再び行ってきた蕎麦屋「志庵」【瀬戸市】
- 2014.11.02
- 愛知県(豊田市を除く) 日本酒
奥殿が急須を割ってしまった。
で、急須が欲しいということで、焼き物の産地の瀬戸市へ行きたいと言う。
瀬戸といえば、旨さにシビレた蕎麦屋「志庵」があり、当然そこにも寄ることに。
車で40分弱で「志庵」着。
相変わらず、スタイリッシュな外観。
掃除が行き届いていて、頗る綺麗。
アプローチ。
中から外を見たところ。
余計なデコレーションが無く、とてもスッキリしている。
ゴミ一つ落ちていない。
今日はカウンター席をチョイス。
この画像だけ見れば蕎麦屋には見えず、お洒落なダイニングバーの雰囲気。
女性の一人客が多いのには、驚かされる。
蕎麦屋には珍しいオープンキッチンで、業務用の厨房機器がズラリ。
後ろ姿は奥さん。
見た目も実際も若く、パッと見には大学生の感じ。
彼女は揚げ物専門で、かき揚げや天ぷらを次々に揚げてる。
ムダのない動きで、揚げてる姿にエレガントさも漂う。
メニュー。
この中から「志風膳」を。
奥殿はこちらのメニューから「冷蕎麦の三種盛り」
右上のものだけど、画像が欠けてしまった。
真っ先にやってきたのは「志風膳」の三種盛り。
品のいい瀬戸織部の器。
左からブリの刺し身、れんこんのナントカに生麩の揚げ物。
ブリは油の枯れたサッパリした身。
どの料理もとても旨いから、当然酒をいきます。
スッキリとした吟醸酒で、ドライな味。
私には辛く感じたので、改めてメニューを見てみたら、超辛とある。
フルーティーで吟醸香の漂う系統の酒が好きなので、普通は辛口の酒は頼まないけど、辛口の酒でも芳醇な感じの酒があることを、初めて知った。
間違えて頼んでしまったけど、たまには間違えてみるのもいい経験。
自家製の豆腐。
豆乳タップリでプリプリな食感。
塩が振ってあり、塩味と豆乳がよく合う。
豆腐がこんなに新鮮に感じたのは、初めて。
この店独特の鮨。
寿司飯の上にとろろが掛けてあり、更にマグロに味噌を合わせたもので味付けがしてあるという、手の込んだ作り。
とても旨い。
前回、イクラと味噌が合わせてある、と書いたのは、マグロと味噌の間違い。
桜えびのかき揚げ。
このかき揚げと天ぷらは、ほとんどの客が頼んでる。
天丼というメニューもあるほどなので、名物なのでしょう。
〆の蕎麦。
二八の盛り蕎麦。
非常に繊細でビシッと締められた蕎麦が旨い。
それにしても旨い蕎麦。
これだけの蕎麦を出す店は、そうは無い。
奥殿の三種盛りの冷蕎麦。
かき揚げ、野菜天、おろしの三種盛りで、ビジュアルがとても綺麗。
揚げ物とおろしに天つゆがよく合い、それに蕎麦が絡まってとても美味しかったとのこと。
これはこれで美味しいけど、蕎麦そのものを味わうには、やはりざる蕎麦が一番とも言っていた。
デザート。
自家製のプリン。
上に載ってるのはゼリーで、ゴマのように見えるのは炒った蕎麦(そば茶)。
濃厚なプリンにこの香ばしいそば茶がとても合う。
素敵なセンスのデザート。
天ぷらも蕎麦前もとても美味く、それぞれが高いレベルで揃っていて破綻がない。
それに何と言っても蕎麦そのものが旨い。
こんなうまい蕎麦を作ってくれたのが、この人。
余計なことは言わないけど、きちっと 受け応えしてくれるプロの料理人。
有名な蕎麦屋にありがちの威張った態度とか、客を見下したような傲慢さとは無縁な人で、人柄の良さが偲ばれる。
とても好感の持てるマスター。
兵どもが夢の跡、、、
居心地のいい空間で旨い蕎麦が食べられるとてもいい店で、お客さんも落ち着いた感じの人が多い。
次は夜に行きたいけど、飲んでしまうから誰か乗せてって。
この後は今日の主目的の急須を探しに、ちゃわん屋さんへ。
長くなってきたので、その話は次回に。
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