太ネギを使ったネギの料理とラーメンでネギ三昧【自宅】
- 2019.01.23
- 家飲み/家食べ

奥殿が遅くなるとのこと。
何でもいいから晩ごはんを用意して欲しい、というメール。
任せなさい、
と言うのは目に付けていたものがあるからで、それはネギ。
深谷ねぎや下仁田ねぎみたいな太いネギが、家にあることを知っていたのだ。
実はワタクシ、ネギが好きで、奥殿が買ってきてくれていた物。
白ネギは関東が主流で、封を見れば ”茨城県産” とあるからやはり関東のもの。
しかも土付きというところがソソる。
ネギは好きだけど、それは料理されているものが好きなのであって、ネギの料理を作ったことは殆ど無い。
目の前に美味しそうなネギはあれど、それは素材であって生のままでは食べられない。
ウ~ん弱った。
こんな「弱った」な時はネットの出番。
太いネギ、レシピと入力して検索すれば、レシピの山が出てくる。
そこから「簡単」というフレーズで絞り込めば、ネギと鶏もも肉のごま油炒めというのがヒット。
鶏もも肉もあるから、これで進行ゴーだ。
先ずはネギを切るのだけど、分量が分からない。
レシピにはネギ2本と書いてあるけど、どう見ても多い気がする。
ネギは2本用意はしたけど、1本しか切らなかった。
足りなければ足せば済む話だからネ。
鶏のもも肉も適当な大きさにカット。
お酒に浸せとあるからその通りにしたけど、食べたら確かに肉が柔らかくなっていた。
理由は分からないが、肉をお酒に浸すと肉が柔らかくなるのは本当だ。
この辺りは理屈が分かっていて始めたことではなく、経験が先にあったものだと思う。
今のように科学的にタンパク質とアルコールが云々というようなことではなく、経験に基づくものでは。
先人たちが、どうしたらより美味しくなるかを追求した結果なのだろう。
思うことは昔も今も同じだ。
フライパンで鶏肉を炒め、適当に焼けたところへネギを入れて焼いたのがこちら。
味付けは、麺つゆにごま油だけ。
奥殿も帰ってきたので、早速イッパイとする。
この料理なのでお酒が合いそうと、初めからお酒でいく。
銘柄は岐阜・瑞浪の小左衛門で、常用のお酒だ。
アテが少ないが、突然の指名で作ることになったからで、こんなものだ。
とは言え、ネギの炒めものは二皿分はあるから量的には十分。
で、肝心の味だけど、これが旨い。
ネギが甘いのだ。
とてもシンプルな料理なのだが、ネギの糖度が高い感じがして美味しい。
奥殿はネギの中にある透明なゼリー状のが苦手で、それでネギは余り食べないのだが、このネギは甘くて美味しいとのこと。
甘いというのは、美味しいということになるのだろうか。
関東の人たちはネギの白いところしか食べないと聞くが、なるほどと思う。
奥殿もお代わりをしていた程なので、やはり美味しかったのでは。
〆にはご飯と味噌汁、それに漬物といういつものスタイルで済まそうと思っていたけど、肝心のご飯が無いとのこと。
ご飯は冷凍してあると思っていたようだが、勘違いしていたらしい。
ご飯がなければラーメンでいいということで、ラーメンにしてみた。
使うのはマルちゃんの ”ガラ炊き味噌”。
このラーメン、何となくネギが合いそうだよね。
ネギはまだまだあるから、ねぎ焼きをトッピングしてみることにした。
ネギがちょっと少なかったかな。
生の麺は直ぐに茹だるので忙しい。
茹で時間は僅か2分。
ネギも慌てて炒める。
やっぱり少なかったようだけど、今更だ。
ササッと盛ればハイ出来上がり。
イメージは、ネギてんこ盛りのつもりだったけどね。
それとコショーはかけ過ぎた。
食べればこれが美味しい。
やはりネギが甘くて美味しいのだ。
ネギをこの倍ぐらい入れても良かったけど、次はそうしてみる。
それほどにこの ”ネギラーメン” が旨い。
ネギを主役にした料理は殆どやったことがなかったけど、このネギなら十分に主役になれる。
脇役だと思っていたネギも主役が務まるなんて、やはり旨いネギは違う。
明日は ”ネギ焼き” をお願いしておこうか。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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