女性と飲んで見栄を張るのも男の ”美学” なのでは
- 2022.05.03
- 豊田市内
![女性と飲んで見栄を張るのも男の ”美学” なのでは](https://i0.wp.com/toyota-gourmet.info/wp-content/uploads/2022/05/05-20220429-1109-1.jpg?resize=890%2C500&ssl=1)
ゴールデンウィークの夜、ある女性と一杯に行ってきた。
彼女とは仕事の関係で10年近くの付き合いになるが、彼女の異動により今は間接的な繋がりしかない。
時折メールでやり取りする程度の線の細い関係だけど、飲むことは続いていた。
それがコロナのために飲む機会が激減し、年に一回ぐらいしか飲まなくなってしまった。
今回も1月に飲む予定だったのがコロナのため延び延びになり、GWになってようやく実現したもの。
行った店は豊田市駅の近くにあるレストランバー「1109」。
ここは彼女のお気に入りの店で、彼女と飲む時は大抵この店だ。
女性を待たせるのはマナー違反なので、待ち合わせ時間より前に店に着けば、店の前で彼女と鉢合わせ。
いつも感心することだけど、彼女は時間厳守の人。
彼女が時間に遅れるのを見たことがなく、そしてそれは仕事をきちっと進める彼女の姿でもある。
この店に限らずカウンター席があればカウンター席を選ぶ。
今夜ももちろんカウンター席で、特にバーとなればカウンター席が特等席なのだ。
座ってから気づいたことだが、バーマン(バーテンダー)がいつものバーマンと違う。
前のバーマンは若いバーマンだったけど、研究熱心でお酒の知識も博学で、語りも楽しかった。
そして羽生結弦くんに似ていて、羽生結弦が大好きな彼女のお気に入りのバーマンでもあったのだ。
彼女は一言も言わなかったけど、そのバーマンに会えなくて内心はガッカリだったのではと思う。
それはさて置き、まずは乾杯。
綺麗に注がれたカールスバーグ。
キメの細かい泡も美味しく、彼女からも美味しいとのこと。
居心地のいい店で美女と飲めば、美味しいビールがより美味しくなるのは事実だ。
ここはバーではあるけど食事のメニューも充実していて、そしてどれも本格的で美味しい。
ちょっと小寒い夜だったので、先ずはピザから。
鮮やかなヒョウ柄の焼き目が付いているのは、美味しいピザの証し。
マルゲリータは彼女のリクエスト。
トマトの酸味とチーズのコクが合わさって、実に美味しい。
バーなのにこれほど旨いピザが出るのは驚きだが、この店にはピザ窯があるのだ。
ピザ窯まで備えたバーは、他では見たことがない。
半端なピザ屋のピザよりも旨いのは、このピザ窯のためかもだが、何れにしても美味しくて上等なピザだ。
生ハム。
ピザの付け合せとしてバーマンに勧められたものだけど、付け合せのレベルではなく、単品としても立派な盛り。
この生ハムも旨く、ビールからカクテルにスイッチ。
モスコ・ミュール。
ウォッカベースのカクテルで、モスコ・ミュールの意味は「モスクワのラバ」。
ロシアがウクライナに戦争を仕掛けているこんな時に、ロシアの酒を飲むのに気が引けたけど、モスクワを飲んでやれとオーダー。
彼女からはお酒に罪はないヨとのこと。
言われてみればその通りで、プーチンは憎いがお酒やモスクワには罪はないからね。
そんな話からウクライナ戦争の話になり、なんと彼女の知り合いにウクライナの女性がいるとのことだ。
その女性は首都のキーウに住んでいるとのことで、避難もせずキーウに留まっているという。
その女性とはメールでやり取りしていると言うので、ウクライナ語でと聞けばまさかとのこと。
英語でやっているという。
英語でやり取りするのもスゴイねと言えば、パソコンの自動翻訳機能を使っているとのこと。
自動の翻訳は下手だけど大体の意味は伝わるというが、便利な世の中になったものだ。
キーウの女性からは今は落ち着いているけど、一時はミサイルの爆発音がとても怖かったと。
21世紀の今、大国ロシアが攻めてくるなんて想像すらしなかったけど、これが現実。
戦争と平和、国を守るというのはどういうことかなど、飲みながら深い話をしてしまった。
ブラッディ・メアリー。
これもウォッカベースのカクテルだ。
レモンとミントのような青物を添えるものと思っていたが、飾りのない姿はトマトジュースのようで色気が無い。
バーマンによって作り方見せ方が違うところだけど、このバーマンの落ち着きのない所作を見ると修行中なのかも。
前のバーマンが懐かしい。
彼女とは仕事や恋の話、芸術(絵)や本のことなど多岐に渡って話が広がったけど、彼女の博学ぶりにはいつものことながら驚かされる。
美女と飲めるだけでも嬉しいが、こうした深い話ができる女性と飲むのは知的にも楽しい。
知的な美女と飲むのは男の私も磨かれるもので、美女に負けないように内面を磨いて ”男の色気” を醸さないとと思うが、これが難題。
実力以上のことは出来ないけど、こうして外で素敵な女性と飲むことは外面にも気を使うから、例えそれが ”見栄” であっても男を進化させることになる。
そしてそれは家飲みでは決して味わえないことで、それが外飲みの醍醐味なのではと。
そんなこんなで味わい深い「1109」での一杯だったけど、お開きに。
次の予定が立てられないけど、またやりましょう。
美味しかったし楽しかった。
ごちそう様でした。
ブログ村のランキングに参加してます⬇
にほんブログ村
-
前の記事
サラダチキンは手間いらずで、忙しい朝にピッタリ 2022.04.28
-
次の記事
風薫る五月の連休は、家の手入れと掃除と片づけで 2022.05.06