ひとり飯も手を抜いてばかりいると男の質が落ちる

ひとり飯も手を抜いてばかりいると男の質が落ちる

 

この日は訳あって奥殿がいない。

奥殿が家出したとかではなく、実家に用があり出かけているのだ。

 

そのため晩ごはんを自分で作らないといけない。

ご飯は時々作っているから作ることは苦にならないが、自分だけのご飯となると緊張感がなくなる。

 

料理家の栗原はるみさんが、料理は誰かに喜んでもらうためにあると言っていたけど、全くそのとおりで、自分だけのご飯だとその喜びがなく、緊張感も無くなってしまうのだ。


© LEE

自分一人だけが食べるとなると、ご飯を作るモチベーションが続かず、何だっていいということになる。

主婦の皆さんの昼ご飯が、朝の残り物とかで済ますことが多いのはそのためなのかも。

 

モチベーションがなくなると、作ることが面倒くさくなり、コンビニ弁当で済ませちゃえとなりかねない。

たまにはそういう手抜きもあるだろうけど、そればっかりだと生活がダラける。

これはご飯だけに限らず、自分一人だけだと、休日は着替えもせずに一日を過ごしたりする。

 

誰にも会わないから、それはそれでいいとも言えるが、メリハリは無い。

中には、顔も洗わず、部屋着のままでコンビニで弁当を買ってくる人もいるらしい。

 

スーパーでも「それ寝間着だろ」という男を見ることがある。

洒落て来いとは言わないが、部屋着で外出するのは見苦しいし、それよりそんな格好では男としてのプライドがないではないか。

 

こうしたダラけた生活が当たり前になると、女性にモテない冴えない男になる。

男のひとり飯しと言っても、ちゃんとしないと男の ”質” が落ちることにも繋がるから、疎かにできないのだ。


 

この日は揚げ物にしてみた。

カニクリームコロッケとチキンカツのミックスフライ。

コロッケもカツも私では作れないので、冷凍モノを使う。

 

170℃の油で4~5分揚げれば、ハイ出来上がり。

冷凍モノを揚げただけなので、ちゃんと作ってますと威張って言えないところだが、コンビニ弁当で済ますよりは上等か。

 

オニオンスライスやおつまみのメンマも出して、ビール。

グイッといけばいつもと変わらぬ美味しさ。

 

カニクリームコロッケもチキンカツも上手に揚がっていた。

家で揚げれば揚げたてが食べられるのもいいところで、やはり揚げ物はアツアツが旨いからね。

 

このメンマはラーメン用のものだけど、おつまみとしてもいい感じ。

シャキシャキとした歯ごたえに、甘じょっぱい味が楽しめる。

 

それにしてもこれが竹とは俄に信じられない。

竹を食べるのはパンダだけかと思っていたが、人間も食べるのだ。

 

竹をここまで美味しく変身させてしまう、中国料理の奥深さに恐れ入る。

さすが5000年の歴史を誇る中国だけのことはある。

 

一人で飲んでると、どうしてもピッチが早くなってしまう。

食べる飲む、食べる飲むの繰り返しで、途中に会話が入らないからだ。

同じ一人飲みでも、居酒屋ならカウンター越しのママと適当に会話を挟めるけどね。

 

〆はいなり寿司。

奥殿が作り置いてくれたもので、小ぶりな稲荷寿司はつまみにもなるしご飯にもなるから重宝する。

 

ここ愛知県はコロナのまん延防止が延長になり、まだしばらくの間は外飲みが制限される。

たまたま飲む話があり、予約をしようと居酒屋へ電話をすれば、昼間のテイクアウトしかやっていないとのこと。

 

居酒屋でも飲めず、ましてや美人と食事もできないとは。

早くコロナも明けて欲しいものだし、プーチンが始めたバカな戦争も早く終わってもらいたいものだ。

 

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

ブログ村のランキングに参加してます⬇


にほんブログ村 料理ブログ 今日作った料理へ
にほんブログ村