交通系カードの ”manaca” が使える「松屋」で牛鍋膳【豊田市】
- 2018.11.30
- 豊田市内
牛肉が食べたくなった。
それもステーキのような高級な牛肉ではなく、牛丼がいい。
あの甘じょっぱいタレがジュワっと染みた、厚さ数ミリという薄切り肉の牛丼が食べたいのだ。
そんな欲望を満たすべく向かったのが、松屋。
松屋では「牛丼」と呼ばずに「牛めし」と言うが、大差ない。
厳密には吉野家の「牛丼」と松屋の「牛めし」では違いがあるのだろうが、その辺りは牛丼フリークの方にお任せする。
メニューを見れば「牛鍋膳」という魅力的な物がある。
しかも550円というから意外に安い。
もちろん牛めしよりは高いが、驚くほど高いものでもない。
牛鍋が550円ならと、急遽「牛鍋膳」に方針変更だ。
で、券売機で食券を買うのだが、現金以外にSuicaのタッチパネルが付いている。
Suicaと言えば JR東日本が発行する交通系のカード。
私が持っているのは名鉄系のmanaca。
交通系のカードは相互利用が可能なので、物は試しと券売機にmanacaをかざしてみれば、ピピッと支払い完了。
何のことはない、manacaも使えたのだ。
電子マネーだとお釣りが無いから、お釣りの小銭で財布が膨らまないのがいい。
今は現金から電子マネーへの過渡期だろうけど、いずれ電子マネーでの決済が大半を占めるようになるのは間違いない。
使えばこれほど便利なものはなく、電車も切符を買わずに乗れるのは当たり前だけど、コンビニなどでも使えてとても便利なのだ。
店には12時前に入ったので空いている。
この店にはテーブル席もある。
グループ客などにはいいだろうが、一人で来て他の人との相席はとてもじゃない。
お一人様はやはりカウンター席がいい。
ここのカウンター席は対面式だけど、真ん中に目隠しの仕切り板があるので、前に他のお客さんが座っても気にならない。
お一人様にはこの ”個食感” がいいのだ。
牛鍋膳が運ばれてきた。
鉄鍋に盛られ、それに固形燃料で温められていて本格的。
御飯と味噌汁も付いてくる。
牛鍋には味噌汁は無くてもいいと思うけど、松屋はカレーにも味噌汁がついていくるから、これがウリなのかも。
味噌汁はともかく、牛鍋に卵は外せない。
これは生卵だけど、半熟卵の仕様もあるから好みで選べばいいかと。
半熟卵でも値段が変わらないのは珍しいのでは。
食べればこれがいい感じの牛鍋で、ファストフードの鍋とは思えない出来の良さ。
薄切りの牛肉に、すき焼きのタレが絡まって実に旨いのだ。
牛肉の脂身が絶妙に旨く、カロリーとかダイエットということを度外視すれば、肉の旨味は脂にあると言っていいのでは。
それに薄切り肉というのは失礼で、この薄さが旨い。
これが倍の厚さの肉だと、これほどは旨くないと思う。
この辺りは松屋が研究した結果で、これが一番美味しい厚さなのだろう。
そういう意味では ”薄い肉” ではなく、”美味しい薄さ” なのだ。
固形燃料で温められているから、最後の最後まで熱々で食べられるのも嬉しい。
具材の少なくなった最後の方では鍋が沸騰していた程なので、燃料も十分。
肉もタップリあって足りないということは全く無いが、もっと肉が食べたい向きにはプラス140円(690円)で肉増しにもできる。
それに別売り(80円)でうどんもあるとのことなので、肉増しにしてうどんで〆れば立派な牛鍋御膳の出来上がり。
そうなるとビールが欲しくなる、って、そこまでやってはランチの域を超えて宴会だ。
ここはファストフードの店なので、やはり程々に。
⇒ 松屋HP
それにしてもこの牛鍋膳は旨かった。
これからは寒い冬に向かっていくから、牛鍋膳で暖まるのもいいね。
美味しかった、ごちそう様でした。
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