山深いカフェ「base camp Coffee」(ベースキャンプ カフェ)【長野県中川村】
陣馬形山でアルプスの素晴らしい展望を堪能し、下界へ戻る途中に見つけたのはこの建物。
看板が見当たらないので何の店か分からなく、道路から見ていたらマスターらしき男が左側にある黒板に何やら書き始めた。
”エブリバディ ごきげんな一日を” 、、ますます訳が分からなくなった。
ちょうど山菜を抱えた子ども達がいたので、 何の店?と聞けば喫茶店だよとのこと。
喫茶店なら一服していこうか、ということで寄ったのが上の画像だ。
ところで山菜を抱えた子ども達が続々と集まって来るので、今日は何なのと聞けば、子供会の行事で山菜を集めて売るのだとか。
我々の地域で子供会が廃品回収をするのと同じことだろうが、子供でも簡単に採れるほど山菜が豊富ということなのだろう。
子ども達と話していたら役員さんたちも集まってきて、今から仕分けして喫茶店にも置かせてもらうから買ってネとのこと。
もちろん買わせてもらうつもりだったが、我々が帰るまでには仕分けが終わらず、残念ながら今回はパスしてしまった。
後から考えれば、仕分け前の状態でそのままで買ってしまえば良かったか。
それはそうとカフェだ。
店はこんな感じで手作りっぽいが、チープという感じではない。
このマスターと美形なママでやっているらしい。
そうそう、看板が見当たらなかったが、店名は Base Camp Coffeeという。
メニュー。
メニューは至って普通。
食事もできる。
里山のランチプレートにも惹かれたが、陣馬形山でサンドイッチを摘んでいたのでコーヒーだけにした。
水がうまい。
湧き水なのだろうか。
コーヒーは一杯づつ入れるのでちょっと間がある。
その間に写真を撮らせてもらう。
ちょっとした雑貨も扱っている。
こちらは藍染め?の服。
自然派志向のようだね。
コニカのC35。
調べてみれば50年ほど前のカメラで、名機とのこと。
状態が良さそうなので今でも現役かもしれない。
フィルムからデジタルへとカメラの中身は大きく変わったけど、外見は殆ど変わっていない。
光をレンズで集めるという原理は同じということだ。
このミシンはオブジェだろう。
RHYTHMとあるが、ミシンといえばSINGERとかbrotherぐらいしか知らない。
そう言えば昔見たミュージカル ”屋根の上のバイオリン弾き” で、娘のために父親がミシンを買ってきて、司祭にご祈祷をお願いする場面がある。
その場面で司祭が ” リッカー・シンガー・蛇の目” と祈るので、大笑いしたものだ。
店にはビートルズがいい音で流れていたが、オーディオはコレ。
スピーカーも含めてどう見ても手作りだが、真空管アンプにiPodが組み合わせてあるのが面白い。
こんな小さなセットでも素晴らしい音を響かせているのに驚かされる。
” 田植人” 募集のチラシ。
田植えも今ではイベント感覚で参加できるのね。
珈琲ができた。
マグカップで出されたコーヒーは癖がなく飲みやすい味。
極小のお皿に乗せられたお菓子。
なんだったかは忘れてしまった。
田舎の喫茶店にありがちなベタッとした触れ合いではなく、サラッとした応対がいいと思ったが、これは受ける側の個人差があるかもしれない。
◆ 店舗情報 (情報は確認してください)
店名 : base camp Coffee (ベースキャンプ カフェ)
住所 : 長野県上伊那郡中川村大草2145-3
電話 : 090-9747-1695
営業 : 11:00~17:00 / 金曜定休
⇒ 食べログ
ネットで調べてみたら、この夫婦は農的な暮らしに憧れて北海道から移住し ”半農半カフェ” という生活を始めたのだそうだ。
夢を実行しているのは素晴らしい。
この方面には滅多に来ることはないが、次に来るときにはランチや手作りの干し柿も食べてみたいものだ。
ごちそう様でした。
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