とろける旨さの牛ホルモンで久しぶりの「もつ鍋」【自宅】
- 2019.02.11
- 家飲み/家食べ
この日は観測史上最強の寒波が襲来とのことで、北海道各地で-30℃以下を記録したとか。
そんなニュースを聞けば「鍋」が食べたくなり、今日は鍋でいってみた。
ただし鍋と言っても色々ある。
たら鍋や牡蠣鍋もいいし、ブリしゃぶも美味しそうだが、今日2月9日は ”肉の日” ということで、肉系の鍋にすることにする。
肉の日にちなんでスーパーでは肉の売出し中かと思いきや、いつもの風景と何も変わらない。
肉の日は無いような雰囲気で、バレンタインのチョコレートばかりが目立つ。
力の入れ方が全く違うが、チョコレートの方が売上の貢献度が圧倒的に高いということか。
肉系の鍋にするとは決めたが、肉の鍋ってすき焼きかしゃぶしゃぶくらいしか思い付かない。
それもいいが、在り来たりで新味がない。
どうしたものかと奥殿と肉屋のショーケースを覗き込んでいれば、牛のホルモン肉がある。
もつ鍋もいいのではと、店員さんに「もつ鍋をやりたいのだけど?」と聞けば、もつ鍋ならコレがおすすめですヨと、即座に応えてくれる。
この辺りが対面販売の良いところで、作り方から一人あたりの必要なグラム数まで教えてくれるし、スープの素まで合わせてくれた。
今はどこのスーパーでもセルフサービスが当たり前で、店の人と話すことはほぼ無い。
個人的には店員さんの説明を聞きながら買い物する方が安心感があるし上質だと思うが、経費もかかるから難しいかな。
家に帰ればさっそく鍋を始める。
これが肉屋さんが勧めてくれたスープ。
ダイショーのもつ鍋のスープで、しょう油味。
味噌味や塩味もあったが、本場博多ではしょう油味が主流とのこと。
こういったことも教えてくれるので、迷わずに買い物ができて助かる。
白菜やえのき、ニラや豆腐などを入れ、こんな感じで盛ってみた。
牛のホルモン肉が立派なのがお分かりだろうか。
以前、もつ鍋専門のチェーン店で食べたことがあるが、どこに肉が入っているの?という貧弱な鍋。
仕方ないので肉や野菜などを追加追加で頼んでいれば、結構な金額(二人で一万円オーバー)になってしまったことがある。
鍋料理は ”2名様より” という場合が多く、その店もそうだったから表示されている金額の倍する。
そんなこともあって余計に高く感じたのかもしれないが、内容からすれば高過ぎで、結果再訪は無い店のひとつになってしまった。
鍋料理は材料を盛るだけで、あとは客が作る。
なので材料とマニュアルがあれば、バイト君で出来てしまう。
それに材料も高級なものは使わないし手間もかからないので、店側にとっては都合がよく、しかも原価率の低い ”儲かる” 料理なのだ。
鍋に火が入れば出来上がり。
いただきます。
食べればこれが美味しい。
しょう油味のスープに、もつ肉から出る脂が旨味となって、コクのある深い味になっている。
ニラや白菜と一緒にもつ肉を食べればとろける旨さ。
店で食べたもつ鍋よりも数段上の美味しさと言っては言い過ぎか。
肉も臭みはまったくなく、上等な牛ホルだ。
鷹の爪の辛味もいいアクセントになって、奥殿も美味しいとのこと。
本場の博多でもつ鍋を食べたことがないので何とも言えないが、この味ならかなりいい線なのでは。
合わせたのはビール。
今日はサントリーの金麦。
スーパーで ”新発売” と出ていたので、お試しで買ってきたものだ。
飲めばこれが旨い。
サブタイトルに「ゴールド・ラガー」とあるが、言われるとそんな感じの飲み味で、リッチな味。
キリンの本麒麟より爽やかな感じがする。
味は好みがあるから一概には言えないが、各社頑張っているなという仕上がり。
しかもこれが100円で買えるのだから、嬉しい限りだ。
締めはラーメンと思っていたが、ワンタンがあるというからそれで〆に。
ワンタンのメーカーなんて気にしたことがないが、袋に ”創味シャンタン” とある。
中華スープで有名な創味シャンタンが、ワンタンを出しているとは知らなかったが、このメーカーのものなら味がいいのでは。
ドバドバと全部いれてしまった。
もつ鍋ならぬ ”ワンタン鍋” だ。
ラーメンが合うと思っていたけど、ワンタンもいいね。
創味シャンタンが作ったワンタンと言っても、ガッツリとしたもつ鍋の味で食べるから味の違いは分からない。
でも美味しいからいいのだ。
久しぶりのもつ鍋だったけど、美味しかった。
それに体もポカポカと温まったしね。
この味ならこれから「もつ鍋」は家で食べるに限る。
美味しかった、ごちそう様でした。
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