Amazon Music を古いオーディオで再生させてみた

Amazon Music を古いオーディオで再生させてみた

 

私の仕事場に、使っていない古いオーディオのセットがある。

いつ買ったのかすっかり忘れてしまったが、10年以上前なのは確実で、もしかすると20年ぐらい前かもしれない。

 

昔は CD でBGMを流していたのだが、CD の時代も終わり、今はスマホで聞く時代に。

そんな状態なのでこのオーディオも全く使わなくなり、オブジェと化していた。

 

スマホでBGMを流すと言っても、スマホ本体のスピーカーでは音質も貧弱だし、音量も圧倒的に足りない。

スマホのスピーカーでは、ラジオのニュースを聞く程度のことぐらいしかできない。

 

そこで Bluetooth スピーカーを使っているのだが、このスピーカーの音質にも飽きてきた。

尤も仕事中にBGM として流している程度のことなので、音質をとやかく言うことはないのだが、それでも音質が良いに越したことはない。

 

かといって何万円もする高級なBluetooth スピーカーを買う気はない。

BGM として流しているだけで、音楽を ”聴く” というレベルの話ではないからだ。

 

そこで目を付けたのがこのオーディオセット。

本体はパナソニック製なのに、スピーカーはソニーという訳のわからないミステリアスなセット。

どうしてこんな組み合わせになっているのか今となっては調べようもないが、音はちゃんと出るから問題はない。

 

問題なのはスマホとこのオーディオセットを、どうやってつなぐかだ。

オーディオ側に Bluetooth の機能があれば簡単に接続できるけど、そんな今風の Bluetooth なんて付いていない。

 

考えられるのは Bluetooth のレシーバーをオーディオに付けて、スマホから飛ばすこと。

ただしその場合、オーディオに外部入力端子(AUX)がないと接続できない。

 

幸いなことに、このオーディオには AUX の端子があった。

この端子があれば、ここにBluetooth のレシーバーをつなぐことができる。

 

そのためのレシーバーも売られている。

こうすれば古いオーディオにスマホからBluetooth で飛ばすことができる。

 

値段はいくらぐらいするのかと調べてみれば、Amazon で3,999円。

これが高いのか安いのか分からないけど、スマホから電波を受けるだけで4千円も払うのがアホらしい。

 

他に安く上がる方法はないものかと。

よく考えてみれば、外部入力端子があるのなら、そこへ有線でつなげば音は出るはず。

 

Bluetooth を使って無線で飛ばすことばかり考えていたけど、有線で繋げば済む話ではないか。

手持ちのコードでスマホとオーディオをダイレクトにつなぎ、AUX のモードにすれば完了で、費用もゼロですむ。

 

早速やってみたのがこれ。

オォ!、ちゃんと音が出るではないか。

 

しかもBluetooth のスピーカーに比べて音が格段にいい。

いくら古いオーディオといえども、ちゃんとしたアンプとスピーカーを備えているので、Bluetooth のスピーカーとは比べ物にならないのは当然で、聴き惚れてしまいそうなほどのいい音で鳴っている。

 

配線が有線なので離れた場所からコントロールはできないけど、BGM として流しっぱなしにしておくのだから、大した問題ではない。

それにこのスマホは、私が使っていた3世代前の古いスマホで、今は Amazon Music と Radiko の専用に使っているものだから、ほったらかしでいいのだ。

これで何の費用もかけずに古いオーディオが生き返ったし、それに BGM の音も格段にレベルアップしたのが嬉しい。

 

こんなことならもっと早くやればよかったけど、今までは何とも思っていなかったので、そこまで気が回らなかったのだ。

こんなに簡単にセットできて、ご同慶の至り。

 

Amazon Music には数千万曲の曲があると言うから、BGM として流すなら曲も選びたい放題。

綺麗な音楽を流して、さ、仕事だ。

って、こんな事を仕事中にやっている私はヒマ人か。

 

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