包丁もまな板も使わずに作った晩ご飯

この日は奥殿が夕方まで用事があり、晩ご飯は私が用意することに。

食事の用意はしばしばやっているので苦にならないが、気が乗らないこともある。

この日がそんな日で、料理する気が乗らない。

こういう時は外へ食べに行けばいいのだが、出先から帰ってくる奥殿にメールすれば、家に帰ってまた出かけるのが億劫とのこと。

言われればご尤もなことで、ここは頑張って作ることに。

ただし気が乗らないままなので、手間のかからない ”手抜き料理” で作ることにした。

手のかからない料理といえば、冷凍食品や作り置きの料理を使うのに限る。

ということで用意したのは、冷凍物の餃子にシュウマイ。

餃子はフライパンで焼くだけでできるし、シュウマイは電子レンジで温めれば完成。

今日の餃子は大阪王将の餃子で、水も油もいらないことに加え、フタも不要とのこと。

早速フライパンに餃子を並べて焼き始めれば、これがちゃんと焼けるから不思議。

火加減さえ気をつければキレイに焼ける。

お皿に盛ればこの通り。

羽根つきの餃子が簡単にできた。

シュウマイはもっと簡単で、軽く水に付けたシュウマイをお皿に並べ、ラップして加熱するだけ。

タッパーに保存してある千切りキャベツを添えて盛れば、いい感じのシュウマイになる。

彩りで添えたニンジンもタッパーに保存してあるもので、改めて作ったものではない。

そして作り置きの肉じゃが。

これも小鉢に盛って、電子レンジで温めただけ。

他にお豆やなめ茸などの三点盛りを並べ、セット完了

チクワは料理バサミで切ったので、結局このセットを用意するのにまな板も包丁も使わずにできてしまった。

それでもそこそこ ”絵” にはなっていて、手抜き料理には見えないのでは。

用意ができれば早速ビール。

いつもと同じように旨い。

奥殿に、今日はまな板も包丁も使わずに用意したと言えば、とてもそんな風には見えないとのこと。

私が用意したので多少のお世辞を含んでいるかもだが、確かにそんな風には見えない。

そしてこれが美味しい。

水も油もフタも不要という大阪王将の餃子も、何の不満もない味と食感。

フタもせずにここまで皮をしっとりと、そして羽根をパリッと仕上げるのは大したもの。

こんな手間いらずで美味しい餃子がたったの200円ほどで買えるのだから、助かる。

作り置きの肉じゃがも、時間が経ったことで味が ”しゅん” で美味しい。

作り置きで置いておく時間は、料理を美味しくする時間と言えるかも。

こんな感じで一杯が済めば、締めのご飯に。

ご飯はお餅にした。

昨日のキムチ鍋のスープが少し残っていたので、そこへお餅を入れて雑煮にしてみた。

それに肉じゃががとても美味しかったので、おかわりも。

とこんな感じでまな板も包丁も使わずに、晩ご飯が終了。

焼いたり温めたりはしたけど、簡単に済まそうと思えば出来るもの。

そしてそれが意外なほどに美味しかったのだ。

今日も美味しくて、ごちそう様でした。

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