真夏日に汗をかきながら味わう豚骨ラーメン

真夏日に汗をかきながら味わう豚骨ラーメン

 

奥殿の好きな料理といえば、天ぷらにたらこパスタ、そして手羽先の甘辛煮。

どれも私の担当のものばかりだけど、それが美味しいと言う。

 

私の担当のものが好きなのは、何か ”裏” があるのではと勘ぐりたくもなるが、それはそれ。

身内とはいえ、自分で作ったものを他の人が評価してくれるのは嬉しいことなのだ。

 

その言葉に 乗せられて 励まされて、この休日の午後もせっせとアテを作ることにした。


 

この日作るのは手羽先の甘辛煮。

普段はあまり肉類を食べない奥殿だが、どういう訳か手羽先の甘辛煮は好きなのだ。

使う手羽先は冷凍物で、前の日から解凍していたというから、この日に作ることを前提にした ”確信犯” か。

 

手羽先の先端部分は切り落としてしまうから、正確には手羽中になるのかもだけど、手羽先に切れ込みを入れれば下準備は完了。

味付けはすき焼きのタレに丸投げで、使う量は 100~120g。

水は足さず、唐辛子を入れて煮つめる。

 

沸騰したら弱火にし、途中でひっくり返しながら20分ほど煮込めば出来上がり。

一晩寝かせた方が味が染みてより旨くなるけど、せっかく作ったのでこれで一杯にすることに。

 

餡かけの卵焼きとサラダを添えてセット完了。

私が用意すればご飯のオカズではなく、飲みのアテになるのは必然。

それとサニーレタスをやたらと使っているけど、青物を添えると見栄えがいいからね。

 

何はなくとも先ずはビール。

グイッといけばやっぱり旨い。

最近は気温が高くなり、ますますビールが旨くなる。

 

作ったばかりの手羽先の甘辛煮。

やはり味がまだ染みていないようで、味が若い。

不味いということでは無いけど、しっとりと熟した味わいが無い。

 

この辺りは恋をして磨かれた ”大人の女性” の方が魅力的なのと同じ。

って、例えが悪いか。

 

あんかけの卵焼きもいい感じで、ツマミになる。

卵焼きは火加減ひとつで焼き上がりに大きな違いが出る料理で、簡単なようで難しい。

私はフライパンに火が入ったら火を止め、予熱で卵に火を入れて半熟の卵焼きにしている。

 

それと健康には悪いかもしれないが、多めの油で焼くとフワトロに仕上がる。

卵焼きは奥の深い料理で、作り手の技量次第で上等な料理にもなるが、素人の私ではこれが精一杯。

だけど餡をかけることによって美味しさが数段アップし、これが美味しいのだ。

それと大きな声では言えないけど、餡をかけることで多少のミスも誤魔化せるからね。

 

切って盛っただけのサラダ。

サッパリしているので、今日のような気温の高い日にはよく合う。

 

こんな感じで飲んでいれば、飲みタイムは終了。

ご飯にしたいが白いご飯がないという。

 

パスタかと思ったけど、朝もパスタだったから別のもので。

何にしようと話していれば、豚骨の生ラーメンがあるとのこと。

 

それがこれ。

美味しそうなのでこのラーメンで締めることにしたけど、飲んだあとにラーメンとは完全に飲みのパターンだ。

 

そうそう、ラーメンも私の担当なので私が作ることに。

結局この日は朝のパスタ、アテの手羽先、そして〆のラーメンと全部私が作ってるが、これが人生か。

 

生ラーメンといっても、作り方はインスタントラーメンと一緒。

麺を茹でて器に盛るだけのことだ。

 

アッという間にできる。

メンマとわかめをトッピングして出来上がり。

 

味はどうかと食べれば、これが塩辛い。

豚骨というよりも塩味といった感じで、スープはとても飲めない。

 

もう少し豚骨の味が効いてると嬉しいけど、これはこういう味のラーメンなのだろう。

麺は細麺で美味しかったから救われたけど、それにしても塩味は強かった。

塩味が強いからか汗をかいてしまったが、これは気温が高いせいかも。

 

温度計を見れば 32℃ もあるという真夏日。

汗をかくのも当たり前で、汗をかきながらの夏のラーメンもいいよね。

 

だけど湿度は 25% しかないから、爽やかな初夏の雰囲気。

こんな爽やかな日に一杯飲んで、そしてラーメンで締めるのは幸せだ。

 

今日は朝から一日中コックを務めてしまったけど、美味しく飲めてよかった。

ごちそう様でした。

 

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