柳生 博さんを思い出して作った「ソーセージ・エッグ・カレー」
- 2022.06.03
- 家飲み/家食べ
この日の晩ご飯はカレーライス。
いつものレトルトのカレーだけど、それをかけただけでは味気ない。
どうしようかということで、思い出したのがヴィラ・アフガンのカレー。
ヴィラ・アフガンというのは八ヶ岳の麓にあるカレーハウスで、甲斐大泉(今は山梨県北杜市大泉)にある店だ。
店は魔女が住むような古めかしい洋館で、実に入りにくい雰囲気。
実はこの店に行こうと思ったのではなく、この店の隣りにある(100mほど離れているが)八ヶ岳倶楽部が目的で、八ヶ岳倶楽部の周りを歩いていたらこの店が目に留まり、それで寄った店だ。
その日、八ヶ岳倶楽部に着いたら、玄関前の落ち葉を竹ぼうきで掃いているオジサンがいた。
そのオジサンさんを見れば、ナントあの俳優の柳生 博さん!だったのだ。
後から知ったことだけど、この八ヶ岳倶楽部は柳生さんの自宅を兼ねた店で、八ヶ岳の森を再生するために山林を買い、長い月日をかけて森を整備してきたとのこと。
そんなことも知らずに、柳生さんと記念写真まで撮ってしまうというミーハーな我々だったけど、柳生さんから「店から森へ続く道がありますからどうぞ行ってみてください、気持ちいいですよ」と。
そんな自然を愛する柳生さんだったけど、残念なことに今年の4月にお亡くなりになられた。
見ず知らずの一見の客にすぎない我々に対しても、優しく接してくれた柳生さんの顔が目に浮かぶが、ご冥福を祈るばかりだ。
八ヶ岳倶楽部を訪ねたその日は、息子さんの柳生真吾さんにも会うことができたけど、その慎吾さんは2015年に先立ってしまわれ、残された博さんはどれほど無念なことだったかと。
そんな思い出のある八ヶ岳倶楽部なのだ。
ここでは名物のフルーツティーを飲んだのだけど、私、フルーツティーなるものを知らず、初めて飲んだのがここ。
これがそのフルーツティーで、フルーツのエキスが紅茶に溶け、実に美味しい一杯だった。
その後、店の周りをブラブラしてたどり着いたのが、カレーハウスのヴィラ・アフガンという訳。
ヴィラアフガンで食べたのはベーコン・エッグ・カレー。
名前の通りベーコンと目玉焼きを乗せたカレーだけど、これがめちゃめちゃ美味しかった。
ベーコンといっても手のひらほどもある大きなベーコンで、しかも分厚い。
すごく美味しかったけど、隣の席のライダーが頼んでいたのがソーセージ・エッグ・カレー。
ベーコンがソーセージに置き換わったもので、それも実に美味しそうだったのだ。
で、次はそれにしようと決めてはいるけど、甲斐大泉は遠くて、なかなか行けないでいる。
⇒ ヴィラ・アフガンの紹介記事 (FINDERS)
そんな柳生 博さんとヴィラ・アフガンを思い出して作ったカレーがこれ。
ソーセージをトッピングしたカレーは何度も作っているけど、それに目玉焼きを乗せたもの。
カレーは一食60円!という激安のレトルト物だけど、こうして盛れば立派なソーセージ・エッグ・カレーに変身。
ヴィラアフガンのソーセージはこんなものではなく、20 センチはあろうかと言うビックなものだったけど、家にはそんなソーセージはないから、いつものソーセージで代用。
それでも雰囲気はバッチリ。
食べればいつもと変わらず美味しいけど、目玉焼きの黄身を潰してカレーと混ぜれば、卵の旨味がカレーに混じり合って極上の味に。
うどんでも蕎麦でも卵を入れると味が高級になるのと同じで、カレーにも卵を合わせると上等な味になるのだ。
今日は柳生 博さんを思い出して作ったカレーが美味しかった。
ごちそう様でした。
それより季節もいいから八ヶ岳倶楽部とヴィラ・アフガンに行っちゃう?
カレーを食べに行くにしては遠いけどね。
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