ツーリング気分で「元善光寺」のご開帳へ【長野県飯田市】
今年は七年に一度の善光寺のご開帳の年。
七年前は長野の善光寺までかっ飛んで行ったけど、今年はその時間がない。
どうしようかと思案してて思いついたのが、飯田市にある元善光寺。
飯田ならR.153の下道でも2時間半ほどと近いし、それにR.153はツーリングコースなのでバキューンと行ってきた。
元善光寺と善光寺は縁の深いお寺で、その関係は下記に詳しいのでそちらを。
今から1,400年前にこんなことがあったなんて驚き。
それはともかく絶好の好天に恵まれ、爽やかなツーリング日和。
一時間ちょっとで長野県根羽村にある道の駅ネバーランド着。
稲武までは車が多いが、稲武を超えた辺りからは道も空き快適なツーリングを楽しめる。
時間も9時前ということで、店は開店準備中。
画像には写ってないけど、軽トラのおじさん達が野菜などを運んで来ていた。
治部坂峠、寒原峠とかっ飛んで、2時間プラスで飯田の元善光寺に到着。
ガードマンの誘導に従って難なく駐車出来たけど、帰る時はかなり渋滞していたから、時間によっては手前の臨時駐車場に置いたほうが早いし楽。
それと駐車代金も宝物殿の入場料も、ご開帳期間中は無料という太っ腹。
ここら辺りは観光寺院とは一線を画してる感じ。
その代わりと言っては何だけど、その分お賽銭をはずんでおいた。
急な階段を昇った先の本堂前に建てられてる「回向柱」。
回向柱から伸びる綱が本堂の仏様に繋がっていて、この柱に触れることで御本尊様に触ったと同じ御利益があるのだとか。
我々は軽く触れただけだけど、中には両手で拝むように触れてる敬虔な方もいる。
ありがたい回向柱。
それにしても蒼くきれいな空だ。
ここが本堂。
本堂の中は撮影禁止なので、画像はここまで。
本堂の中は意外と広く、またその後ろに宝物殿もあり見どころが多い。
本堂下には「戒壇巡り」というのがあり、真っ暗(本当に何も見えない)な中を手すりを伝わっていき、中間点にある「幸せの鍵」に触ると幸せになれるというもの。
これが実に楽しい。
本堂の下に伸びる階段を降りて行くとすぐに真っ暗闇になって、何も見えない。
子どもたちはキャーキャー言うし若い女性の悲鳴も上がる。
私は簡単に鍵に触れることができて「あ、これが鍵か」と話したら、前の女性が「え?どこですか」とバックして来て私の手をつかんで、どれですかと探ってくる。
その女性の手を誘導してコレですよ案内してあげたけど、なんせ真っ暗闇で、その女性がどんな人だったか見られなかったのは残念。
もしかしたら年配の女性だったかもしれないから、暗闇でよかったのかも、、、
外へ出たら何かいい気持ちになってるのが不思議。
さっきまで怖いよ~と言って半べそだった子どもたちが、もう一回行ってくる、と自信満々になってるのが可笑しい。
こちらは臨時に作られた休憩所。
お茶に団子とかで、神社で言えば露天の店のようなもの。
お爺さんやお婆さんたちの社交の場。
テーブルもあるから軽く飲めるしね。
もう一度回向柱に触れて食事に行きます。
そんなに信心深くはないのだけど、なんか楽しい元善光寺のご開帳だった。
車に戻って、ランチをどこへ食べに行くか奥殿と相談。
候補の店は三つ。
ケーキ屋が始めた「ビストロ美城」、トンカツの「三匹のこぶた」、洋食の「グリル洋食屋」の三店。
三匹の子ぶたのトンカツは旨いけど、何度も行っているからパス。
ビストロ美城は、カワイイ系の店のようでチャラい感じがどうもと、奥殿が却下。
残ったのは「グリル洋食屋」で、スマホにナビを任せてレッツ・ゴー。
元善光寺から10分ほどで着いた「グリル洋食屋」。
ケバさのないシックな外観で、既に美味しそうな雰囲気が漂ってる。
看板もお洒落な感じ。
知っていないと見過ごしてしまいそうなほど、さり気のない佇まい。
この店では信州牛のステーキをオーダーしたけど、コレが美味しかった。
長くなってきたので、この続きは次回ということで。
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