冷凍の食材を使うのは手抜きではなく「手間抜き」【自宅】

冷凍の食材を使うのは手抜きではなく「手間抜き」【自宅】

 

私の家では冷凍の食材を多用する。

冷凍食材やレトルト物を使えば、家では作れない料理でも味わえるからだ。

 

奥殿によればカニクリームコロッケなどは、手間がかかってとても面倒とのこと。

だけど冷凍食材を使えば、家でも簡単にクリームコロッケが出来る。

 

もちろんプロが作る物に比べれば味は落ちるだろうけど、そこそこ美味しくて、私にはこれで十分。

揚げるだけなので直ぐに出来るし、それに安上がりに済むからね。

 

こういった冷凍食材を使うことを「手抜き」として嫌う方も居られるようだが、私は全然気にならない。

味の素のホームページに、冷凍食材を使うことは手抜きではなく「手間抜き」とあったけど、私もそう思う。

 

子育てや仕事などで忙しいのに、ご飯を手作りで用意するのは大変なこと。

それでも美味しい物は食べたいから、そんな時は冷凍食材を使って時短を図ればいいと思う。

それが忙しい現代人の ”手間抜き” だと思う。


 

そんな大袈裟な理由は無いけど、今夜は冷凍の鯵フライでいってみた。

用意したのはコレ。

用意したと言っても袋から出しただけだけどね。

 

鯵フライに混じって俵形のものがあるけど、それはカニクリームコロッケ。

一個だけ余っていたので、ついでに揚げることにしたもの。

 

冷凍物なので揚げるだけで出来てしまう。

油を切って盛ればハイこ通り。

鯵フライの完成だ。

 

揚げ物担当の私の仕事はここまでで、他は奥殿が用意してくれたもの。

これは厚揚げの煮物。

最近、煮物があまり出なかったから、久しぶりだ。

厚揚げの他に肉団子やソーセージも入っていて、美味しそう。

 

切り干し大根の煮物もある。

切り干し大根は、干したことによって大根のうま味がギュッと凝縮され、生の大根より旨さが濃くなる。

それを煮物にしたものは、やはりうま味が濃くて美味しい。

 

干した物は美味しさがアップするだけでなく、日持ちもするようになる。

これは魚や肉の干物も同じで、天日に干すだけで保存食にもなるし、それにうま味も増すのだから、干すことは素晴らしい ”発見” なのだ。

 

フライと煮物という和洋折衷のセット。

こんなセットで晩ご飯のスタートだ。

 

晩ご飯といっても、飲むことから始まるのはいつものこと。

これが無いと始まらないからね。

 

グイッといけばコレが旨い。

初めの一杯は特に美味しくて、この一杯がタマラナイのだ。

 

揚げたてで熱々の鯵フライがビールによく合う。

鯵フライとしてはちょっと小ぶりだけど、肉厚なのが嬉しい。

 

冷凍の鯵フライといっても、ファミレスなどでも同じ様な冷凍物を使っているのだから、店で食べるものと大差ない。

わざわざ外食に出かけなくても、この程度のものなら家でも味わえるのだ。

しかも格安で。

 

久しぶりの煮物も美味しい。

甘じょっぱく味付けられた厚揚げから、ジュワッと滲み出る味がいい雰囲気。

 

この味なら冷めても美味しいと思うけど、今のように寒い時はやはり熱々が旨い。

おでんにも通じることだけど、厚揚げは冬が似合う。

 

こんな感じで飲み進めれば、締めはカレーライス。

しかも家では珍しい牛肉を使ったビーフカレー。

牛肉は他の料理に使うつもりが、赤身が多くて固そうだったから、それでカレーにしたとか。

 

ビーフカレーにはビーフカレーの旨さがあるけど、豚肉のカレーも好き。

牛肉より豚肉のほうが旨味があると思うからだけど、このあたりの好みは個人差がある。

どちらにしてもカレーは美味しいから、好きだけどね。

 

このカレーにしても市販のカレールーを使って作るから、調理の補助食品を使っていることになる。

手作りでカレーを作ろうと思えば、とんでもない手間がかかる。

 

そんな手間のかかるカレーなんてとても作れないけど、カレールーを使えば簡単。

これを手抜きという人はいないだろうが、 ”手間抜き” とは言える。

冷凍やレトルトの補助商品を使えば、美味しいものが手軽に作れて、ありがたいことだ。

 

今日もそんな ”手間抜き” のご飯が美味しかった。

ごちそう様でした。

 

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