ノルウェーの塩さばを焼いて「日本の朝ご飯」【自宅】
初めて買って飲んだ岐阜・美濃市のお酒「百春」。
その爽やかな甘味とフルーティーさに痺れてしまい、奥殿と二人でアッという間に一升を飲み干してしまった。
こんなに旨いお酒は直ぐに無くなってしまうだろうと、いつもの酒屋へ再び買いに走った。
残りは二本しか無く、出遅れれば売り切れてしまっていたところだ。
思いついて直ぐに買いに走って良かった。
それとここで買ったほうれん草もすごく美味しかったから、それを買うのも目的。
ここのほうれん草は店のおじいさんが作ってるもので、野菜本来の旨さが味わえる。
無農薬とは知らなかったけど、とにかく美味しいのだ。
一袋にはこんなにどっさりと入ってる。
スーパーで買うよりも3~4倍は入っている。
美人な酒屋の奥さんによれば「ちょっと伸び過ぎてしまって、」とのことだが、奥殿に言わせればそんなに気になるほど伸びているわけではないとのこと。
さっきまで畑にあったものなので、採れたて新鮮そのもの。
それがこんなに沢山の量でこの値段なのだから、これ以上のバーゲンプライスはない。
ありがたく買わせてもらった。
ここの酒屋ではいつも小左衛門を買うのだが、つい先日買ったばかりなので今日はパス。
その代わり獺祭を買うが、獺祭は別の冷蔵庫にあるのでこの冷蔵庫には並んでいない。
さぁ帰ってほうれん草で一杯やりますか。
早速作ったのは ”青菜炒め”。
ニンニクを効かせた中華スープに、炒めたほうれん草を合わせただけだが、これが旨い。
何といってもほうれん草そのものが柔らかく、甘みもあって美味しいのだ。
採れたての野菜ってこんなに美味しいものかと、認識を新たにした次第。
美味しいほうれん草なので、お浸しも作ってもらう。
茹でたほうれん草に出汁醤油と鰹の削り節をかけただけだが、これがまた旨い。
堪らないほどに美味しい。
ほうれん草ばかり撮っていてお酒の画像は撮り忘れているが、もちろん百春に合わせている。
ほうれん草ばかりというのも飽きるから、魚を焼いてもらった。
焼いてもらったのはニギス。
塩焼きにしてもらったが、淡白であっさりした魚で美味しく、身離れも良くて食べやすい。
ネットで見てみたら、今が旬で一番美味しい時期とのこと。
⇒ 旬の食材百科
こんなに美味しいニギスなのに、それがたったの100円で売っていたというから驚き。
ピッカピカのニギスが7匹で100円だなんて、原価はどうなっているのだろか。
安いのはありがたいが、この価格では生産者の生活が成り立たないのではと、心配になる。
今日はほうれん草にニギスと、今が旬の物で一杯やってとてもいい気分。
素晴らしく美味しかった。
で、翌朝の朝ご飯。
ノルウェー産の塩さばがあるからと、鯖の塩焼きがメインの朝ご飯。
この鯖が油ノリノリで実に旨い。
本当に驚くほど油が乗っていて、焼いている最中から油がジュワジュワと滴り落ちている。
国産の鯖でここまで油が乗っているものを見たことがない。
前にも書いたが、国産なら何でもが美味しいというのは単なる神話だ。
もちろんほうれん草も出してもらう。
色艶もいいね。
これが ”日本の朝ご飯” といった雰囲気。
ごく普通の朝ご飯だけど、私にはとても贅沢な朝ご飯に感じる。
贅を尽くした高級な食材ではなくても、旬の食材を合わせただけでご馳走になる。
しかも格安で。
食べることについて、何か考えさせられるような朝ご飯だった。
美味しかった、ご馳走様でした。
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