幻想的な美しさ「おんたけ自然湖のカヌーツアー」(前編)【長野県王滝村】

ふるさと割のチケットをゲットして向かった「おんたけ自然湖のカヌーツアー」。
9:30からの午前の部では、出かけるのが朝早いからと午後の部で予約した。
午後の部は13:30からなので、自宅を8:00に出発しても余裕で着いてしまうから、途中にある道の駅に寄り道しながら行く。
それにしてもR.19は道の駅が多い。
ここは先週も立ち寄った道の駅「賤母」(シズモ)。
先週ここで買った芋がらがの質が良かったからと、再び寄ることに。
奥殿によればこれほど良い物はなかなかないとのこと。
もう一つお目当ての物がある。
それはソーセージ。
このソーセージが旨いのよね。
撮影をしていたら ”煙で心霊写真にのようになっていない?” と笑わせてくれる。
フレンドリーな売り場の兄さんの受け答えが楽しい。
一本400円とそこそこの値段はするけど、間違いなく旨い。
こちらはピザ屋。
食べようかと思ったけど、この値段ではちょっとね。
旨いのかもしれないけど高過ぎる。
手作りなのはわかるけど、それでもやはり高い。
今回も見送りということで。
急ぐことはないから特に飛ばすこともなくR.19を北上。
それでも時間があるから御岳湖から行くのをやめ、遠回りの開田高原側から回りこんでいく。
ここは木曽温泉の前で、この辺りの紅葉はもう一息という感じ。
木曽町の開田高原から、自然湖のある王滝村に下りてきた。
王滝村中心部から奥へは、こんな1~1.5車線の道を進んでいく。
この道は最奥地の滝越集落で行き止まりで通行量は少ないが、紅葉の時期なので、中高年のカメラマンや観光客などの、狭い道に不慣れなドライバーがいるので慎重に進む。
王滝村中心部から20分ほどで着いた「おんたけ自然湖」。
自然湖に着いて最初に飛び込んでくるのがこの風景で、目を見張る美しさ。
素晴らしい。
車を駐車場に、と言っても路肩の広い部分に停めてカヌーの基地へ。
歩いている道は森林鉄道の線路跡。
受付を済ませ、カヌーの乗り方やパドル(オール)の使い方などのガイダンスを受ける。
こういうことをすると落水しますよ、と注意をしてるのがここの主催者の二宮くん。
根っからの自然派志向のナイスガイ。
私のカヌーには、許可を得て動画撮影用のカメラを取り付けてある。
どんな映像が撮れるかここのスタッフも興味津々の様子。
さあカヌーに乗り込みイザ出発。
ヒョー、気持ちいい。
パドルの漕ぎ方を忘れてしまっていたけど、すぐに体が思い出す。
それにそれほど難しいことではない。
奥殿も順調に漕ぎだしてる。
ここが最下流部で、1984年に起きた御嶽の地震(長野県西部地震)のため御嶽山が崩落し、その土砂で王滝川がせき止められた場所に出来たのがこの自然湖。
30年も経っているので木が生えて、森に戻りつつある。
当時はいまよりもっと土砂の高さがあり、水深も5mほど深ったそうであるが、道路も冠水して通行不能だったため、せき止めていた土砂掘り下げ今の水位にしたとのこと。
今度は最上流部へ上っていく。
右のカヌーはガイド。
ここらあたりの紅葉の色づき具合はこの程度。
ガイドの話によると、一週間後ぐらいが今年の紅葉のベストではないかとのこと。
上の画像のトンネルは森林鉄道のトンネル跡で、水位を下げるまでは冠水していたところ。
どんどん上流へ遡っていく。
水の音と風の音しか聞こえない、自然そのものの世界。
幻想的な風景が広がる。
湖面が鏡のようになってきた。
思わず美しいと呟いてしまう。
素晴らしい自然の美。
人間が作ろうと思っても作れない美しさ。
来て良かった。
ここで一度上陸しお茶タイムに。
二人乗りのカヌーはガイドが乗ってきたもの。
遅れてやってきたもう一人のツアー客は何と犬も一緒に乗っていた。
よく怖がらずに乗っているものだ。
ここで美味しいクッキーと熱いお茶で一服したあとは更に上流に上っていくけど、話が長くなってきたのでこの続きは次回ということで。
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