても盛り付けが下手なことは相変わらずだ。
他にトマトスライスのサラダも用意し、こんなセットで完成。
”素人コック” が担当しているので、料理屋のようにキレイにセットが出来ないけど、家ならこんなものか。
何はなくともビールだ。
ビールを飲むために料理を作っている、と言っても過言ではない。
これがあるから面倒な料理もガンバレるというものだ。
奥殿の要望のタラの天ぷらは、美味しく揚がっている。
タラとか海老、穴子などのような淡白な味の魚は、天ぷらによく合うと思う。
これがアジやサバのように旨味の強い魚だと、天ぷらするとそれが強くでてしまい、魚臭い感じになってしまう。
それが不味いということではないが、上品なイメージではない。
天ぷらには淡白な魚が合うのは、このためではないだろうか。
タラも美味しいけど、カニカマの天ぷらがやはり美味い。
揚げたことによってカニカマの表面がカリッとし、中はシットリでとても旨い。
それとカニの風味が前面に出てくるので、本物の蟹の天ぷらを食べているように錯覚してしまう。
本物の蟹は高くて簡単に買えないけど、カニカマなら遠慮なく買える。
それを揚げるだけでここまで美味しく味わえるのだから、これでいいではないか。
カニカマは今では外国にも輸出していて、世界中で食べられている。
やはり安くて美味しいものはどこでも受け入れられるもので、カニカマを発明した日本人が素晴らしい。
タラがメインのつもりの天ぷらだったけど、カニカマの天ぷらにすっかりお株を奪われてしまった。
天ぷらの話しばかりになってしまったが、サラダもある。
サラダに使っているトマトと赤玉ねぎは、奥殿が友人にもらったものとか。
長雨で野菜が値上がりしているので嬉しいと、奥殿が言っていた。
ありがたい限りだ。
素人コックの私が作った晩ごはんだったけど、美味しかった。
ごちそう様でした。
奥殿の背筋の痛みが治らないと、明日も私が作ることになりそうだけど、明日も天ぷらでいっちゃう?
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