594円を無駄にしたけど、ちゃんと直った台所の扉

594円を無駄にしたけど、ちゃんと直った台所の扉

 

突然外れてしまった台所の扉。

原因は丁番(蝶番)が壊れたためで、直すには丁番を交換するしかない。

 

このシステムキッチンのメーカーは松下電工(現・パナソニック電工)なので、そこのホームページで探したけど、すでに廃盤になっていて部品の在庫はないとのこと。

30年近く前の製品だから、部品がないことは仕方ない。

 

かといってこのまま諦める訳にはいかない。

直さないことには扉無しになってしまい、格好が付かないからだ。

 

こんなときに頼りになるのがインターネット。

ネットで検索すれば、多種多様の丁番が山のように出てきて、余計に混乱してしまう。

山のようにある丁番の中から、外れてしまった丁番に合うものを探すのは至難の技。

 

同じものではなくても互換性があればいいのだが、それさえもさっぱり分からない。

画像検索ではよく分からないので、丁番を交換した人の話をネットで探してみることに。

 

ブログの世界には様々な情報が溢れているもので、扉の丁番を替えた人の話もあった。

それを読んでみれば、私と同じように古い丁番が壊れたけど部品が無く、互換性のあるもので対応したとある。

 

ご親切に互換性のあるパーツのホームページも記されていて、喜び勇んでそのホームページへ飛んでみた。

そこには丁番が付いていた扉の穴の直径を測れば、探せるとある。

 

この一言で勇気百倍!

明るい兆しが一気に開け、直る予感がしてきた。

 

さっそく穴の直径を測れば 35 mm。

その他にも扉の重なり具合で、「かぶせ」とか「半かぶせ」というチェック項目があったけど、それらをチェックして再びネットで部品を探してみた。

 

高いものから安いものまで様々あったけど、頼ったのは Amazon。

35 mmの半かぶせタイプで594円。

Amazon のプライム会員なので送料は無料で、しかも翌日配達と言うから、こういう時は本当に助かる。

速攻で頼んだのは言うまでもない。


 

で、翌日到着したのがこの部品。

2個セットというのは、丁番を上下とも交換する必要があるので、2個必要なのだ。

 

今まで付いていたものと比べてみれば、大きさはこの通り違う。

上が今までのもので、下が新しいもの。

 

互換性があるとはいえ、これでちゃんと付くのか心配だけど、心配していても始まらない。

今のままでは扉がつかないので、やるしかないのだ。

 

扉側に付けるスライド丁番と、受けとしてのフックはご覧の通り。

左側の平べったいものが受け側で、右側の丁番をドア側に取り付け、ワンタッチでフックに引っ掛ける構造。

ドア側は簡単に付けられるけど、受け側は慎重に位置決めをしないとハマらなくなる。

 

その前に、今までの丁番で位置を確認してみた。

外していた丁番を付け、受け側のフックにハメてみれば、なんと付いてしまうではないか。

エェッ??、どういうこと?

 

今まで何度やってもフックが引っかからず、外れてしまっていたのだが、不思議なことにちゃんと付くのだ。

キツネにつままれた感じだが、付くのなら何の問題もない。

 

スライド丁番についている板バネが効かず、それでフックが掛からなかったのだけど、板バネをドライバーでごちゃごちゃやっていて、板バネが元に戻ったのかもしれない。

あれほど付かなかったものが、こんなに簡単に直ってしまうとは。

 

壊れた原因も分からなければ直った理由も分からないけど、付けば問題は解決。

今まで通りちゃんと扉が開け閉めできるから、これでいいのだ。

 

自動的に Amazon で買ったスライド丁番の出番は無くなった。

出番がなくなって594円が無駄になってしまったけど、全然気にならない。

これのお陰で今までの丁番が使えることになったとも言えるのだから、金額以上の働きをしてくれたと言える。

 

この丁番はこのままお蔵入りになるけど、出番がないことがいいこと。

次に出番が来るのは丁番が壊れた時だから、それはそれで困ったことだから

 

いずれにしても扉が元通りになって、ご同慶の至り。

さ、今から祝杯だ。

 

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