ミステリアスな「宮前地下街」【瀬戸市】
- 2014.10.27
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瀬戸の蕎麦屋「志庵」で旨い蕎麦食べたあとは、街をブラブラしてみる。
知らない街をブラつくのは、思わぬ出会いとか発見があって、好き。
「志庵」の目の前の、瀬戸川にかかる記念橋。
瀬戸物の町らしく、橋の欄干には陶芸作家の作品が展示されている。
真ん中のラップが巻かれてるのは、最近盗難にあったためとか。
悪いことをする奴はどこにでもいるもの。
記念橋の名前が、何を記念したもかは知りません。
歴史と伝統のある街らしく、こんな和菓子屋があった。
屋号は「川村屋」。
わらび餅と栗きんとんがこの時期のウリの様子。
大きな立派な店で、風格を漂わせてる。
何軒も並んでる瀬戸物の店の中でも、一際目を引く建物。
三階はどういう部屋なのか、興味津々。
店内は茶碗だらけ。
観光客ばかりではなく、子供連れの地元の奥さんたちも気楽に食器を選んでる。
こんな環境に住んでいると食器を見る目も自然と磨かれ、そしてその食器に盛る料理も磨かれるということに繋がるのでは。
多治見、土岐、瑞浪、それにここ瀬戸などは、陶器の一大産地。
田舎っぽい街にもかかわらず、気の利いた飲食店が多いのは、昔から良い器に囲まれて育った影響なのかも、と思う。
ここは名鉄の尾張瀬戸駅。
駅の他に飲食店なども入居してる複合ビル。
この規模だと全フロアが埋まるのか心配になる。
バブリーなイメージ。
瀬戸の街のイメージに合ってるとは思えない。
今となっては珍しい、アーケード付きの商店街があった。
その名も「銀座通り商店街」。
昔は日本全国至る所に「銀座」の名前の付いた商店街があったもの。
そう言えば豊田市にもあったけど、いつの頃からか無くなってしまった。
シャッター商店街にならないように頑張ってるのがよく分かる。
さっきの立派な複合ビルが冷たく感じるとすれば、この商店街は温もりを感じる。
人間の感性には、こちらのほうが合ってると思うのは、私だけか。
ところでこのマネキン(案山子?)は、何かのイベントため?
ここにも居ます。
ハローウィンではない感じで、何のためかは不明。
更に進むと、ディープな飲食店街があった。
屋台がそのまま店になったような長屋。
車の向きもアチャコチャの路駐で、東南アジアのイメージもする。
昼営業の焼きそば屋は、満席。
更にミステリアスなのは、この商店街の名前。
「宮前地下街」!
地下街って、ここ地上ですが、、、
ミステリアスで、常人では近づき難いディープな雰囲気。
この商店街の角にある「うなぎ田代」。
間口4mほどの小さな店で、店内も思いっ切り狭そうだけど、待ちの客がいっぱい。
お湯を七輪で沸かしてるところなど、昭和を通り越して、明治・大正だ。
こんなに繁盛してるということは、うなぎが旨いのでしょうか。
夜営業の串焼き屋とか一杯飲み屋が開けば、ますます怪しい雰囲気が漂いそう。
浜松のchihiさんならいけるイメージだけど、、、
それにしてもディープな飲食店街。
この後、こんなところにも寄り道。
チラッと見えるのは古い瀬戸電の電車とか。
鉄ちゃんではないので、詳しいことは不明。
尾張瀬戸駅の昔の駅舎で、今の駅ビルより素敵。
このまま使ってれいれば名所になったのに、残念。
陶器工場を移築したもの。
ノスタルジック。
宮前地下街のインパクトがあり過ぎで、ミュージアムは何も感動せず。
それよりも宮前地下街そのものが、”生きたミュージアム”のようなもの。
瀬戸市、、、伝統と深みのあるところで、こんなに楽しい街とは知らなかった。
近い所なので、志庵の蕎麦を食べつつまた行きたい街です。
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