新しい寿司屋の可能性を感じる「すし8」

新しい寿司屋の可能性を感じる「すし8」

 

この日は寿司屋で一杯やってきた。

店は「すしはち」という数字混じりの変わった名前の店で、豊田市駅の近くにある。

聞けば去年の12月にオープンしたというから、ニューフェイス。

 

オープンして一ヶ月ほどなので店は綺麗。

この日は居酒屋の元ママとの二人飲みなので、カウンター席をチョイス。

 

ママが電車に乗り遅れたとのことで、メニューを見ながらお先にビールをオーダー。

飲む前に時間があると、事前にメニューの組み立てのシュミレーションが出来ていい。

 

寿司屋なので寿司があるのは当然。

意外に安く思えるけど「定番の二貫」や「いつもの二貫」は、出てくるのは2貫なので値段は2倍になる。

それに比べ下段の「厳選三貫」は三貫の値段なので、表示されている値段そのままというややこしい価格体系。

 

こちらはツマミのメニュー。

焼き物や揚げ物もあるようだ。

 

先ずはビールから。

銘柄が好きなサッポロの ”黒” なのが嬉しい。

 

突き出し。

入れ物の中には生きた海老(車海老?)が入っているとか。

度数の高い焼酎で気絶しているので、殻をむいて食べて下さい、とのこと。

 

ワタクシ、生きた海老を食べることが出来ない。

以前、中華料理屋で同じように海老が出されたことがあるけど、生では食べられずに焼いてもらったことがある。

 

海老だけではなく白魚のお踊り食いとか、生きたアワビを焼くのも食べられない。

生きたものを食べるのは残酷な感じがして、無理なのだ。

ここはママが来るまで放置しておくことにして、だし巻き卵を頼んだ。

 

これは寿司に塗る醤油の刷毛はけ

この店の寿司は基本的に醤油が塗ってあって、それで足りなければこの刷毛で醤油を足して下さいとのこと。

江戸前の寿司ということだけど、こんな形で醤油が出されるのは初めてだ。

 

それと寿司はワサビが入っていないと言う。

所謂サビ抜きの握りで、これはちょっと残念。

 

お子ちゃまの寿司ではあるまいに、サビ抜きとはネ。

別皿でワサビが付くらしいが、これも時代ということか。

 

アッという間に出されただし巻き卵。

こんなに早く出てくるのは、もしかすると作り置きを温め直して出しているのかも。

 

食べればやはりそのようで、熱い感じではなくぬるい。

そのためか出汁の風味も飛んでしまっていて、美味しくなかった。

 

そうこうしていればママが登場。

早速カンパイ。

画像を撮っていないことに気付いて、もう一度カンパイをした画像なので、グラスのビールが減ってしまっている。

 

元ママに突き出しの海老のことを伝えれば、あら美味しそうと、平気で海老を剥き始める。

女性は強い!

私は無理と伝えれば、剥いてあげるというけど、生きたままの海老が食べられないのだ。

 

ということで、板さんに頼んで焼いてもらったのがコレ。

オォ、美味しそうでないか。

 

これを見たママが、私も焼いてもらえばよかったと。

やっぱり海老は赤いのがいいよね。

 

こんな美味しい寿司を味わえば、お酒が飲みたくなるのは自然の成り行き。

この店は多くのお酒が揃えられていて、嬉しい。

しかも全品580円と値打ちなのもありがたい。

 

この中から選んだのは三重県の「噴井ふきい」。

お酒はデキャンタ風の瓶で出された。

 

瓶にはタグを付けられていて、なかなかオシャレ。

コップで出される店が多い中、やはりお酒は猪口で飲むのが上品。

 

三貫盛りのまぐろ尽くし。

凝った握りの寿司だ。

 

とろサーモン。

美味しい寿司だけど、ワサビが抜いてあるのが残念。

仕方ないのでワサビを乗せて食べているけど、やはり寿司にはワサビが欲しい。

 

イカ。

美味しいけど、醤油を塗ってワサビを乗せてとやる事が多く忙しい。

 

ママとの会話が弾んで飲むタイミングがなく、ようやく二本目のお酒に。

二本目は「神の井」。

地元愛知県のお酒だけど、初めてのもの。

ママも初めてとのことで、地元のお酒でも知らないものはまだまだある。

 

真鯛と塩昆布の巻き物。

変わった巻き方で、明らかに見せることを意識した寿司。

食べればこれが美味しく、いい感じだった。

 

ネギトロ軍艦だったと思うけど、記憶が曖昧。

ママの話がメッチャ面白く、余り覚えていないのだ。

 

赤海老?。

画像は残っているけど、これも食べた記憶がない。

 

アジ。

これはよく覚えている。

とても美味しい鯵の握りで、私の中ではこれが今日のイチ押し。

 

〆はしめサバ。

駄洒落になってしまったけど、しめサバで締めた。

 

久しぶりにカウンターで味わう寿司が美味しかった。

ただしサビ抜きとか見せることを意識した握りがあったりで、伝統的な寿司屋とも違う。

 

新しい寿司屋の姿を模索中なのかもしれない。

今後の可能性を感じる「すし8」だった。

 

寿司酒場「すし8」(ぐるなび)

 

これで会計は二人で7千円ちょっとだったから、安いのでは。

また寄りたい店で、ごちそう様でした。

 

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